本箱の整理をしながら久しぶりにフライフィッシャーの創刊号を引っぱり出してみた。
1988年秋号だった。このときはまだ雑誌「釣り人」の増刊号だったが、
4年後に隔月の発刊になっている。そして1998年3月号から月刊となり
現在に至るというわけだ。この流れがそのまま日本のフライフィッシングの
浸透度と一致しているのかなと思う。
創刊号の表紙がメル・クリーガーだということからも、この時期はまだまだ
フライフィッシングが海外の釣法であり、記事の内容もそれを伝えるような
ものが多くなっていたことがわかる。
1975年頃からフライフィッシングを始めたはずなので、フライフィッシャー誌
はまだずっと後になってからの発刊である。従ってキャスティングや
タイイングはもっぱら高価な専門誌に頼っていた。
タイイングの参考にしていたのは、ティムコ社から出ていたアートフリック編の
「マスター・フライ~タイイング・ガイド」¥4500
「フライ・ドレッシング/沢田賢一郎」¥2500
「フライ・パターンⅠ・Ⅱ/沢田賢一郎」¥2000
など。キャスティングは故西山徹さんの本だった。
当時としてはとても高価だったが、まだほとんどフライ関係の参考書が
なかったので、無理して買った記憶がある。
でも、これらのおかげで長い間フライフィッシングという趣味を愉しんで
こられたので、今となっては感謝すべきなのかもしれない。
しかし、キャスティングもタイイングも誰にも教わらないでよくここまで
来たなとは思う。だから下手くそでもあるが...(^^;
わたしもこのロゴのフライフィッシャー誌からお世話になりましたので懐かしいです。雑誌はすぐ処分するようにしているので手元にはほとんどありませんが。
芦沢さんと西山さんが亡くなられた時はとても悲しかったです。
どうもはじめまして。
またおじゃまさせていただきます。
私はなかなか捨てるのが下手なので
時々本棚が溢れてしまいます(^^;
特に雑誌で資料的価値がありそうだと
尚更です。ナショナルジオグラフィックも
そろそろ限界にきていますがあの中の写真は捨てがたいものが多くて...(^^;
話がそれましたがフライを始めた頃は情報も少なかったことと、独学でしたから雑誌は
必死で読んでいました。今日のブログに続編を書きましたが、鶏さんと同様に西山さん、芦沢さんが亡くなったときはショックでしたね。
気が向いたらまたお越しください。