猫のあしあと

*舞台・ミュージカル・ちょこっと宝塚、な気まぐれ日記*

気づけば春*

2014年04月24日 18時50分44秒 | 宝塚♪
去年の夏以来、久々の更新になってしまった…(*_*)


一応、瀬奈さんご出演の

◇エニシング・ゴーズ
◇クリエ・ミュージカル・コレクション

は観に行きました♪ヽ(・∀・)ノ


春野さんの、年末のFC忘年会には、仕事の都合で参加出来ず…( ´△`)


4月に入り、やっと少し暖かくなってきたー…と思っているうちに瀬奈さんのストレートプレイ『今度は愛妻家』が始まり…♪♪


春野さんのCDアルバムとFC特典DVDが届き…♪


春野さんの夏のコンサートと秋のミュージカルが告知されたと思っていたら秋のミュージカル=帝劇『モーツァルト』だったという情報が解禁され…!



色々な楽しみが目白押しながら、毎日の慌ただしさに流されて、やや着いていけていない私…orz

春野さんのアルバムなんて4月上旬に届いてるのにまだ開封すら出来てないよぅ…早く聴きたいのに(´д`;)


全てはGWに…な予感…

彩音ちゃんと春野さん

2010年05月05日 18時24分35秒 | 宝塚♪
もう少しだけ、彩音ちゃんのコトを…。

私にとって彩音ちゃんは、ファンとして好きていうより、今だに春野さんの相手役だったコて印象が強くて。
相手役に決まる前から、彩音ちゃんの持つ雰囲気とか、いまどき珍しいくらいの奥ゆかしさとか気品があるコだなぁ~て少し気になる娘役さんではあったんだけども。
すみれちゃんの3人目の相手役に抜擢された時は、正直まだまだ実力が伴っていなくて、大丈夫かしらなんて心配したりもしてたけど(笑)

でも、お披露目公演の『ファントム』のフィナーレのデュエットで春野さんへ向ける彩音ちゃんの笑顔が本当に幸せそうで、なんだか心が洗われる心地だった
「学年が離れ過ぎだ」とか「実力が…」とか色々賛否両論だったみたいだけど、私は春野さんの相手役は彩音ちゃんで正解だったと思う

春野さんていう男役は、実は「相手役いらないんじゃないか」とかネット上で言われてたりもしたみたいで、実際私も春野さんに対して「孤高のトップ様」な印象を持ってたり。
春野さんが主演になった当時、花組メンバーだった人達が次々組替えとか退団とかしていったのもあって、その印象はますます強くなって。
春野さん自身、まだまだ色々余裕がなかったのかもしれないけれど。

だから、相手役を務める娘役は結構大変だったかもしれない。

でも、一人目の大鳥れいちゃんは、もう既にみどり姉御だったから(笑)
すみれちゃんが3人目の相手役という、主演の立場に関しては
すみれちゃんより先輩なくらいだし。
名実共に最高潮なみどりちゃん、しかもすみれちゃんとも気心知れた、学年も近い仲良し。
最近になってすみれちゃんが話してたりするのを聞くと、どちらかというと、当時はみどりちゃんに対してすみれちゃんが一生懸命背伸びして相手役してた感じ、らしい(気持ち的に、ね)。

二人目のふづき美世サン。
ニコニコ、ふわふわ、な人かと思いきや、う~ん、ワタクシ、この方、実は男役やりたかったんじゃなかろうか、と思うの
確かにニコニコしているし、雰囲気もどちらかというとふわふわではあるんだけど…。
なんだろう、“娘役として相手役を支えたい”的な気持ちが残念ながら私には感じられなかったんだよね…ゴメンナサイ
「どちらかって言うと、自分が中心に立ちたい人なんだろうな」って印象を受けちゃう人だったのです。
こういう気持ちって、きっと歌劇団の生徒全員が持ってると思うから、内心思ってる分にはもちろん全然いいんだけど…、
それがこちらに伝わってきちゃうと、まして娘役だと…ちょっと…
ちなみに私の言わんとしていることは決して、舞台上で一人で自立できないほど相手役に依存して欲しいって意味ではなくて。
「一人でも輝ける、でも二人揃えばなお輝ける」的な形がコンビとして理想だと思うし、主演コンビはどの組もそうであって欲しい。
ふーちゃんは実力的には春野さんと合っていたかもしれないけど、そういう支えの精神とか、相手役を素敵に見せる姿勢みたいなのがちょっと見えなかったかな、と。
主演コンビともなると、毎回組むわけだから、やっぱり男役ファンとしては、毎回ちゃんと贔屓をうっとり見つめてくれる娘役の方が可愛いなって思うし、そういうコンビを見て夢見心地にもなるわけなので。

なんか、こう書くと改めて、娘役さんって大変ねぇ~
実力もなくちゃいけないし、外見の可愛さ・綺麗さもおろそかに出来ないし、こういう相手役に尽くす姿勢も持ってないといけないし…
観てる私達は好き勝手言っちゃうけど(苦笑)
女性として尊敬に値しますね


で、三人目の彩音ちゃん。
娘役さんもホントそれぞれだなって思うんだけど、この彩音ちゃんていう人は上記した、いわゆる「相手役に尽くす」精神ていうのを、心底から持っている娘役さんなんだな、と思います。(コレ、同じこと元雪組の白羽ゆりサンにも言えると思う。)
例えば、デュエットダンスとかで、すみれちゃんが彩音ちゃんを見つめていなくても、彩音ちゃんは弾けんばかりの笑顔ですみれちゃんを見つめ続けていたりだとか、他にも毎日すみれちゃんの化粧前に小さな花束を飾ってくれたりだとか、ホント些細なことだけど、でもこういう不意の行動や言動って、意外と本音が出ちゃうものだと思うから、彩音ちゃん本人は無意識なのかもしれないけど、相手に寄り添うってことが本当に自ずと出来る人なんじゃないかと思う。
そしてその姿勢は、すみれちゃんに対してだけじゃなくて、現在の相手役であるまとぶん(真飛聖サン)に対しても変わっていなくて、スゴイなと思う。

某Jサンも、かなみちゃん退団後、相手役不在を経験して、何かで「自分だけを見つめてくれている人がいないっていうのは少し淋しい」発言をしていたけど、主演男役にとっての主演娘役って、たぶんそういうものなんでしょうね。
芝居を一緒にする相手、デュエットを一緒に踊る相手ていうだけじゃなくて、
“自分が何をしていても、例え自分が相手を見ていなくても、必ず自分だけを見ていてくれる人”。
こういう存在の人が一人いるだけで、かなり気持ち的に安心する気がする。
男役にとっての娘役って、精神的な癒しの存在でもあるんじゃないかな。


そういう意味で彩音ちゃんは、私から見ると春野さんを孤高から救ってくれるコって印象でもありました。
もちろん、彩音ちゃんの方が全然下級生だから、技術的な面では春野さんが色々手を焼く場合もあったかもしれないけど(苦笑)
でも彩音ちゃんと組む頃の春野さんはもういい意味で力も抜けて、余裕も出てきた頃だったんじゃないかな。
それに何といってもこのコンビには気品があった
春野さんと彩音ちゃんの持つそれぞれの気品や優雅さが素晴らしく合っていて、とても上品なコンビで、私は大好きでした

涼しげな顔で強い意志を持って進む春野さんと、何があっても無条件にニコニコと春野さんを心底慕って付いて行く彩音ちゃんは私にとって理想のコンビでした。
そんな彩音ちゃんの存在は、春野さんにとってもきっと癒しだったんじゃないかと思います。

彩音ちゃん、ありがとう


彩音ちんミュージック・サロン

2010年05月05日 18時22分00秒 | 宝塚♪
瀬奈J回想録…はちょっと置いといて。
去る4月17日に、花組の桜乃彩音ちんのミュージック・サロン(MS)に行ってきました~

ミュージック・サロンて言っても要はディナーショーです
まぁ確かに「ミュージック・サロン」の方が音の響きが柔らかくて娘役らしさが出てるかな

さて、実はワタクシこういうディナーショーて、お値段のせいもあって、あんまり行ったことなくて
初めて行ったのが…、そう、確か月組のかなみちゃん(彩乃かなみ先輩笑)のミュージック・サロンでした。
あれが確か2007年…?くらいだったかな。
それ以来、今回の彩音ちんでまだ2回目です。

ファンのくせにすみれちゃんとか瀬奈のディナーショーには行ったことがないという(苦笑)
だってチケット取れないし…
いや、もちろん、行けるものなら行きたいけどさ
まぁオサアサのお二人のディナーショーは今後に期待しときます。
あ、勿論それぞれ、て意味だけど、でも二人一緒になんてことになったら何をどうしても行きたいカモ
でもそれめちゃめちゃ高いだろなぁ

……えっと、話を戻して…。
そう。彩音ちんのMS。
チケットは普通に会場のホテルに電話してGETしました
…て言っても発売開始から2日後くらいに
だから席はあんまり期待してなかったんだけど、なかなかどうして、なんと2列目のテーブルのセンター寄りの席でした
端っこのテーブルではあったけど、でも舞台も近くてとってもよく見えました

プログラムはこんなカンジ↓


まず始めは“TANGO”。
赤いドレスで彩音ちん登場。「黒い瞳」などの曲で歌い踊る。
次は“TAKARAZUKA”コーナー。
今までの舞台から、「TUXEDO JAZZ」、「ルイーズ(エンター・ザ・レビューより)」、「愛の力(落陽のパレルモより)」、「うたかたの恋」、「気まぐれな猫」などなど、まっつ(未涼亜希サン)とだいもん(望海風斗クン)と共に、なつかしの曲をたくさん歌ってくれました。
もうこの時点ですみれちゃん主演時のことを思い出して、涙腺が…

その後は彩音嬢の特技“Piano”コーナー
『ファントム』より「Home」をナント弾き語り
それから春野さんのコンサート『I got music』ですみれちゃんの歌に乗せて弾いてた「How long has this been going on?(どれくらい待つの?)」を、今回はまっつの歌に乗せて弾いてくれて
これはも~~~~~オサファンなら泣いてしまう演出でしょ…。

前記した宝塚コーナーでも、春野さんの歌ってたパートとか、ほとんどまっつが歌ってて
私の中では勝手に、まっつ=春野さんっ子、園加ちん=瀬奈っ子て印象なので(あながち間違ってないと思う 笑)、まっつが春野さんにまつわる部分をことごとく担当していたのが非常に感慨深かったです
それと同時に時の経つ早さを思い知らされたような…

その後は“JAZZ”コーナーへと移り、「Bye Bye Black bird」や「I goccha」、などなど。
ラストはこのMSのために作られたという曲「春風のように」と、アンコールに一曲、タイトル分からないけど、どっかで聞いたことあるような…?
なんだかとても壮大な曲を3人全員で歌い上げてMSは終了しました

彩音ちん、当人比でだけど、歌が格段に上手くなっていてビックリしました。
音程とか声量とかの技術的なことだけじゃなくて、感情のこめ方とか、表情とか。
ドレス姿も綺麗だし、パンツスタイルの時は凛々しく、踊ると男役ばりにカッコイイし
素敵な娘役さんになったなぁと実感。

共演のまっつとだいもんはもう言うことナシ。
お二人とも歌声の素晴らしさは勿論、実力派だし、落ち着いた雰囲気で、男役らしくキリッとしてて素敵でした。
この二人、歌声が不意に酷似だと感じるのは私だけでしょうか…??
まっつが最後の挨拶で、「彩音姫を支えていきます」的なことを言っていたのが印象に残ってます
なんて素敵なナイトだ…まっつ