最近 リウマトレックスの保険適用枠に悩む方々と知り合うことがありまして 保険適用には 矛盾を前々から感じていたことですが きょうはそのお話をしたいと思います。
1999年に 効くと言われるリウマトレックスがやっと認可された。
それまでは 新薬が出ても安全に安全にという傾向が強く 弱い薬しか出て来なくて多くの患者がコントロールできないでいた。
リウマトレックスが認可され これで多くのリウマチ患者が救われると思いきや 保険適用枠週8㎎までの認可となり 恩恵の得られる人も限られることとなってしまった。
米国でも MTXの平均15㎎の世界をなぜ日本が上限8㎎なのか
なっちは 専門医の講演から 平均12.5㎎で効いていると聞いている。
当時でも リウマチ医師界では「8㎎では効かない!」と物議をかもしたくらいだ。
(まぁ そんなこんなで病院・医師によっては リウマトレックスをMTXに変えてでも8㎎を越えても出してくれる医師も多いが。)
厚労省も 副作用の責任逃れをしたいと言うのか?
いまや 生物製剤の時代となって このリウマトレックス8㎎上限が仇となっている来ている。
副作用の面からもMTXよりもリスクは大きいし 経済からも患者個人に負担増大 何より健康保険財政の逼迫を増大しているではないか
そのおかげで 生物製剤も病院ごとに使用量が決められている。
実際 なっちの友人の病院では「今後は接種できない」と言われ 接種をしてくれる病院を友人自身が探したという
近隣から 重症患者が多く紹介されて来る病院では 8㎎で効かない患者全員に生物製剤を出すわけには行かないって現状ですね。
米国でも MTXが平均15㎎なら 日本ではせめて上限15㎎だったら リウマトレックスの恩恵を多くの患者が得られるのに。
厚労省は 製薬会社を儲けさせたいのか?
それでなくても これから認可されるリウマチ薬は どれもバカ高いのに。。。。
昔は ちっとも効かない薬ばかりだったし(効いている方々には申し訳ない<(_ _)>が 多くの方が重度障害者となって来たのは事実です。) 患者側よりも絶対製薬会社の方を向いている。
公費の特定疾患はいい。
リウマチは長年に渡り医療費がかかるので(重度障害者になるまで) なるべく患者の負担をかけないでほしいわね。
そういえば リウマチ友の会で出来ないのかしらね?
『リウマトレックスの保険適用8㎎上限枠の緩和要請運動』って。
リウマチ科の標榜要請運動もしたし レミケード早期認可運動もしたじゃない。
そして それらは叶ったじゃない。
出来ないのかしらね?
保険財政の救済となれば 厚労省も動きそうな気がするんですけどねぇ。
※ 非リウマチ友の会会員のみなさま~ リウマチ友の会ではこんな真面目な運動をしているんですよ~~~(*^^*)ゞ
最新の画像[もっと見る]
-
2024/12/24 2ヶ月前
-
2024/04/24 10ヶ月前
-
2024/04/24 10ヶ月前
-
骨折事件から3週間あまり 2年前
-
なっちのプロフィール 6年前
-
Choice!腎臓病食 11年前
-
いよいよヨード制限食 12年前
-
いよいよヨード制限食 12年前
-
膠原病内科(2012/07) 13年前
-
なっち家のゴーヤ2011 ④ 14年前
たまたま私の主治医の方針でそうしてくれたのでしょうけけど、お陰で薬代の方びっくりするぐらいお安く済んでいます。助かります。
時々もし8㎎までしか出してくれなかったら?とか考える事もありましたよ。
ホント 医療費もバカにならないわね~~~!
高い生物製剤を使ったからと言って治る訳じゃないし ずーっと接種し続けなくちゃならないものね~。
σ(^◇^*)たち患者の力で リウマトレックス15㎎上限を訴えましょう!
少なくとも それで多くの方が経済的に救われますもの~。
リウマトレックス(MTX)だけでも ぴよさんのように寛解に持っていけるケースもありますもんね~!