nekomitu日記

ポンコツ日記

コンプレックス

2016-06-05 19:52:39 | 日記


コンプレックスとは?

精神分析で、感情の複合。現実の意識に反する感情が抑えつけられたまま保存され、無意識のうちに現実の意識に混じり込んでいるもの。強迫観念や夢はこの複合が象徴的に現れたもの。特に、「インフェリオリティー コンプレックス」(劣等感)の略....とある。

突然ですが...

私は、自分の容姿にかなりのコンプレックスがある...

長年飲用し続けているステロイドの副作用は、一番悲しいかな顔に出る。もともと不細工な顔が余計に崩れてゆく

そして歳を重ね緊張感を無くした身体は、引力に負け水すら弾かない(笑)しかしこれらは加齢によるものもあり、諦めも出来る^_^

その他学歴や、諸々のコンプレックスを抱えて生きてきた。言い出したら本当にキリがない。

私は幼い頃、母親が私に言った言葉をずーっと守っていることがある。

「顔がブスなのは仕方ないから、髪の毛と肌だけは綺麗にしなさい...人前ではきちんとした身だしなみをしなさい

という言葉。

だから若い時から肌を焼くのを避け、髪がボサボサだと外出さえしない。

お金をかけた化粧品やエステ、美容室での手入れは全くしなかったが、母親の口癖でもあった「きちんとしなさい」「ちゃんとしなさい」という言葉が心に残っていて、いつも頭を過るのである。

しかし、その甲斐虚しく結果的には現在がある。

未だに、友達にさえにスッピンを見せることはない(笑)コンプレックスを緩和させる仮面ですね^_^


若い時は、容姿もさる事ながら、頭の悪さもコンプレックスだった。言葉を知らない、計算できない、上手く話せない、人見知り、太ってる、背が高い、不細工、などなど...

男性からは「デカイね」「儚げさがないね」「一人でも生きていけそうだな」「強いね」など言われてきたので、私はそんな女なんだな
...と諦めていた。


そして、そんな自分が周りにバレないように強がったりイキがったりしていた。苦手なことから逃げてきた。いつも「どうせ私は...」と思っていた。

だけど、結婚や出産、仕事、人との関わりの中で
見た目も学力も人並み以下なら、内面を磨くしかない....ふとそう思うようになった。

以前のblogでも、私の生き方考え方が変わったプロセスについて触れてきたが、とにかく人と違うことを好んでやるようになった。


30歳を過ぎた頃から、自分の苦手なことから逃げなくなって、みっともない自分も受け入れられるようになって..,

自分を大切にするとか、好きになるという意味もわからずいたけど、
大嫌いだった自分が少しだけ好きになれた気がした。

未だに何かと人と同じは嫌いだ^_^

ギャップを楽しんでる節もある...。

何が言いたいかと言うと、

コンプレックスは無いよりあった方がいいのかもしれないということ...隠すよりさらけ出した方が良いということです。

自虐的でも自分のコンプレックスを堂々と話したりすることで、相手も自分自身も受け入れるようになった。恥を掻くことが怖くなくなった。

コンプレックスをバネに頑張ることもできた。

未だに克服できない容姿のコンプレックス以外は
何となく受け入れて克服できたのかもしれない。

容姿のコンプレックスがあるが故に、写真に写ることを避けてきたり、体型が隠れる格好、化粧をしてきたが、

ある日カメラマンの友人に「毎日、自撮り沢山してください。そうすることで自分に自信が持てるようになりますよ」って言われた。

初めは頑なに拒んでいたけど、今は便利なアプリもあるし^_^やってみようと思った。

初めの頃は、写真の自分を見てなお一層凹んでいたが、やっていくうちに、角度や姿勢、表情を工夫したり意識したりすることで、ちょっとだけ直視できるようになってきた。

そのことを友達に告げると「ねっ!そうでしょ...っと」わかっていたかのように笑っていた。

そして、その友達は、私が知らない間に、私の膝から下の脚の写真を隠し撮りし、モノクロに加工してインスタグラムに素敵な言葉と共に投稿したのである。

ぎゃーっ!何で!!と言ったら「だって、いつ見ても綺麗な足首なんだもん」と言ってくれた。
どこ見てんだ~って思ったけど正直嬉しかった。


顔から真っ赤になった。そんなの褒められたことも無いし言われたことも無かったからです。

おやおや...

私にも人様から褒めてもらえる部分があるのか...

それから自分の脚をしげしげと眺めて、ちょっとだけ好きになった気がした。

ということで、私が時々自撮りをSNSに投稿するのは、所謂リハビリの一環なワケです^_^

もうこの歳になると、だーれも褒めてくれませんが、人前に立つ仕事をしているので可能な限り
緊張感を忘れず磨いていこうと思う今日この頃です。

最後に...

私のコンプレックスを、より強固にしたのは
母親の口癖だとわかっていますが、そんなこともうどうだっていいと思っています。

目指せスッピンで外出‼️それができたら全て克服です^_^