南アには青空が似合う。

北海道遠征、地元の渓、南ア開幕とずっとレインウェアを着ての釣りが続いて
いたが、ようやく青空の覗く快適な環境でロッドを振ることが出来た。

開幕日はあまりに多い釣り人と、増水と濁りにすっかりやる気をそがれて
しまったので、この日は仕切直しといった感じ。
同行はいつものルアーマンＭ君にフライマンＨさんをくわえた３人。
現地には予定より１時間以上早く着いてしまった。
のんびり支度を整えていると見慣れた車が．．．５月に雪代山岳釣行を
ご一緒したＨさんが驚きの服装で登場！更に前日お誘いのあった隣人
よねさん、そして北海道遠征に誘ってくれたヤナさんも合流し
ミニＯＦＦ会状態となったが、初日とは打って代わり釣り人は以外に少ない。

いつもの入渓点確認と沢割を手慣れたＨさんが行い、いざ出発。
増水、濁りもあるので上流はリスクがあることもあり、堅い下流に
みんな降りていった。結局、我々以外は下流で降りることになった。
しかし、上で驚いたのは登山者含め上流行きは我々３人だけだった。
要は完全貸し切りというわけだ。しかしかなり増水していたので
入渓点に着くまでは少し不安であった。

やはり本流はかなりの増水だが、渡渉できないかもしれないというより、
ここまできたらなんとかなるだろうという感じで入渓する。
さすがに魚の反応はあるが、午前中はもう一つノリが悪かった。
青空が顔を覗かせる昼当たりから活性も上がりだし、濁りがとれ始めた
のと合わせ釣れ始めた。
相変わらず水量は多いので、渡渉には苦労する場面もあったが、
冒頭の「かなりヤマト」といえる良型を含め十分愉しませてくれた。

車に戻るとみんなそれぞれ愉しんだようで、気持ちの良い１日となった。
帰りにはＨさんの声掛けで温泉へ。温泉オフ会恒例の前ボケ記念撮影で
終了となった。