雨の寒狭川

 

雪と冷え込みも一段落。
解禁直後の混雑もそろそろ落ち着く頃。

ということで、平日休みのこの日、ｋａｎｚｏさんと寒狭川へ出かけることにした。
しかし前日までの予報とは違って夜半から雷雨
そして出がけをくじくような雨。
それでももう大降りはないだろうと踏んで向かうことにした。

通勤渋滞にはまり、到着予定を３０分以上オーバーしたが、
さすがにこの日は平日、しかも雨ということで釣り人もまばら。



こんな寒狭は初めてだった。
多分魚達もすっかりスレて厳しいだろうが、
とにかく今シーズンの解禁をゆったりと愉しむことにした。

それでも指定席には５人ほどのフライマンがいる。
しばし眺めてみたがライズもあまり見られない。
釣れている様子もなさそうだ。予想通り厳しそうな予感。

空いていた上流部に入って魚影を確認すると、
ライズ、ライズ、ライズ！
これは幸先が良い。
と、９ｘの先に＃２４のユスリカピューパを結び
ライズを狙ってキャストするものの、
ことごとく見切られる。
流下しているのはユスリカに間違いない。
しかしフライを取っ替え引っ替えしても無視され続ける。

ティペットを１２Ｘに変えて流すと、
ようやく今シーズンの第１号がヒット！
幅広のアマゴだった。

続いて釣れたのはシラメ、


先ほど忘れたストマックを見させていただくと
当然のごとくユスリカピューパだがサイズは＃２６から＃２８と小さい。
老眼泣かせのうえ、雨でティペットがまとわりつき結ぶのに苦労する。


その後、スレて反応が鈍くなったのでポイント移動。

次のポイントでは岸際ギリギリでライズしていたので
慎重にフライを送り込むとすぐにヒットしたが、即バレる。
ライズは続いていたので同じコースを流すと今度はしっかりとヒット。



まずまずサイズのシラメだった。
水の中からデジタルキープ。

このあともう１尾くわえて計４尾キャッチ、バラしが２尾。
この厳しい状況の中ではまあ良しと言える。

とにかく今シーズンの初アマゴに出会えたので満足しよう。
さて次はいよいよ一般渓流の解禁だ。
地元大井川、今年はどんな解禁になるか楽しみである。
ｋａｎｚｏさん、今シーズンも愉しみましょう。