ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2025年書道体験会 6

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 日本語を教えている側から見ると、この二人の生徒さんが選んだ言葉が嬉しいですね。

 そう、愛があれば学びは成就しますよ。

 今回は23名の有志が書道体験会に参加してくれました。できた作品は家に持って帰って、飾っていると思います。(ベラルーシの家に床間はないけど。)

 漢字の勉強にもなるし、何と言っても書道を体験できたというのが、ベラルーシ人生徒のために役立ったと思います。

 書道会開催のために、かつて筆や硯を寄贈してくださったチロ基金支援者の皆様、墨汁や半紙の購入のために寄附を寄せてくださった皆様に深く感謝申し上げます。

 幸い、最近のベラルーシは中国から墨や書道用の紙を輸入するようになったので、消耗品に関しては、日本からわざわざ持ってこなくても現地で購入できるようになりました。

「いや、中国製のものは日本製のものに比べて劣る」とか言う人が日本人でもベラルーシ人でもいるんですが、生まれて初めて試しに書いてみるという人がほとんどなので、品質にはこだわりませんよ、私たちは。何事もまずは経験だと思います。

 チロ基金支援者の皆様のおかげで、書道の体験ができたこと、生徒一同感謝しております。


2025年書道体験会 5

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 やはり、書いた人が求めている心の声のようなものが書道に反映されますね。


2025年書道体験会 4

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 生徒の中でも長年、日本語を勉強している人は、書道も慣れている感じです。


2025年書道体験会 3

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 「自分の好きな言葉(漢字)を自分で選んで書いてください。」と始まる前に言っていたら、こんな状態です。自分の生徒の嗜好とか望んでいるものとか書道に現れますね。心理テストみたい。

 


2025年書道体験会 2

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 「綺麗」という漢字が綺麗に書けましたか?


2025年書道体験会 1

2025-01-12 | 日本文化情報センター

 2025年1月12日に日本文化情報センターの活動として書道体験会を行いました。少し遅いですが、書き初めを日本語教室のみなさんに書いてもらいました。

 コロナなどなどの影響で本当に久しぶりに本格的に筆や墨汁、半紙を使っての書道会ができてうれしかったです。

 生徒の皆さんの中には書道初体験の生徒さんが多く、基本の「一」や「永」の字を書いて、練習から始めました。

「永という漢字には書道の基本である点やハネやはらいの書き方が全てあります。」などと先生っぽく説明して、何回も書かせた後、「運」といったしんにょうのある漢字を書き出す生徒さんがいるので焦りますね。(「永」はしんにょうとかジグザグ線の練習にはちとならないような・・・)

 会場は日本文化情報センターの隣にある「教室」です。図書館内にある子供向けの教室を使って、毎週日本語を教えているのですが、生徒の数が多いので、時間差で書道体験会を行いました。少しずつ画像でご報告いたします。

 基本的には自分の好きな漢字、好きな言葉を自分で選んで書きましょう、と伝えてあります。強制していないです。この画像に写っているのは、日本語の勉強を始めて2年目の生徒のみなさんです。