ぬけヨガ神戸◎しちみのブログ ~猫とさかな通信~

神戸でヨガと畑、始めました♪
ヨガで深まる心地よさを共有したくてぬけヨガクラスやイベントしたり、畑で野菜を育てたり~◎

冬の畑の「見えない半分」

2015-12-20 | 小さな無農薬畑のこと
おはようございます!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

来年の1月6日(水)に始まる
アトリエfのヨガクラスで、
どんなことしようかな~♪

ふと気づけば、
頭のなかがヨガのシークエンスで
いっぱいになっています(笑)。

ヨガは1日3クラス。
それぞれのおよそのイメージは、
こちらでどうぞ~◎

1月のテーマは、
背中についたお肉を絞りだす!!
ですよ◎

お腹のお肉もアレですけれども、
まずは、背中!
背骨や肩甲骨まわりが活性化すれば、
きっとお腹のお肉だって……
と希望しておりますです(笑)。


頭のなかで、
『牛面のポーズ』なんてやりながら、
昨日、小さな無農薬畑、
『猫とさかな』に行ってきました。


半年かけてじっくり育った里芋を収穫し、
隣の畑の人に「遅いねぇ~」と笑われながら
じゃがいもを収穫し、
空いた畝の土をひっくり返して、
くんたんをたっぷり鋤き込みました。

働き者の畝さんたちには
2週間ほど休んでもらって(短かっ!)、
年明け最初の「一粒万倍日」の1月7日に、
ほうれん草やら小松菜やら、
小さな種を播こうと思っています。

すでに短期休暇をとってもらっていた畝には、
これまた「遅いね遅いねぇ…」と
隣の畑の人を不安にさせつつ(笑)、
最後の玉ねぎの苗をたっくさん植えつけました。


玉ねぎの種の生命力は、
1年を越すとガクンと落ちるそうで、
それならばと、
ひと袋分、すべて芽出ししたのですよ。

………ら、
それはもうたくさんの苗に育ってくれまして、
3回にわけて畑に定植したところ、
3畝、みっしり玉ねぎ!
となりました~♪

ふふっ、どうかなどうかな~◎

ちなみに、
固定種のこちらを育てております~☆


思えば夏の畑は、
トマトや茄子やピーマン、
満願寺唐辛子にオクラ、トウモロコシ、
紫蘇にエゴマ、カボチャ、
空芯菜、チシャ、さやいんげん……

それはもう賑やかで、
太陽の光をたっぷり浴びた
ぴっかぴかの野菜がたわわと実り、
色彩も鮮やかに、
「おしゃべり」な花のようです。


翻って冬の畑は、
里芋の葉が枯れ始め、
じゃがいもの葉っぱも枯れていき、
赤や黄や紫の色は消え、
一見、
なんとなく寂しいようにも映ります。

けれど土を掘り起こせば、
時間をかけてしっかり根を張り、
吸収し、
めいっぱい溜め込んだエネルギーが、
重いほどの実りとなって待ち受けています。

勢いよく放射状にひろがった葉っぱの下では、
白くてきめ細やかな大根が、
ぷりっぷりに太っています。

わたしは人参の繊細な葉っぱが大好きなのですが、
うん、と力をこめて引き抜くと、
かわいらしい朱色が飛び出します。

白菜やキャベツ、
ブロッコリーやカリフラワー、
じわじわ、じわじわ、
滋味深く育っていきます。

温暖なこのあたりでは晩秋に植える、
玉ねぎやニンニク、
そら豆やえんどう豆……
冬の寒い寒い朝昼晩、
長い長い時間をじっくり過ごして蓄えて、
半年先の実りの時季に備えます。


葉っぱや茎や花……
同じ畑のなかにあって目に見えている部分と、
土のなかで起きている、
目に見えないもう半分。

土のうえに出ている広がりと同じだけ、
土のなかでは根を張っているそうです。

どちらもが、
同じだけ吸収したり、
転換し変換し、
排出したり、
さまざまに働いて、
やがて、
いのちをつなぐ実りをもたらす。

不思議だなぁと思います。
よくできているなぁとため息がもれます。

畑で起きている、
綿密でゆるやかでムダのない
「めぐり」は、
きっとわたしのなかでも起きていて、
呼吸して、
細胞が生まれ変わって、
循環して生きている。




鋤や鍬を洗い、
手袋を洗ってバケツを洗って、
帰り支度の夕暮れ時には
指先が凍えるように冷たくなっているけれど、
なんだかほわっと、
からだの真ん中に温かい火がともっているようで、
「またすぐ来るからね~」と
ホクホクしながら手を振ります。

おしゃべりな夏の畑も大好きだけど、
足湯のような冬の畑も大好き◎



もひとつ、ちなみに。
玉ねぎって、
根っこではなく、
茎が肥大化したものなんですって~♪


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