はじめに
本設定は二次創作設定です。火星沖が93年にあったり、内惑星戦争が79年にあるなど原作世界線とは異なっています。
設定中で登場している元号は龍@HOBAS様よりお借りしております。
金剛型宇宙戦艦
航宙自衛隊の宇宙戦艦の艦級
金剛型宇宙戦艦(こんごうがたうちゅうせんかん、英語:Kongo-class-spacebattleship) は、日本国の航宙自衛隊が運用する宇宙戦艦の艦級。
「明嘉12年度より明嘉18年度までを対象とした中期防衛力整備計画」に基づき、明嘉14年度計画32000トン主力宇宙護衛艦として計画され、計画中は「伊号型主力宇宙護衛艦」とも呼称されており、2170年から同型艦が多数建造された。
尚本項では2200年以降建造された金剛改型及びその派生型についても解説する。
概要
設計
中期防衛整備計画は当時の仮想敵国火星との空間戦闘を想定しており、またアメリカが2132年に設計した国連宇宙海軍第2世代主力戦艦「サウスカロライナ級宇宙戦艦」を置き換えうる、国連宇宙海軍次期主力宇宙戦艦としての能力が要求されていた。
本級はサウスカロライナと同世代の英国王立宇宙海軍のオライオン級宇宙戦艦の設計を参考にされており、主砲形状など共通点も多い。
基本計画名はM-2169X
金剛型はその後、60年間に及び改良を重ねながら国連宇宙海軍及び地球防衛宇宙軍で運用され続け、ガミラス大戦後の新型艦就航までの間第1世代主力宇宙戦艦として戦後の防衛を支えた。
2192年の改装を受ける前の金剛型宇宙戦艦
船体
一世代前のサウスカロライナ級などと異なり、洋上艦の設計を模倣しておらず、オライオン級などと同じく、葉巻型の宇宙ロケットに近い形を採用しており、流体力学に則り大気圏離脱時の空気抵抗に起因するエネルギー消費を抑えた為、補助ブースター無しでの大気圏離脱が可能となった。
その造作は同世代の阿武隈型宇宙巡洋艦(村雨型宇宙巡洋艦)やガミラス戦役後の綾波型駆逐艦(記録などでは駆逐艦や護衛艦と表記)などにも踏襲された。
2192年の大改装によって艦橋構造物が大幅に改装され、射撃効率の上昇を図った砲塔一体型の艦橋に変更された。
改装は月面ティアーナベースで行われ、その際同時に村雨型の改装も同時に行われた。
しかしこの砲塔一体型の艦橋は射撃効率の向上という目的は達成することができたが、その分戦闘中の操舵をモニター一つに頼らなければならなくなってしまった。
この事が原因でブラジル連邦共和国のアキダバンがアステロイドベルトでの戦闘中、小惑星と衝突、大破するという事故が発生している。
金剛改型への改装時にカメラやセンサーも改善され、より高解像度なことに加えリアルタイムに三次元の物体配置が特定可能なソナーが追加され、その後は大きな事故は起こっていない。
(改装時に提示されたCG画像 出典:日本国防衛省 京明六年度防衛白書 より)
機関
「試製ハ号艦本イ式核融合推進缶」(※1)を搭載しており、当時としては地球最高レベルの推進性や旋回性を持っていた。
核融合の原理的にはサ号艦本式核融合推進缶と変わらないが、改良によりエネルギー変換効率が上昇していた。
波動エンジンが実用化されるまで、国連宇宙海軍の艦艇に搭載される機関はこれをモデルとしたものが多かった。
2200年以降建造された、金剛改型宇宙戦艦では2198年にイスカンダルよりもたらされた、波動エンジンを量産化した、ハ号艦本イ式次元波動缶を搭載し、速力や航続距離は核融合炉より上昇し、ワープ航法も可能になった。
しかし、小型の艦体に無理矢理搭載した為、波動エネルギーの大量消費の余波とも言うべき、微振動が一定時間続く不具合がある。
また姿勢制御装置は敢えて、駆逐艦のものを改造した物を搭載しており、強力な機関とスラスターで駆逐艦並みの機動を実現させている。
(※1):その後の量産型ではハ号艦本式核融合推進缶、タイプH核融合ジェネレーターなどと呼称された。
装備
砲熕兵器
主砲としては、初期型や内惑星戦争期に建造されたタイプは32サンチ位相光線砲を搭載し、艦首軸線砲には36サンチ超電磁加速砲を搭載していた。
またCIWSには、サウスカロライナ級などと同様に高性能22mm機関砲《カタフラクト》を2基、両舷艦橋横に搭載しているのに加え、対空火器として、61式25ミリ対宙機銃を搭載している。
ガミラス戦役勃発後の2192年の大改装によって、砲熕兵器は大きく一新された。
主砲としては、光線砲を改良した、36サンチ高圧増幅光線砲を搭載し、艦首軸線砲は火星軍の陽電子砲を小型化改良等を行った、36サンチ陽電子衝撃砲を新たに搭載したが、機関出力の都合で、チャージ中や発射直後は艦が行動不能になるという弱点も抱えていた。
艦橋が第2主砲と一体化したことで、艦橋横の機関砲を取り外さざるを得なくなり、代わりに艦体各所に91式30ミリ対宙機銃や92式125ミリ対宙機関砲等が増設された。
ガミラス戦役後に建造された金剛改型宇宙戦艦では、主機を波動エンジンに変更したことで、エネルギーに余裕が生まれたことに起因する、砲熕兵器の一新が行われた。
主砲は36サンチ陽電子衝撃砲を搭載している。
艦首軸線砲は46サンチ陽電子衝撃砲を搭載していたが、金剛改二型では、46サンチ陽電子砲でのガトランティス軍のカラクルム級戦艦に対して、威力不足ではないが、敵との物量差が大きく、効果的ではないと判断され、波動噴霧器、通称小型波動砲が装備された。
対宙火器も一新され、実弾式の対宙機銃から、対宙高角速射光線砲に更新された。
ミサイル・魚雷
ミサイル発射装置としては、69式噴進弾垂直発射装置を上下各8門、計16門搭載しており、
搭載するミサイルは艦対艦誘導弾、艦対空誘導弾など各種搭載可能。
魚雷発射管としては、艦首に520mm3連装短魚雷発射管が両舷に装備されている。
2200年以前は艦対艦魚雷のみしか搭載されなかったが、金剛改型からは対潜亜空間魚雷も搭載可能になった。
電探
艦の眼として、レーダーは艦体各所に設置されていた。
また航宙自衛隊のC4Iシステムを導入しているが、データリンクの共有などは国連宇宙海軍所属艦全てで出来るようになっている。
金剛改型宇宙戦艦では、新たにガミラスの艦船とのデータリンクも可能となった。
海上のMARSiシステムを基幹としたシステム、航宙自衛隊指揮統制・共通基盤一型システム、通称CARSiシステムなども導入しており、富士地方総監部や広島地方総監部などとの戦略の統合等が行えるようになっている。
通信装置としてはAN/WSC-69など地球圏、月面、火星圏等のリレー衛星を使った衛星通信や、BAC-11等の旧式のバースト通信機も搭載していた。
レーダーとしては、92年の改装前は、71式艦載多機能電波探信儀を搭載していたが、改装後は92式艦載多機能電波探信儀を艦橋アンテナと艦底部アンテナに設置されている。
射撃指揮装置は、改装以前は70式射撃指揮装置が搭載されていたが、改装時に取り外され、81式射撃指揮装置が、各砲塔に埋め込まれる仕組みとなった。
艦載機
両舷艦橋下に艦載機を最大1機ずつ搭載できる内火艇格納庫を備えており、偵察機や輸送機を搭載可能。
また60式内火艇を2艇ずつ搭載している。
設計当初、艦載機格納庫は艦底部に存在していたが、スペース的な問題と、重力圏での艦載機収容が困難となる為、両舷艦橋横に移設された。
艦底部の格納庫案では偵察機一機を搭載可能であった。
同型艦
航宙自衛隊
BBS-551 こんごう
BBS-552 はるな
BBS-553 よしの
BBS-554 みょうこう
BBS-555 きりしま
BBS-556 ひえい
BBS-557 ちょうかい
BBS-558 ふそう
などその他多数。
金剛型は国連宇宙海軍第3世代主力宇宙戦艦として、海外への輸出も行われており、海外では独自の艦級名をつけて運用していた。
英国王立宇宙海軍のウォースパイト級宇宙戦艦などが有名である。
金剛改型宇宙戦艦/金剛改二型宇宙戦艦/金剛改三型宇宙戦艦
2200年以降、波動エンジンを搭載した金剛改型が建造された。
著名な艦は、第八浮遊大陸攻略作戦に従軍した、ヤマト戦術長古代進の乗艦、ゆうなぎや、菊彗作戦後、退艦したヤマトクルーを収容した、わだつみである。
また土星沖海戦時には小型波動砲などを搭載したタイプも実戦投入されており、このタイプは金剛改二型と呼称された。
またガトランティス戦役後、基本設計の古さに拠る、火力不足を補うための改造型として、金剛改三型が存在しており、本級は金剛改型の船体にドレッドノート級宇宙戦艦の主砲と艦橋を装備したもので、とてもアンバランスで不安定な事に加え、金剛改型が搭載している小型波動エンジンでは長時間の戦闘に参加できないという欠点が生まれた。
金剛改型宇宙戦艦
金剛型宇宙貨物船
民間企業向けとして開発された。宇宙貨物船
本タイプは、民間向けに2180年以降に建造されたタイプで、軍事機密となる部分を削がれ、武装の撤去、貨物積載機能の搭載などの改造が行われている。機関は2200年以前は発動機製造株式会社のNA-54型核融合推進缶を搭載している。
2195年以降ガミラス戦役によって軍の建造が最優先され、本級の建造は行われていなかったが、2200年以降、南部造船などが建造を再開し、民間企業できさらぎ型宇宙輸送船と共に運用されており、主機は艦本イ式核融合推進缶を搭載している。
本級は内惑星航路用として木星圏まででの運用を想定しており、ヘリオポーズを越えることは困難とされている。
金剛型宇宙貨物船
本設定は二次創作設定です。火星沖が93年にあったり、内惑星戦争が79年にあるなど原作世界線とは異なっています。
設定中で登場している元号は龍@HOBAS様よりお借りしております。
金剛型宇宙戦艦
航宙自衛隊の宇宙戦艦の艦級
金剛型宇宙戦艦(こんごうがたうちゅうせんかん、英語:Kongo-class-spacebattleship) は、日本国の航宙自衛隊が運用する宇宙戦艦の艦級。
「明嘉12年度より明嘉18年度までを対象とした中期防衛力整備計画」に基づき、明嘉14年度計画32000トン主力宇宙護衛艦として計画され、計画中は「伊号型主力宇宙護衛艦」とも呼称されており、2170年から同型艦が多数建造された。
尚本項では2200年以降建造された金剛改型及びその派生型についても解説する。
概要
設計
中期防衛整備計画は当時の仮想敵国火星との空間戦闘を想定しており、またアメリカが2132年に設計した国連宇宙海軍第2世代主力戦艦「サウスカロライナ級宇宙戦艦」を置き換えうる、国連宇宙海軍次期主力宇宙戦艦としての能力が要求されていた。
本級はサウスカロライナと同世代の英国王立宇宙海軍のオライオン級宇宙戦艦の設計を参考にされており、主砲形状など共通点も多い。
基本計画名はM-2169X
金剛型はその後、60年間に及び改良を重ねながら国連宇宙海軍及び地球防衛宇宙軍で運用され続け、ガミラス大戦後の新型艦就航までの間第1世代主力宇宙戦艦として戦後の防衛を支えた。
2192年の改装を受ける前の金剛型宇宙戦艦
船体
一世代前のサウスカロライナ級などと異なり、洋上艦の設計を模倣しておらず、オライオン級などと同じく、葉巻型の宇宙ロケットに近い形を採用しており、流体力学に則り大気圏離脱時の空気抵抗に起因するエネルギー消費を抑えた為、補助ブースター無しでの大気圏離脱が可能となった。
その造作は同世代の阿武隈型宇宙巡洋艦(村雨型宇宙巡洋艦)やガミラス戦役後の綾波型駆逐艦(記録などでは駆逐艦や護衛艦と表記)などにも踏襲された。
2192年の大改装によって艦橋構造物が大幅に改装され、射撃効率の上昇を図った砲塔一体型の艦橋に変更された。
改装は月面ティアーナベースで行われ、その際同時に村雨型の改装も同時に行われた。
しかしこの砲塔一体型の艦橋は射撃効率の向上という目的は達成することができたが、その分戦闘中の操舵をモニター一つに頼らなければならなくなってしまった。
この事が原因でブラジル連邦共和国のアキダバンがアステロイドベルトでの戦闘中、小惑星と衝突、大破するという事故が発生している。
金剛改型への改装時にカメラやセンサーも改善され、より高解像度なことに加えリアルタイムに三次元の物体配置が特定可能なソナーが追加され、その後は大きな事故は起こっていない。
(改装時に提示されたCG画像 出典:日本国防衛省 京明六年度防衛白書 より)
機関
「試製ハ号艦本イ式核融合推進缶」(※1)を搭載しており、当時としては地球最高レベルの推進性や旋回性を持っていた。
核融合の原理的にはサ号艦本式核融合推進缶と変わらないが、改良によりエネルギー変換効率が上昇していた。
波動エンジンが実用化されるまで、国連宇宙海軍の艦艇に搭載される機関はこれをモデルとしたものが多かった。
2200年以降建造された、金剛改型宇宙戦艦では2198年にイスカンダルよりもたらされた、波動エンジンを量産化した、ハ号艦本イ式次元波動缶を搭載し、速力や航続距離は核融合炉より上昇し、ワープ航法も可能になった。
しかし、小型の艦体に無理矢理搭載した為、波動エネルギーの大量消費の余波とも言うべき、微振動が一定時間続く不具合がある。
また姿勢制御装置は敢えて、駆逐艦のものを改造した物を搭載しており、強力な機関とスラスターで駆逐艦並みの機動を実現させている。
(※1):その後の量産型ではハ号艦本式核融合推進缶、タイプH核融合ジェネレーターなどと呼称された。
装備
砲熕兵器
主砲としては、初期型や内惑星戦争期に建造されたタイプは32サンチ位相光線砲を搭載し、艦首軸線砲には36サンチ超電磁加速砲を搭載していた。
またCIWSには、サウスカロライナ級などと同様に高性能22mm機関砲《カタフラクト》を2基、両舷艦橋横に搭載しているのに加え、対空火器として、61式25ミリ対宙機銃を搭載している。
ガミラス戦役勃発後の2192年の大改装によって、砲熕兵器は大きく一新された。
主砲としては、光線砲を改良した、36サンチ高圧増幅光線砲を搭載し、艦首軸線砲は火星軍の陽電子砲を小型化改良等を行った、36サンチ陽電子衝撃砲を新たに搭載したが、機関出力の都合で、チャージ中や発射直後は艦が行動不能になるという弱点も抱えていた。
艦橋が第2主砲と一体化したことで、艦橋横の機関砲を取り外さざるを得なくなり、代わりに艦体各所に91式30ミリ対宙機銃や92式125ミリ対宙機関砲等が増設された。
ガミラス戦役後に建造された金剛改型宇宙戦艦では、主機を波動エンジンに変更したことで、エネルギーに余裕が生まれたことに起因する、砲熕兵器の一新が行われた。
主砲は36サンチ陽電子衝撃砲を搭載している。
艦首軸線砲は46サンチ陽電子衝撃砲を搭載していたが、金剛改二型では、46サンチ陽電子砲でのガトランティス軍のカラクルム級戦艦に対して、威力不足ではないが、敵との物量差が大きく、効果的ではないと判断され、波動噴霧器、通称小型波動砲が装備された。
対宙火器も一新され、実弾式の対宙機銃から、対宙高角速射光線砲に更新された。
ミサイル・魚雷
ミサイル発射装置としては、69式噴進弾垂直発射装置を上下各8門、計16門搭載しており、
搭載するミサイルは艦対艦誘導弾、艦対空誘導弾など各種搭載可能。
魚雷発射管としては、艦首に520mm3連装短魚雷発射管が両舷に装備されている。
2200年以前は艦対艦魚雷のみしか搭載されなかったが、金剛改型からは対潜亜空間魚雷も搭載可能になった。
電探
艦の眼として、レーダーは艦体各所に設置されていた。
また航宙自衛隊のC4Iシステムを導入しているが、データリンクの共有などは国連宇宙海軍所属艦全てで出来るようになっている。
金剛改型宇宙戦艦では、新たにガミラスの艦船とのデータリンクも可能となった。
海上のMARSiシステムを基幹としたシステム、航宙自衛隊指揮統制・共通基盤一型システム、通称CARSiシステムなども導入しており、富士地方総監部や広島地方総監部などとの戦略の統合等が行えるようになっている。
通信装置としてはAN/WSC-69など地球圏、月面、火星圏等のリレー衛星を使った衛星通信や、BAC-11等の旧式のバースト通信機も搭載していた。
レーダーとしては、92年の改装前は、71式艦載多機能電波探信儀を搭載していたが、改装後は92式艦載多機能電波探信儀を艦橋アンテナと艦底部アンテナに設置されている。
射撃指揮装置は、改装以前は70式射撃指揮装置が搭載されていたが、改装時に取り外され、81式射撃指揮装置が、各砲塔に埋め込まれる仕組みとなった。
艦載機
両舷艦橋下に艦載機を最大1機ずつ搭載できる内火艇格納庫を備えており、偵察機や輸送機を搭載可能。
また60式内火艇を2艇ずつ搭載している。
設計当初、艦載機格納庫は艦底部に存在していたが、スペース的な問題と、重力圏での艦載機収容が困難となる為、両舷艦橋横に移設された。
艦底部の格納庫案では偵察機一機を搭載可能であった。
同型艦
航宙自衛隊
BBS-551 こんごう
BBS-552 はるな
BBS-553 よしの
BBS-554 みょうこう
BBS-555 きりしま
BBS-556 ひえい
BBS-557 ちょうかい
BBS-558 ふそう
などその他多数。
金剛型は国連宇宙海軍第3世代主力宇宙戦艦として、海外への輸出も行われており、海外では独自の艦級名をつけて運用していた。
英国王立宇宙海軍のウォースパイト級宇宙戦艦などが有名である。
金剛改型宇宙戦艦/金剛改二型宇宙戦艦/金剛改三型宇宙戦艦
2200年以降、波動エンジンを搭載した金剛改型が建造された。
著名な艦は、第八浮遊大陸攻略作戦に従軍した、ヤマト戦術長古代進の乗艦、ゆうなぎや、菊彗作戦後、退艦したヤマトクルーを収容した、わだつみである。
また土星沖海戦時には小型波動砲などを搭載したタイプも実戦投入されており、このタイプは金剛改二型と呼称された。
またガトランティス戦役後、基本設計の古さに拠る、火力不足を補うための改造型として、金剛改三型が存在しており、本級は金剛改型の船体にドレッドノート級宇宙戦艦の主砲と艦橋を装備したもので、とてもアンバランスで不安定な事に加え、金剛改型が搭載している小型波動エンジンでは長時間の戦闘に参加できないという欠点が生まれた。
金剛改型宇宙戦艦
金剛型宇宙貨物船
民間企業向けとして開発された。宇宙貨物船
本タイプは、民間向けに2180年以降に建造されたタイプで、軍事機密となる部分を削がれ、武装の撤去、貨物積載機能の搭載などの改造が行われている。機関は2200年以前は発動機製造株式会社のNA-54型核融合推進缶を搭載している。
2195年以降ガミラス戦役によって軍の建造が最優先され、本級の建造は行われていなかったが、2200年以降、南部造船などが建造を再開し、民間企業できさらぎ型宇宙輸送船と共に運用されており、主機は艦本イ式核融合推進缶を搭載している。
本級は内惑星航路用として木星圏まででの運用を想定しており、ヘリオポーズを越えることは困難とされている。
金剛型宇宙貨物船
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