山岳シーズンイン

本流の釣りがままならないのでいよいよシーズン到来の山岳に期待したが、
前回は思わぬ濁りに出鼻をくじかれガッカリ。

同じ渓ではリスクがある。
さてどうしよう。

南アルプスはふところが深い。
さらなる山岳を目指そう。

ということで、前回一緒だったパドレ氏と今回も出かけることにした。

フライボックスはアントやらビートルやら
テレストリアルもぎっしり。
でもあれこれ取っ替え引っ替えしなくてもいいような状況に期待しながら
えっちらおっちら林道を歩く。


この日も快晴、緑が綺麗だ。
アルプスの白い雪とのコントラストが素晴らしい！

眼下の流れは澄んでいる。
ここは期待できそうだ。

急斜面を慎重に降りる。
河原に立つと、暑さは感じないが日差しは強い。
今は紫外線が一番強い時期だ。
先日購入した手袋をはめて準備ｏｋ。

澄み切った流れに早速フライをキャスト。
といきたいところだが、なんだこの風は！
ラインが鯉のぼり状態になってしまう。

リーダーを少し短くしてなんとか対応。
しかしイワナの反応は今ひとつ。

相棒のルアーへの反応もよくないようだ。
１時間半ほどやったところでそれぞれ１尾とちょっと期待はずれ。

しかし、ランチのあとにプライムタイムがやってきた。
突然魚達の捕食スイッチが入ったようで、

こんなのや


こんなのが


パタパタと


ヤマト風のクロちゃんも

短時間集中ではあったが愉しませてくれた。
しかしプライムタイムが終わると突然うそのように反応が悪くなった。
タイミング次第なので運も左右する。

それでも二人とも今シーズンの山岳開幕気分は充分味わえたので満足満足。
暗闇迫る林道を歩く足は思ったより軽かったのは言うまでも無し。

次は濁流だった渓へのリベンジを果たそうかな。