10月17日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第200目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はビタペクト3を4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2466個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2148部となりました。
今回で通算216回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2466人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2148家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回は2家族が保養滞在していました。
(家族A)
ゴメリ州ジトコフ地区にあるビリチャ村(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族に1個のビタペクト3を渡しました。お母さんが9人の養子を引率していました。
この家族は2010年3月と2012年1月にも保養滞在していたことがあります。
そのときの様子はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第100回」(家族A)
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第128回」(家族A)
過去の測定結果と今回の内部被爆の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時6歳)7ベクレル → 16ベクレル → 13ベクレル
女子(16歳) 21ベクレル ○ → 25ベクレル ○ → 18ベクレル △
女子(14歳) 14ベクレル → 15ベクレル ○ →18ベクレル △
男子(12歳) 25ベクレル ○ → 4ベクレル
男子(12歳)(今回初測定) 9ベクレル
男子 (8歳) 25ベクレル ○ (2012年初測定) → 4ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)17ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)16ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)22ベクレル ○
女子 (7歳)(今回初測定) 6ベクレル
子どもたちの健康状態についてお話を伺いました。
16歳の女の子はよく風邪をひくそうです。子どもたち全員が風邪になるのは当たり前のようです。
12歳の男の子は生母が妊娠中に無理やり流産しようとして、それが失敗して未熟児で生まれてきたせいか、腎臓が悪くどもりも治っておらず、ほとんどしゃべらないそうです。
養母が献身的に世話をしているそうですが、生まれたときからハンデを背負っているので、後から取り返すのは非常に根気と時間がかかるし、それが成功するとも限らないなと思いました。
(家族B)
ゴメリ州ジトコビッチ(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族に2個のビタペクト3を渡しました。
お母さんが3人の実子、2人の養子を引率していました。この家族は以前グラダ村に住んでいましたが、最近ジトコビッチ市に引っ越したそうです。3人の子どもは家族Aのお母さんが2012年に引率していました。この3人の子どもの前回の測定結果と今回の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時4歳)17ベクレル
長女(15歳) 17ベクレル ○ → 10ベクレル
次女(14歳) 16ベクレル ○ → 15ベクレル
三女(12歳) 35ベクレル ○ → 18ベクレル △
男子(13歳)(今回初測定)26ベクレル ○
女子 (4歳)(今回初測定)24ベクレル ○
三女は6歳のときに自転車に乗っていて転倒し、頭を強くぶつけたそうです。6年経った今も慢性的な頭痛を訴え、体が弱くときどき視界が一部暗くなると訴えているということでした。
私はそれは絶対おかしいので、早く脳の精密検査を受けたほうがいいと話しました。地方にはよい病院もないので、今保養滞在しているうちにミンスクの病院へ検査にいくほうがいいとも話しました。
13歳の男の子は常に落ち着きがなく、ときどき攻撃的になるので、投薬治療を受けているそうです。それを飲んでいると落ち着くそうです。
ここで△印の説明をします。18ベクレルの女の子が3人いたので、3人で一つと言う形でビタペクト3を渡しました。そのため合計4個のビタペクト3を渡したことになりました。
成長期の女の子がそろって20ベクレル近かったのでお母さんたちたっての希望で渡しました。
養子をたくさん育てるのは大変だと思います。しかしこのようなお母さんたちのおかげで、助けられている命がたくさんあるのだと改めて思いました。
画像は記念撮影したようすです。ただ小さい子ども達はお昼寝中で写っていません。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いたカード、お母さんには小物入れをプレゼントしました。
ついにSOS子ども村へのこの活動も200回となりました。今後もできる限りこの活動を続けて行きたいです。
最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、小物入れなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はビタペクト3を4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2466個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2148部となりました。
今回で通算216回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2466人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2148家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回は2家族が保養滞在していました。
(家族A)
ゴメリ州ジトコフ地区にあるビリチャ村(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族に1個のビタペクト3を渡しました。お母さんが9人の養子を引率していました。
この家族は2010年3月と2012年1月にも保養滞在していたことがあります。
そのときの様子はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第100回」(家族A)
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第128回」(家族A)
過去の測定結果と今回の内部被爆の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時6歳)7ベクレル → 16ベクレル → 13ベクレル
女子(16歳) 21ベクレル ○ → 25ベクレル ○ → 18ベクレル △
女子(14歳) 14ベクレル → 15ベクレル ○ →18ベクレル △
男子(12歳) 25ベクレル ○ → 4ベクレル
男子(12歳)(今回初測定) 9ベクレル
男子 (8歳) 25ベクレル ○ (2012年初測定) → 4ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)17ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)16ベクレル
女子 (8歳)(今回初測定)22ベクレル ○
女子 (7歳)(今回初測定) 6ベクレル
子どもたちの健康状態についてお話を伺いました。
16歳の女の子はよく風邪をひくそうです。子どもたち全員が風邪になるのは当たり前のようです。
12歳の男の子は生母が妊娠中に無理やり流産しようとして、それが失敗して未熟児で生まれてきたせいか、腎臓が悪くどもりも治っておらず、ほとんどしゃべらないそうです。
養母が献身的に世話をしているそうですが、生まれたときからハンデを背負っているので、後から取り返すのは非常に根気と時間がかかるし、それが成功するとも限らないなと思いました。
(家族B)
ゴメリ州ジトコビッチ(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族に2個のビタペクト3を渡しました。
お母さんが3人の実子、2人の養子を引率していました。この家族は以前グラダ村に住んでいましたが、最近ジトコビッチ市に引っ越したそうです。3人の子どもは家族Aのお母さんが2012年に引率していました。この3人の子どもの前回の測定結果と今回の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時4歳)17ベクレル
長女(15歳) 17ベクレル ○ → 10ベクレル
次女(14歳) 16ベクレル ○ → 15ベクレル
三女(12歳) 35ベクレル ○ → 18ベクレル △
男子(13歳)(今回初測定)26ベクレル ○
女子 (4歳)(今回初測定)24ベクレル ○
三女は6歳のときに自転車に乗っていて転倒し、頭を強くぶつけたそうです。6年経った今も慢性的な頭痛を訴え、体が弱くときどき視界が一部暗くなると訴えているということでした。
私はそれは絶対おかしいので、早く脳の精密検査を受けたほうがいいと話しました。地方にはよい病院もないので、今保養滞在しているうちにミンスクの病院へ検査にいくほうがいいとも話しました。
13歳の男の子は常に落ち着きがなく、ときどき攻撃的になるので、投薬治療を受けているそうです。それを飲んでいると落ち着くそうです。
ここで△印の説明をします。18ベクレルの女の子が3人いたので、3人で一つと言う形でビタペクト3を渡しました。そのため合計4個のビタペクト3を渡したことになりました。
成長期の女の子がそろって20ベクレル近かったのでお母さんたちたっての希望で渡しました。
養子をたくさん育てるのは大変だと思います。しかしこのようなお母さんたちのおかげで、助けられている命がたくさんあるのだと改めて思いました。
画像は記念撮影したようすです。ただ小さい子ども達はお昼寝中で写っていません。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いたカード、お母さんには小物入れをプレゼントしました。
ついにSOS子ども村へのこの活動も200回となりました。今後もできる限りこの活動を続けて行きたいです。
最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、小物入れなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。