昨年の目標達成の所為か何か盛上がらない冬の日々・・・まあ物作りが好きなのは変りませんが。
ルアーマンならボックスに塗装が剥がれ使わなくなったり、獣の気配満載の山奥の湖などで拾った
泥だらけのルアーなど眠ってるのではないだろうか?そんなルアーをリペアしてみる事にします。
復活させれば意外と頼りになるかもしれませんよ?もう一度フィールドで戦いたがってるかもしれない。
ミノーは我が儘な相棒から冬季リペアを頼まれた物。ポッパーは支笏湖で拾った物です。
リペア前に一度歯ブラシなどを使って綺麗に洗っておきましょう、何事も最初が大事です。
製作教本の高尚な感じの過程写真で難しく感じるルアー製作・・・もっと適当に楽しんでいきましょう。
道具はハンドメイドルアー製作に一般的に使われるものです。それとニトムズとゆうメーカーの
補修アルミテープを使用します。ホームセンターで気軽に買えますし、粘着テープで貼るのが簡単。
ルアー製作本のアルミ貼り過程の面倒さで挫折した方には是非に使用してほしい(私もそうです)
①デザインカッターで目を外します(継続して同パーツを使用したい場合は慎重に)
②リペア対象にリップがある場合はペーパーを掛ける前にマスキングテープで保護しましょう。
③240~1000番位まで用意してガシガシとペーパーで慣らします。(今回はタミヤの耐水ペーパー)
④触って段差を感じなくなる位が丁度良い。後の工程で色流れを防止したい場合は背、腹は重点的に。
①ルアーの長さに合わせて適当にカット、そんなに神経質に計らなくても大丈夫。
②テープの裏側にルアーを置いて形に沿ってマジック等で線を引いていきます。
③こんな感じ。写真撮りながらなのでかなり適当になっちゃいましたな(笑)
④一応ルアーに重ねてみます。大き過ぎた場合は上下をカットしましょう、横(頭、尾)はあとで。
今度は出来上がったテープを表にして置いてペンで線を書く。これで左右側面に貼るテープが完成。
①アルミテープを貼り付属のヘラで慣らしていきます。中心を慣らしてから外側がやりやすい。
②削りカスを取る際の歯ブラシで慣らしてみる・・・意外とやりやすい。
③目についたライターで・・・出来ない事もない。余談ですがギター演奏のスライドバーの代わりにもなる。
④ポンデライオン・・・やれん事もないがデカイな。なんにせよ表面を傷めなければ何でも良いんですよ。
①デザインカッターで頭、尾の余分なアルミをカット。切れ味は良いですがこまめに刃を交換しましょう。
②本によっては塗装後に目をあけますが、そこから色流れが起きる事もあるので私は先にあけます。
③目をあける「ハトメ抜き」ですが一般的にルアー製作なら3~5ミリの物があれば十分と思います。
④ルアーによってはモールド部分(頭部の溝)に沿ってケガキ針で慣らします(針の側面を使って)
アルミ貼り終了っ!鱗はどうしたと思うでしょうが鱗はこれから刻んでいきますよ、続きはそのうち。
教則本よりアルミ貼りが簡単に感じてもらえれば良いのだが・・・リペア過程、本日はこれまで。