ねこのみなさんごきげんよう。
せんじつ、ぼくのおたくのめのまえにあるくさむらから
こねこさんのこえがしました。
じつはぼく、こねこさんにおめめがないんですねぇ。
いつかまたこねこさんとくらしたいものです。
ぜんかい、おけなみのおてていれについてごひろうした
ときに、ぼくがこれまでであったブラシについても、
ごひろうしたいとおもいました。
ぼくは14年、ねこさんとしてすごしてきましたので、
であったブラシもいくつかあります。
みなさんのさんこうになるかはわかりませんけれども、
それぞれのブラシについて、ぼくのかんそうをごひろう
いたしましょう。
1、じつは犬のブラシ
いちばんはじめに、ぼくがであったブラシは
ほそくて、つくつくのはりがねがむすうにはえたブラシでした。
これは、ぼくがしもべのおたくにまねかれるときまったとき、
ねこさんのねのじもわからなかったしもべが、ちかくのスーパーで
これでいいんじゃない?とかいって、かってきたものです。
ぼくも、これがはじめてのおてていれブラシでしたので
こういうものかとおもったのですね。
おけなみのおてていれというよりは、ねこさんほんたいを
けずるようなきがしていました。
それでも、ぼくのラング・ド・シャではとどかないところを
けずっていましたので、これはこれでここちよかったです。
しかし、いまのごねんれいでは、ちょっといたいんですよねぇ。
2、つくつくのさきにまるいつぶがついたブラシ
つぎにであったのは、1のじつは犬ようのブラシの、
つくつくのはりがねのさきにまるいつぶがついたブラシです。
これは、しもべがしもべになってなんねんもたってから
ドンキホーテとかいうところでかってきたものです。
このブラシのそんざいをしって、いままでのつくつくブラシが
じつは、犬ようだったとわかりました。
これは、たしかにぐあいがよいです。
ねこさんのほんたいにもしっかりとどきますが、
けずるわけではありません。
それでいてほんたいをくすぐるはぐれ毛もしっかりとれます。
それいらい、こちらのブラシはぼくのだいすきに
なりました。
しかし、これはほかのブラシにもいえることですが、
しもべのブラシつかいにじゅくれんがもとめられます。
ブラシのかどやふちを
おこしやおかたのホネにぶつけたり、
はたまたしっぽっぽのつけねをチョップしたり、
ブラシのつくつくをおくちのパッキンにひっかけるとか、
おつむのかわをひっぱりすぎておめめがウィーンとなったり、
そしてウィーンとなったねこさんのおかおをみて
おおわらいしたりするのは、
いくらよいブラシであったとしても、ねこさんのここちいいきもちを、
まっさらにしてしまうものですよね。
ぼくのしもべは、しもべになって14ねんになりますが、
いまだに、うえにあげたことをぜんぶします。
3、ラバーブラシ
これは、しもべがねこさんのおてていれにきょうみを
もちはじめたころにかってきたものです。
それに、しもべににたようなニンゲンがくみあわさりました。
しもべににたようなニンゲンは、しもべよりもさきに
ねこさんのみりょくのとりこになっていました。
しかし、じぶんのおたくにはねこさんをおまねきできないらしく、
ぼくのおたくにきては、ぼくと、そのときいっしょに
すんでいたぼくの兄を、おめめにいれるいきおいで
かわいがりました。
ぼくのおたくにくると、まずぼくと兄をころがして、
このブラシで、まさにおみみのさきから、しっぽぽのおわりまで
くまなくしつこくおてていれしました。
このブラシはとてもやわらかくホネにぶつかったりすることは
ありません。
しかも、はぐれ毛を一網打尽、ねこそぎとります。
それはそれはスッキリしますし、そのここちは
てんにものぼるようです。
そして、もうひとつ、このしもべににたようなニンゲン、
これはてんせいのブラシづかいでして、
ころがしたぼくたちを、おもいのままころがしつづけ、
ぼくたちをぐーぐーゴロゴロじょうたいに
みちびくのがとくいでした。
そんなぼくたちをみて、しもべににたニンゲンはますます
ねっしんにぼくたちをころがしつづけ、きづきますと
ぼくははげていました。
このブラシのけってんは、はぐれ毛だけではなく
せいとうはのおけなみをも、そぎとってしまうことです。
せいとうはのおけなみがなくなったことで、
ぼくのおからだのガラはかわってしまいましたし、
みなさんおぼえておいででしょうか、
ぼくはすこしでもさむいとおなかがこわれるタイプの
ねこさんですから、まなつでしたけどおなかをこわしました。
兄は、くろいろのねこさんですが、このブラシで
なんとなく、はいいろになりました。
こういったじじょうにより、このブラシは
ぼくのおたくではきんじられたブラシとされました。
3、はくらいひんのブラシ
これは、そのとうじテレビショッピングなどで
わだいになっていまして、しもべたちはそれをみて、
たかくてかえないといっていましたが、あるとき
ドンキホーテでめっちゃやすかったからかってきた、
そういうブラシです。
ぼくは、とにかくびっくりしたのですが、
ブラシがぼくほんたいあたりますと、ぼくのおせなかのホネに
ごんっとひびく、そんなしょうげきがありました。
しもべがなにもかんがえず、おつむもやろうとしましたが
ぼくは、ほんのうてきにかいひいたしました。
もうひとつびっくりしたのは、
ブラシをひきますと、ぼくのおけなみを
せいとうはもはぐれ毛も、どっちもおかまいなしに
がりがりかりとる、そんなやりかたです。
しょうじき、テレビでいってたのとちがいすぎて
ぼくは、おどろきでいつもおめめがまんまるになっていました。
ぬけげもへるはずです、だっておけなみをかりとって
しまうのですから。
さいわいなことに、ぼくのしもべがざつにあつかったおかげで、
このブラシが刃こぼれをおこし、わりとすぐにおだぶつになり
ました。
このときは、しもべのせいしつにかんしゃすらしました。
4、くしというなのブラシ
これは、たったいちれつだけしかつくつくがない
くしとよばれたブラシです。
もう、これについてはおはなしもしたくありません。
たんてきにいって、不快。
そのひとことにつきます。
これをしもべがおててにしたとどうじにぼくは
しもべときょりをとるようにいたしました。
しもべはそんなようすのぼくをみて、
そのブラシをしばらくおねんねさせて、
ぼくがわすれた(としもべがおもった)ころに
またそれおててにとりましたが、ぼくはわすれていませんので
やはりきょりをとりました。
そんなことをあと2かいくりかえしたあと、
しもべはようやくあきらめ、このブラシはおはらいばこに
なりました。
5、かめのこだわし
これは、ブラシでしょうか。
ちがうでしょうね。
そんなこと、ぼくにはおみとおしなのです。
ぼくにふさわしくないにおいもついていましたし、
すでにくろきもやもやにまみれていましたので、
すぐさまげぼをしておだぶつにしてやりました。
ひゃっきんとやらでかったそうです。
6、ニンゲンようのブラシ
あるひぼくはきづいてしまったのです。
しもべもブラシをしていることに。
おつむにようやくはえているだけの、おあいそていどのおけなみを
なんだかありがたがってだいじにブラシしているのです。
しかも、ぼくがつかったことないブラシです。
ぼくはきょうみをもったので、れいのネットワークに
ぼくもつかいたいです、といっておきました。
れいのネットワークは、このときもよいはたらきを
してくださいまして、すぐさまニンゲンようのブラシを
しもべのところに遣わしてくれました。
ぜんたいてきにまんぞくしています。
やわらかくぼくのほんたいにあたるかんじは、
いつぞやのラバーブラシをおもいだします。
それでいて、おけなみをけずりすぎない。
いいですね。
とくに、みじかいストロークで、リズミカルに
マッサージされますと、ほっこりいたします。
そして、とくひつすべきは、ぼくのしもべのような
そこつものがブラシをしても、こしのホネやおかたのホネ
にブラシの角やふちがあたることがありません。
しっぽっぽへのチョップは、ふういんできないものの、
それだけでも、ぼくにはなみだがでるほどうれしいことです。
7、はブラシ
これは、ぼくのあごちゃんにとっかしたブラシです。
ぼくのあごちゃんには、くろきもやもやがはっせいしがちです。
このもやもやは、てきせつに処理されませんと、
ぼくのあごちゃんに、できものができてしまいます。
しもべはなんとかこのもやもやをとりのぞこうと
ニンゲンのえいちを駆使して、このはブラシというものに
たどりつきました。
じっさいのところをいうと、このブラシのことはにがてです。
なんていうか、たぶんこしょばいいってこういうことを
いうんだろうとおもいます。
しかしながらこのブラシでなければ
いけないこともじっかんしています。
みなさんもそうだろうとおもいますが、ぼくのあごちゃんには、
とてもちいさなおけなみたちがみっしゅうしています。
このおけなみのあいだにはいっている
ちいさなくろごまのようになったくろきもやもやを
かきださなければならないのですが、
ふつうのきもちのよいブラシでは、
どれだけあごちゃんをごしごししようとも、
このくろきごまをかきだせないのです。
それはぼくのにくきゅうで、ちいさな虫たちを
つぶせないのとおなじことなのです。
いっぽう、このはブラシとやらは、
ぼくのあごちゃんにまけずおとらず、
毛のようなものがみっしゅうしていて
しかも、そのいっぽんいっぽんは、
ぼくのあごちゃんのおけなみより
ほそいくらいなので、がっちりくいこんで
くろきごまたちをみちづれにすることができるのです。
白装束の集団がいうには、はブラシをつかうのは
ねこさんのほんたいをいためるので、白装束の館に
でむいたほうがよいそうです。
しかし、ぼくは白装束の館にまいりますと、
たましいがいたんでしまうタイプのねこさんですので、
きゅうきょくのせんたくで、ほんたいがいたむほうを
えらびました。
さて、これらがぼくがであったブラシたちです。
いまぼくがあいようしているのは、
2と、6と7のブラシです。
これからも、もっととくべつなブラシに
あえるかもしれません。
そうおもうと、とてもよいゆめがみられそうです。
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