Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

新型コロナ自粛前に怒涛の5連釣

2020-04-18 18:38:29 | FlyFishing

新型コロナの感染が拡大してきたこともあり、3密回避など、仕事も生活も徐々に息苦しくなってきた。
それを理由にというわけではないが、3密から離れることのできる渓流や山岳は心休まる場所。
それでも行けるうちに行っておこうと、この1か月は怒涛の釣り三昧。
この半月で5回の出釣はちょっと行きすぎかもしれないが

3月最後の休日、前日までの大雨で近場の渓も大増水で釣りにならない。
どこか潜り込めるところはないかと考えると、
あそこなら、という小さな渓が頭に浮かび、短時間勝負に出掛ける。

思った通り濁りも少なく、水量も問題ない。

スタートすると早速こんなアマゴが出てくれた。
今日の条件なら、この1尾で十分。

それでも少し釣りあがると、なんとこんな魚が釣れてしまった。

いわゆる、「カワサバ」というやつだ。
イワナとヤマメの交雑種ということだが、
イワナもヤマメもいるはずのない、こんな小さな流れにいるとは不思議だ。
謎のままリリース。さて育つのだろうか。

 

そして4月入って最初の休み
釣り仲間3人で甲斐の国へ
昨年思いがけず通ってしまった白イワナの渓
今年はもっと楽しもうと、年鑑札まで購入

さすがにまだ新芽もない、寒々とした白い渓
なかなかイワナの反応も少なく、出ても乘らない厳しい釣りになりましたが、



なんとか、こんな白イワナが数匹出てくれました。
次は青葉の中で、再挑戦したいものです。

帰路は白樺林の中を歩きます。
これはこれでいいものです。
枯葉を踏むシャリシャリという音が心地よい。

 

そして次の休日
釣友から、活性がいいと情報があった、お気に入りの渓へGooさんと出かけてみた。

いつもながら素晴らしい渓相
水量良し、先行者もいない。期待十分。
しかし午前中はほとんど反応もないほど厳しい状況。
それでも先行して食べた赤飯おにぎりが効いたのか、
午後からは反応が良くなり、Gooさん共々まずまずの釣りができた。

残念ながらイワナには出会えなかったが、またまたこんなのには出会えました。

今シーズンはカモシカに好かれているようだ。

 

そして次の休日

少しだけ時間ができたので、近場の支流の上流へ。
昨年の禁漁間際には、結構な魚影が確認できていたので、ちょっと期待しながら出かけてみた。
しかし、多くの釣り人が入った形跡もあり、反応は少ない。
そこで入ったことのない区間に挑戦してみる。

素晴らしい渓相、しかし反応はあまりない。
それでもようやく1尾がフライを咥えてくれた。

時間切れでこの1尾のみと寂しい釣りになってしまったが、
帰り道、真昼間だというのに、またまた日本カモシカに遭遇。

まだ幼いとみえて、近づいても一向に逃げる気配もない。
顔も幼い感じでかわいい。
かなり近づいてパチリ。
途中でわらびを採って終了。

 

次の休日
今度はKANZOさんを誘って今シーズン初の甲斐の南アへ。
前日まで大雨だったので、多少心配はあったが、天気情報ではこちら方面は
それほで降っていないようだったので、その情報を信じてとりあえず向かうことにした。
車止めに着くと、必ず先行者のいる人気の渓なのだが、運よく車はない。
渓の様子を見ると、若干水量は多いものの、許容範囲、濁りもない。
これならいけそうと急いで準備し、渓に降り立つ。
 
しかし周囲の山には白いものが。
雨は大したことはなかったようだが、どうやら雪が降ったようだ。
雪代が出ているというほどではなかったものの、
やはり水温は低く、イワナの出方は厳しい。
反応は少なく出ても乘らず、掛かってもバレる。
それでもKANZOさんに今日の1尾目がヒットする。
彼の今期初イワナだ。ちょっと期待するが…

イワナは動いていないとみて、ニンフに変えてみるが、
やはり反応は少なく、1尾バラしたのみ。
仕方ないので、ドライに戻し、穴の中や巻き返し、良い岩のある緩い流れなどを
丹念に狙っていると、

ようやく出てくれました。それも9寸と良型。
ヤマトの色濃い美形でした。
その後も反応は少なく、掛かってもバレる展開は変わらず苦戦が続く。
しかし、今日はここならきっといるとしつこく流したポイントで、
期待通りに出てくれたのが

尺まであと1cmとどかなかったものの、コロッと太った泣き尺イワナ。
これで今日は十分。
このあとも良型がヒットしたが、バレる。

KANZOさんは久しぶりの山岳で、バテ気味だったので、そろそろ終了へと斜面を登りかけると


またまた出ました、今シーズン3回目のカモシカ遭遇。
今回は一角の雄だったので、静かに後退

事前の予想条件からすると、天候、水量、濁り、先行者ともに問題なかったし、
KANZOさんは初イワナゲット、こちらもなんとか良型に出会えたのでまずまずの釣行だったといえる。
下界のコロナリスク、3密もない中で気持ち良い時間を過ごせたのは幸せといえる。

そして帰り道、楽しみにしていたお気に入りの山菜「コゴミ」を採取でき
気分リフレッシュできた南アを後にした。

 

 


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4 コメント

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正に怒涛の出釣! (goo~)
2020-04-19 14:25:12
凄いペースですねぇ…て、人のこと言えないかな。お疲れさまです。
地元~甲斐~南アとこの春は守備範囲が広いですね。しかも釣ってる!
2年続きの台風禍で、まだ状況がよく分らない場所も多いだけに
情報がありがたいです。コロナ禍で、野良仕事の予定をリセットせざるを
得なくなり、鬱々とした期間が長引きそうで参っています。
GWが休みってことになったら、思い切って山詣で三昧もありかも。
どうにも落ち着かない春ですね。くれぐれもお身体大事にお過ごしください。
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Gooさんへ (カズ)
2020-04-19 21:01:52
解禁から数えると12回目になりました。
こんなに行ったことはありません(^^;
でも今年は予想外のコロナ禍で、この先はどうなるかわかりませんね。
Gooさんも仕事への影響も出ているようですし、
釣りに行っている場合ではなくなるかもしれません。
でも今年は試練の年と割り切って、自粛せざるを得ないかもしれません。
タイイングもそうですが、なかなかできなかったことにチャレンジしてみるのもいいかなと思っています。
返信する
渓流三昧 (よねさん@鱒美)
2020-04-20 20:14:25
まずは甲斐の国への出釣、大変お疲れ様でした。
結構期待して行きましたが、まだ1000m越えの渓は早すぎるという感じでしたね。
でも、今回は年券を買いましたし、今後が期待出来そうな兆候もありましたから、通ってみたいなぁと思っております。
それから冒頭のカワサバにはびっくりです。
自分もこれに似た個体を釣ったことがありますが、これはアマゴ(ヤマメ)とイワナの混血ですよね。
あの辺りの標高に、イワナは居ないはずなので、誰かが放流したということなんでしょうが、そもそも漁協は手を入れてなさそうだし・・・。
これは本当に謎ですねぇ。
ヤマトイワナが居る、そしてコゴミの採れる水系にも、そろそろ出かけたいなぁと思っています。
コロナ騒ぎの出口が、早く見えてくるといいですねぇ(´▽`*)
返信する
Unknown (カズ)
2020-04-21 13:15:43
よねさんへ
甲斐の国の渓は、新緑に染まり始めたらまた行きたいですね。好きな流れでした。
カワサバは謎ですね。しかもあの渓ですからね。
再会できるかな。
ヤマトイワナの渓は本流が悲惨な状態に加え、コロナ回避で昨年以上に混み合いそうですね。
それでも3密からは逃れられるので、様子をみながらまた出掛けたいと思います。
しかしコロナはなんとかしたいですね。
返信する

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