猫のあしあと

*舞台・ミュージカル・ちょこっと宝塚、な気まぐれ日記*

瀬奈じゅんさんLIVE

2016年07月20日 21時29分37秒 | 瀬奈さん

             


春野さん話が続きましたが、その間も、ちゃんと瀬奈さんも追いかけておりました!(笑)

6月にヤマハホールで行われたシャンソンコンサートに続き、瀬奈さん久々の舞台です。
7月18日19日の2日間、各2回4ステージ。
私は両日夜の部を観劇しました♪


お花は、大空さん、霧矢さん、安蘭さん…

   

   

そして、春野さんから♡
    




ご自身もLIVE内のMCで仰ってましたが、「コンサートとLIVEの違いがイマイチよく分かりませんが、とりあえず今回が初めてのLIVEみたいです!」だそうです(笑)
場所は渋谷の109のすぐ裏の建物内に入っているマウントレーニアホール。
マウントレーニア…、あのカフェラテとかコーヒーで有名なあのメーカーのホールのようですね。会場内のドリンクでも販売してました。

LIVEメンバーは、瀬奈さんと、ピアノ、ドラム、ベース、ギター、コーラスが各1人。
このコーラスの女性の方が、(感じたのは私だけかも知れませんが)顔の形とか、口元とか笑顔とかが彩乃かなみちゃんにそっくりで。
瀬奈さんも紹介する時、「かわいいでしょ〜。綺麗でしょ〜。宝塚入ってたら娘役トップ間違いなし!」とベタ褒めでした(笑)

瀬奈さん初LIVEで何を歌われるのかな〜と思っていたのですが、『翼の折れたエンジェル』から始まったのは、なんと予想外?のカラオケソングプログラムでした(笑)
理由としては「先日のシャンソンコンサートでシャンソン歌わせて頂いたし、来年出演予定の『クリエ・ミュージカルコレクション』ではミュージカル曲歌うだろうし、今回は何を歌おう?と考えた時、舞台活動から離れていたこの2年ほどの間、プライベートで友人達とカラオケへ行く機会が多くて。…考えたら後にも先にも、ファンの皆さんと一緒にカラオケに行くってことは多分ないと思うし、だったらこのLIVEで皆さんとカラオケに来たような感覚で歌ったらどうだろう!と思いまして、今回は全曲カラオケに入っている歌のみで構成してみました!」とのこと(^^)

…なんというか、瀬奈さんのこういう発想が素晴らしいですね(笑)
以前ファンクラブイベントのトークショーか何かで、かなみちゃんと有楽町のカラオケ館の宝塚ルームに行って5時間くらい歌った、とかっていうお話を聞いてから、「瀬奈さんとかOGの方も、カラオケとか行くんだぁ〜。」と微笑ましく思っていたのですが、そう聞くと「瀬奈さんのカラオケ…聞きたい!」と思い始めるのがファン心で(笑)
そういうファン心理・ファン目線をよくよく分かっていらっしゃる方だなぁと改めて思いました!
だから瀬奈さんのパフォーマンスするコンサートとかショーって、テンションが上がる楽しさなんですよね♪

LIVEのプログラムがないのですが、曲順はこんな感じでした↓
私自身そんな若くないですが結構知らない曲が多かったので(苦笑)歌手名も調べてみました。


♪翼の折れたエンジェル(中村あゆみ)

♪別れの予感(テレサ・テン)
♪時間旅行(松田聖子)

♪天城越え(石川さゆり)

♪最後の雨(中西保志)
♪Be my Venus(TUBE)

♪さよならは夕映えの中で
♪最後のダンス
♪Appasionado!!

♪Bad Again(聖飢魔Ⅱ)

♪奇跡(さだまさし)

アンコールまで入れて全11曲♪
「次が最後の曲となりました…」と言われると、もっと色々な歌を聞きたかったなぁと思うのですが、休憩なし・瀬奈さんの途中退場もなし!の
ぶっ続けLIVEだったので、これはこれで満足です♪

瀬奈さんも「まさか皆様の前でご披露することになるとは…」と言ってましたが、本当にまさかの演歌まで聞けるとは!(笑)
演歌の良さは正直なところまだイマイチ分かりませんが(苦笑)、でも瀬奈さんが歌うと、ややロック調のバンド演奏とも相まって、何ともカッコ良く色っぽく聴こえました♪

そして今回改めて実感したのは、瀬奈さんの歌っている時の表情とか目線が大変魅力的ということです!!
…ファンとして、何を今さら…と自分でも思いますが(^^;)
今回のLIVEでは、歌声ももちろんですが、視覚的なものにいちいち魅せられてしまって困りました…♡(*´Д`*)
どの歌でもそう感じたのですが、やはり特に『最後のダンス』の時が最高潮でした!(笑)
この前のシャンソンコンサートの時にゲスト出演していたみどりちゃん(大鳥れいさん)も言っていたのですが、「男役の歌を歌う時は目つき・顔つきが変わる!」と。
正にその言葉通りで、今回の『最後のダンス』は今までで一番現役時代を彷彿とさせる歌い方だったように思います。
客席への目線の投げ方・決め方とか、不意に器用に右眉だけ上げる癖とか…。
見ていて懐かしく・嬉しくなってしまって思わずニヤニヤしてしまい、客席で大分怪しい人になってました(笑)
演奏もロックな感じで、照明も曲に合わせてサビ部分とか激しくカラフルなライティングだったので、それも見ていて気持ちが盛り上がりましたし、瀬奈さんも更にノってる感じが見て取れました♪
18日の夜の部では、『最後のダンス』の後は拍手がしばらく止まなかったのですが、その時に、照明が落とされた暗い舞台上で、瀬奈さんが水分補給しながら客席の鳴り止まない拍手に見返りつつ軽く会釈していて、その動作とそのシルエットが大っっっ変男前でカッコ良かったです!!!!(笑)

それ以外の曲でも、歌う前も歌ってる最中も表情が全部魅力的で、男役だった時のときめきみたいなものを久々に感じたんですよね…(笑)
これまでもコンサートは何回かやっていますし、その時にはあまり分からなかったのですが…何でしょうね…。
単純に、舞台と客席が近かったからかも知れません。
それか退団7年目にして瀬奈さんの男前っぷりが上がったとかですかね…!(笑)


その他の宝塚の曲で意外な選曲だったのは「さよならは夕映えの中で」。
「宝塚の代表作、ベルばら、風共、エリザの中だと、私、レットバトラーやってないなぁと思って…」
という理由から選んだそうですが、それを聞いて“瀬奈さんがレットバトラー”という発想さえ現役時代に浮かんでこなかった自分にショックを受けました!Σ(°A°)
だって!瀬奈さんがバトラーだなんて!似合わないわけがありません!(>_<)
やや褐色の肌に黒髪リーゼント、しかも髭!それに無頼漢という役どころ…!
それこそ片眉を上げてニヒルに笑う瀬奈バトラー…。

……………………(今からでも)見たい……………………!!


瀬奈さん=レットバトラーという配役があまりに衝撃的だったので、このLIVEの後、早速瀬奈さんへお手紙を書きました。
当時の月組で瀬奈さんバトラーを中心とした『風と共に去りぬ』の配役を考えて…(笑)


他に、瀬奈さんのMCで印象的だったのは花魁体験のお話(^^)
このLIVEの少し前に、京都で1週間ほどお仕事があったそうな。
そのうちの中2日ほど急遽お休みが出来てしまい、東京へ帰るわけにもいかず、何をしようか考えていたところ、観光雑誌で“花魁体験”を発見。
ずっと花魁の役をやりたがっていた瀬奈さん、「これは…!」と思い花魁体験を申し込み、若い女の子達が友人同士で参加してる中、1人扮装写真を撮影してきたそうです(^^)
その撮影時のこと、花魁の着物は前に大きな帯の結び目があり、花魁の人はそれを支えるように帯の下に手を添えるんだそうで、花魁に憧れてた瀬奈さんは既にそのことは承知で、カメラマンのポーズ指導の前に完璧にそのポージングをしてしまったそうで。
カメラマンに「あの…、僕が指示する前にそのポーズする方ってあなたが初めてなんですけど…(お仕事)何されてる方なんですか…?」と聞かれ、“女優”とも“元宝塚”とも言い辛い瀬奈さん、思わず「あ…、そういう系の(仕事)を…」と答えてしまったが、内心「“そういう系”ってどういう系だよ!!?」と自分に突っ込んだそう(笑)
幸いカメラマンもそれ以上深くは聞いてこなかったそうですが、この花魁体験の扮装写真とあわせて、いわゆる源氏名的な名刺も作れるというプランだったらしく、「名刺の名前、どうされますか?」と聞かれた瀬奈さん、「本名で作るのも微妙だし…」ということで、「じゃあ、Jun Senaで…」とお願いしたそう(笑)

「で、皆さんご存知ないと思いますが、実は“瀬奈じゅん”て同じ名前のセクシー系の女優さんがいらっしゃるんですよ(笑)なので、“そういう系の仕事”とも言っちゃったし、その人だと思われたかな、と(笑)」

だそうです…。このお話聞いて色々爆笑でした(笑)
ちなみに、セクシー女優の瀬奈さんがいることを瀬奈さんは一体どういう経緯で知ったのだろうか…?と素朴な疑問でしたが、「退団後初のA-LIVEの時、一緒した男性ダンサー達が私に会う前に“瀬奈じゅん”さんてどんな人だろう?とネットで検索したらそちらの瀬奈さんが出て来た、と教えてくれました(笑)」と、2日目の夜のLIVE時に話してくれました(笑)
瀬奈さんの花魁扮装写真入り名刺、今回のLIVEのメンバーの方々に配ったそうで、これも2日目の夜のLIVEで、この花魁体験話の時、バンドの皆さんがさりげなく取り出してちらちら客席に見せてくれてました(笑)
…が、さすがに小さくて客席からは全く見えず…。
花魁写真(または生花魁姿でも勿論いいですが!)、是非何かで披露して頂きたいです…!!


瀬奈さんの歌声に癒され、歌う姿にときめき、MCに爆笑し(笑)、大変元気をもらえたLIVEでした♪


そして、今回のアンコールの『奇跡』は、なんだか無償に泣けました…。
瀬奈さんのファンになって以来、もう何度も聞いてる歌なのですが、今回は、きっとその歌声に心底救われる日が来るような気がして…。

瀬奈さんの歌う『奇跡』、大好きなので、これからも歌い続けてほしいです。





FRaU12月号

2014年11月24日 22時40分03秒 | 瀬奈さん
瀬奈さんと遠野あすかさんが載っていると聞いて♪


…最初は買うつもりなかったんですが、某動画サイトで、このFRaU×東京スカイツリーコラボのハロウィンイベントのお2人のトークの動画を偶然見つけて。
その動画見たら買いたくなっちゃったので(^^)♪

ページを開いて瀬奈さんの男前っぷりにびっくり。
一瞬OGであることを忘れそうでした…(*´д`*)

 

あすかちゃんも相変わらずスタイル抜群&美しいです♪
あすかちゃんのセンスの良さ、好きです(^^)
大きな黒いリボンのヘッドドレスが猫の耳みたいにも見えてちょっとカワイイ(*^^*)

 


お2人並ぶと普通に現役コンビみたいですね♪
…思えばお2人共、花組で男役娘役2番手ポジションだったので、組替えがなければこの組み合わせのトップコンビもあり得たのかなぁ…なんて今更な妄想が頭をかけめぐりました。
でも意外に当時の瀬奈さん主演のバウ公演とかでもこのコンビの組み合わせは見なかったですね…。
お2人の都会的な雰囲気は結構合うと思いますけどね(^^)

 


今やあすかちゃんもご結婚されましたが、インタビュー記事を読むと「今後はもっと歌の仕事もしたい!」と、あすかちゃんの歌声好きとしては嬉しい発言が。
これからの益々のご活躍を期待してます♪

 
このお2人の載ってるFRaUはこちら↓
   
 FRaU (フラウ) 2014年 12月号

KITTEイベントトークショー~瀬奈さん

2014年10月13日 19時48分36秒 | 瀬奈さん
瀬奈さんの手紙にまつわるトークショーと聞いて。
入場無料だし、翌日も休みだし、台風もまだ大丈夫そうだし…
てことで行って来ました♪


東京駅目の前のKITTEという建物内で3日間に渡り開催されている日本郵便によるメッセージフェスタというイベント内で、日に3回異なる各界著名人をゲストに招いて行われるトークショー。


  



会場はKITTEの地下1階の一角に設置されたブースで、50人程度が着席出来るくらいのこじんまりとしたものでした。
私が到着したのが開始45分前くらいで、まだ開場しておらず会場前に皆さん並んでたんですが、その時点で係の方から「立ち見になりますがよろしいですか?」と言われました…さすがの人気(*_*)
開場直後は立ち見2列程度だったのが、次第に人が増え、最終的には立ち見も3~4列ほど(20人くらい?)になり、前後左右を人に囲まれると蒸し暑くなる…ということを実感しました(笑)


そしてトークショー開始~。
瀬奈さんも会場に登場するやいなや、「すごい暑いですね!」と(笑)
紺色のニットセーター?のような格好だったんですが「すごい暑い…こんなセーター着てきちゃってばかみたい(笑)暑くないですか?大丈夫ですか?」と言ってました(^_^;)
司会の方も「いつもはこの会場涼しいくらいなんですが、きっと皆さんの熱気ですね!」と言ってました。…確かに暑かった…!
髪型はやや短めの前髪を下ろして、ボブよりやや伸びたストレートヘアで、『ビューティフルサンデイ』のちひろを彷彿とさせる感じで新鮮でした。


以下、瀬奈さんがお話して下さった内容の要約↓


◇宝塚時代は1日平均300通、多い時には1000通(!)ものファンレターをもらっていたけど、ちゃんと読んでました!(会場拍手!)力になりました。


◇印象に残っている手紙は下級生時代、演出家の先生からもらった手紙。
芝居はいいのにショーで華がないとダメ出しをされ、スポットライトを見つめるようにしたり色々心がけていたら、後日その先生から「すごく良くなっていた。この調子で頑張りなさい」といった内容の手紙をもらった。今でも大事に取ってある。


◇ファンレターでは誰からの…というより、自分が大変だった時や嬉しかった時に一緒に心配してくれたり、一緒に喜んでくれたり、自分の気持ちに沿ってくれる手紙が印象に残っている。
毎回同じ便箋、同じはがきで下さる方が多い。あとは私の名前だけ違う色で書かれていたり…。ファンの方のお顔とお手紙は一致しないけれども、字体とお名前は一致するくらい、皆さん個性的なお手紙を下さる。


◇手紙は頂くことが多いけど自分で書くのも好き。一番最近書いたのは結婚祝いを頂いた際のお礼状。結婚して大分経ちますが、いまだにお祝い頂いたりするそう。
下書きをして時間をかけて書くタイプ。こう見えて几帳面なので(笑)形式にこだわらずに、堅苦しく考えずにお礼の気持ちが伝わる様に書けたらいいんじゃないかなとは思います。


◇頂く手紙は便箋が好きだけど、自分が書くのは年賀状とか公演のお礼状とか(仕事柄)ハガキのことが多い。でも実際好きなのはやっぱり便箋。かわいいし、プライバシー保護の意味でも便箋と封筒がいい。取って置きの便箋はなかなか使えずしまってあって、子供の頃のそういう便箋を大人になってから見つけたりしてる。女子ってそうですよね(笑)


◇小学生の頃は文通部の部長をしていた。(根暗だったので…とのことですが(笑))、前期後期で運動系と文科系の両方の部に入らないといけなくて文通部に入ったら部長にされてしまった。他校宛に手紙を書いて、返事が来てたら配付したり、という内容。あとは地方に住んでる従兄弟へ手紙を書いたりもした。


◇未来の誰かに手紙を出すとしたら?
大人になった甥っ子姪っ子に、今の夢は何か、今どんなことを考えてるのか聞きたい。
姪は今は「宝塚か女優!」て言ってる(笑)私の経験したおいしい部分(華やかできらびやかな面)の話しか知らないから(笑)


◇過去の自分に手紙を出すとしたらいつの自分にどんな手紙を出す?
下級生時代の自分に、もっと頑張れよって言いたいけど、あの時無欲だったからこそ今の自分がいるとも思うので、「そのままでいいんじゃない?でももうちょっと頑張ろうか!」て(笑)
でも善くも悪くも他人の意見に流されないタイプなので言っても無駄かも(笑)


◇悩みとかも人に相談しないタイプ。相談したところで自分で解決しなきゃいけないから。
でも宝塚時代にGRAPHでお悩み相談コーナーを担当していたこともあって、相談の手紙を頂くことは多い。いまだにある。
時おり私のファンじゃない全く知らない方から頂いたことがあって…読んで心の中で「がんばれ」と思っておきました(笑)

○もしも家族や友人に悩み相談の手紙を出すとしたら?
今特に悩みがないので…些細な相談なら元相手役の彩乃かなみさんと上級生の貴月あゆむさんに。


<場内から寄せられた質問>

Q.手紙の保管法は?

A.大切な手紙(演出家の先生からもらった手紙)は、通帳とか実印とかパスポートとか、本当に大事なものと一緒に保管している
→会場笑い(笑)「皆さんそうじゃないんですか?(笑)私だけなのかな…」と瀬奈さん…(笑)
…まさか瀬奈さんの口から“通帳”とか聞くと思わなかった(笑)でも、それほど大切なものということですね(^^)もはや重要書類並ですが(笑)


Q.宝塚を退団して一番変わったことは?

A.女らしくなった(笑)人間的な生活が出来るようになって心身に余裕が出来た。
あと、恥ずかしい話かもしれないけど、電気代とか光熱費ってこんなに高かったんだなと思って(笑)
宝塚にいると家は本当に寝に帰るだけだから、ガス代や電話代も全然だし、寝る時は電気消すから電気代もほとんどないし、お風呂入るので水道代が一番かかったくらいだったけど、退団して東京で一人暮らし始めた時に光熱費が高くて(笑)普通に人間らしく暮らすとこんなにかかるんだな、と。

宝塚にいる時は自主練含めて12時間くらい普通にお稽古してた。そのうち1時間とか10分とか休憩もあったけど。でもそれが宝塚のいいところでもある。
専用の稽古場があるってすごく恵まれてることだったんだと感じる。外の舞台だと稽古スタジオも借りてるから時間制限があるので…。

宝塚の時は本当に死期が近いんじゃないかと思うくらいに忙しかったから今現役の方達を尊敬する。先日はそんな中大運動会もあって(笑)現月組トップの方から留守電が入ってて「あさこさーん!2位でしたー!!」てうるさいくらい大声で(笑)後ろの方でも「あさこさーん!2位でしたー!」て組子達の声がしてて(笑)
…2位なのにこんなに興奮?そしてべつに報告いらないよ?と思って(笑)でもエンジョイされたんだな~と(笑)

○退団してからやりたかったこと
ランチしよう!と思って。昼間の太陽が出てる時に食事が出来るという状況が嬉しい。宝塚にいた時はお昼くらいから稽古があるので、朝兼昼ごはんだったり食べなかったりだし、食事というより今のうちに食べとかないと、という意識だから楽しみというものではなかった。夜は劇団の食堂でだったので全然太陽を見ない生活だった。だから肌も白かったが今はちょっと日焼けしてるくらい(笑)


Q.最近新しく買ったものは?

A.最近また日記をつけようかと思って3年日記を買いました!
以前10年日記をつけてたことがあったのだけど、自分が死んだら人に読まれると思ったら恥ずかしくなって処分してしまった。
10年だと1日1行くらいしかスペースがないけど、3年だと書く欄も大きめでちょうど良かったから。
先日あったトークイベントで司会の方から「今後、何か“文を書く”というのもいいんじゃないですか?」と言われたことがきっかけ。
あと、宝塚にいた時は、本当に日々時間に追われて必死に走り続けていたので「私このまま早死にするんじゃないか」と思っていて10年日記も中断してしまった(笑)でも辞めたら心身共に余裕が出て、まだまだいけそうだから。今度は誰が読んでも大丈夫なように書きます(笑)


Q.手紙で失敗したことはありますか?

A.自分はないですが、失敗している手紙を頂くことはよくありますよ(笑)切手貼り忘れのとか…(笑)これこっちが払うの?と思って(笑)
 あと封筒だけで中身の便箋が入ってないとか(笑)劇団の時によくあったのは宛名は私なんだけど、中身は霧矢さん宛の手紙だったりとか(笑)
 きっと他の色んな方へ手紙出してる方なんでしょうね(笑)一応霧矢さんに渡してましたよ(笑)

→会場大爆笑!(…でもファンレター書く側としてはどれもやりかねない分(まぁ違う方宛の手紙入れることはないとして(笑))、身に積まされる思いでもありますね(^_^;))

勇気づけられる手紙以外にも、面白い手紙いっぱいもらいましたよ(笑)現役時代「いつ結婚してくれるんですか?」ていう手紙とか(笑)
「あの時舞台と客席で目が合って私達の間で愛が芽生えましたよね、あの夜のことはどう責任をとってくれるんですか」て(笑)
私が結婚したら「裏切り者!私は何だったの?」て書かれてて(笑)えー何かあったっけ?と思って(笑)結婚後は大分減ったけどつい最近も今だにありますよ。
でも、そういう思いをさせる職業だったんだなと思って「ありがとうございます」と思ってた。

→会場中で「えぇぇー!」や「うわぁ~」や「きゃー♪」の声+爆笑(笑) …すんごい手紙もらってますねぇ!w


Q.ドン引きした手紙は?

A.まぁ、今のそれですね(笑)「あの夜のことは何だったんですか?」て(笑)ちょっと度肝を抜かれました(笑)
でも、そういう仕事、使命だったから、その当時はそういうのも含めて「ありがとうございます」と思ってましたけど、今考えると「むふふ…面白いなぁ~」て思いますね(笑)


その後、司会の方とじゃんけん大会&景品を瀬奈さんから手渡しがあり、最後に瀬奈さんから「本日はありがとうございました。このフロアにも1階の会場にもお手紙を書く場所が色々あるので、私も見に行きたいと思うんですが、そちらでみなさん是非、私にお手紙を書いて下さると嬉しいです。」とご挨拶があり、トークショーは終了しました。




日本郵便のイベントということで、宝塚100周年記念切手や、星座のシール切手など、欲しいめあてのものが色々あったのですが、探しても見当たらず。
でもせっかく東京駅まで来たので、ぽすくまというくまのキャラクターのシール切手と、あと彩り鮮やかなポストカードやレターセットなどを購入しました♪
これで瀬奈さんへお手紙書こー♪♪

瀬奈じゅんさん東京會舘トークショー~ゲスト彩乃かなみさん♪

2014年09月23日 15時42分36秒 | 瀬奈さん
司会は東京會舘では珍しい?中井美穂さん。

瀬奈さんの登場は客席後方から、先日まで公演していた『シスターアクト』より、Take Me To Heavenの曲にのせて登場~♪

瀬奈さんは襟だけ白い黒のミニ丈ワンピース…と思いきや「実はスカートではなくパンツなんです!」と、ワンピースをぺろっとめくって下の黒いショートパンツを見せてくれるというサービスショットが(笑)
プラス黒タイツに黒エナメルのハイヒールのシンプルシックな装い。
少しのびたショートヘアにパーマがかかり、深い赤色の口紅が目を引きます。


まずは「今日は朝何時に起きて朝ごはんに何を食べてきましたか?」という軽い質問から。何気なく日常を聞けるこの質問、いいですね(^^)
それに対して瀬奈さん「今日は朝8時に起きて、なんやかんやして、ここの会場についてから、メイクさんの作ってくれたかぼちゃスープを頂きました。」
中井さん「今日は朝ごはんは作らなかったんですか?」
瀬奈さん「…実は昨日本番だったので…。しかも昨日は9月20日で“國夫(くにお)の日”ということで(笑)村井國夫さんの誕生日だったんで、公演の後にパーティーがあり、そこではっちゃける予定にしてたのでホテルをとりまして…(笑)はっちゃけたので今日は少々声が枯れております(笑)」…(笑)

シスターアクトについてのお話、アフロのお話(笑)中井さんは今日の司会のために瀬奈さんのスカイステージ出演DVD-BOXを昨日見返したとか(笑)
その中で“俺様”発言ばかりを集めた映像がある、という話に。でも瀬奈さんは「でも自分で自分のことを俺様と言ったことはない。GRAPHの同期紹介のページ担当の時に自分のことを俺様と書いたら、それが皆さんの中に定着してしまったみたい。でも本来の自分とはかけ離れたイメージ。」とのこと。
中井さん「でも瀬奈さんの場合は無理に“俺様”と見せている感じがしない…むしろ自然とそう見えましたが、切り替えとかはどのように?」
瀬奈さん「男役の時は家にいても男役でした。だから退団して、本当の自分は何が好きだったのか分からなくて、戸惑った。」

結婚の報告を一番にファンへ出来なかったことについて、すごく申し訳なかったと瀬奈さんは打ち合わせの時から気にされていた、と中井さん。
「新聞に報道されることは事前に知っていたから、皆さんが新聞を読むであろう時間帯にブログにアップする予定だったが、今は朝のワイドショーで新聞記事をピックアップするコーナーがあり、そこで予想外に早朝にテレビ報道されてしまってファンの方をがっかりさせてしまった…。でも皆さん心が広いので、許して下さってるんじゃないかと思います(苦笑)」
ネット社会なご時世ですしね…。情報解禁と同時にファンへ1番に…というのは実際不可能だと思います。
でも、瀬奈さん自身は↑の心算で、ファンにもとても誠意を持って接しようとしてくれていたという真意が聞けて良かったです。

結婚してどうですか?
「宝塚の時はそれこそ10代の頃からずっと一人暮らしだったから、家に「ただいま」って帰ったら「おかえり」って言ってくれる人がいる、「おかえり」って迎える人がいる、帰る場所がある、家族が出来たっていうことは、すごく大きな力になる。退団してから色んな女優さんとご一緒させて頂いたけれど、ご結婚されている女性の地に足ついた堂々と戦っている感じは何だろう?とずっと思っていたけど、外で戦える、守り守られる場所がある人だからなんだと分かった。独身の方はそれはそれでストイックに素敵な輝きを持っていらっしゃるけれども、それとはまたちょっと違う感じ。」とのこと。


ここでゲストのかなみちゃん登場へ。
直前に「こういう場で、彩乃かなみさんがどういう立場で登場するのか、相手役の彩乃さんなのか、下級生の彩乃さんなのか、普段の彩乃さんなのか…すごく楽しみ(笑)」と瀬奈さん。

かなみちゃんはAmazing Graceにのせて、舞台袖から登場♪

入場時のBGMはそれぞれ自分で、今の心境とかイメージで選んだとか。
かなみちゃんの入場曲について瀬奈さんいわく、「決して崩すまいとする娘役としてのポリシー的なものを感じた(笑)」そうです。


かなみちゃんは黒のテーパードパンツに、瀬奈さんと対照的な襟元だけ黒く縁取られた白のトップスに大きめジュエルネックレス、黒のやや厚底ハイヒール。
服装はお互いに相談されたそうで、お2人ともモノトーンでキマってました。


宝塚100周年のOGイベントで久々の共演をされたお2人。
「普段は本当にしょっちゅう会っているので別に自分達の中では新鮮さはなかったけど、舞台上でお互いに顔を合わせた時の新鮮さったらなかった。
みほこが出てきた瞬間から顔が娘役になっていて、自分もなんか男役みたいな顔つきに自然となった。客席からもみほこが登場したら「ひゅ~♪」みたいな歓声が上がって、それで自分たちもノセて頂いた。一緒にいるのがすごくしっくりきた。自分で言うのも何だけど、最高のコンビだったなと思う(笑)」という瀬奈さんに客席からは拍手が(^^)


主にお2人の宝塚時代のお話。

<かなみちゃんの第一印象の話>

瀬奈さん→「なんて暗い子だろうと思った(笑)初めて認識したのが、新人公演の『SPEAK EASY』で、みほこは研1で渚あきさんの役で、下級生で声を掛けられなかったんだろうけど、教室で一人で稽古していて…その姿がちょっと異様で(笑)、「一人で稽古すると一人芝居になっちゃうから、声かけて。一緒にやろう」て(笑)その新人公演の配役発表の時も、同期と一緒に「あ、私ルーシーの役だった」と、何の感動もなく当然の様に言うから、ちょっと待て!研1で渚さんの役だぞ!!と思って。その他にも、研1の時は同期が何かすると成績の良い人が連帯責任で怒られるんだけどみほこがその代表で、更にみほこ自身も天然なところがあって「なんでそんなことしちゃったの!?」という失敗も多くて上級生から怒られることが多くて、存在を消す…私を見ないで!みたいになってたんだよね。」

かなみちゃん→「…そういう風に見えたのかもしれないですけど、渚さんの役を当てられた事の重大さはもちろん分かってたんですけど、研1の立場でもあるし「渚さんの役だー!!」と大騒ぎする人間でも私はないし、同期に対しても甘えるタイプでもなかった。ただ聞かれたら応えなきゃいけないから、普通に応えるしかなかっただけで…それがすごく生意気な人間に映ったんだと思います。」


<バウ公演『トム・ジョーンズの冒険』の時の話>
瀬奈さん→「この公演でコンビ的な役だから仲良くしとかなきゃと思ったのか、一つ前の公演くらいからみほこが私の後をついて回るようになった。」
にこにこ笑顔でついて来るかなみちゃんに、瀬奈さんは「なんだ、実はいい子なのかも、と思った。単純なので(笑)」とのこと。


<瀬奈さんバウ主演『マノン』の時の話>
かなみちゃんが下級生時代からずっと抜擢続きで、色んな方から色んなことを言われて、自分は舞台に立っていていいのか、とすごく悩んでいた時期で、実は瀬奈さんは花組のプロデューサーから、かなみちゃんのことを精神的な意味でもサポートしてあげてほしい、と頼まれていた。
この公演では共演者である上級生の矢吹翔さんも何も言ってないのにその空気を察してくれて、かなみちゃんを盛り立てていた。
ちなみにこの稽古中に、瀬奈さんはかなみちゃんのことを相手役として最高だと思ったそうで、初日前夜に一緒に食事に行き、自分は頑張ってトップになろう、そしてかなみちゃんを相手役にしたい、と内心で思っていたそうです!!

かなみちゃん→「瀬奈さんはそういう稽古場の雰囲気を私が「もうやめて下さい」とならない様に、周囲の方も巻き込んで笑える感じの、ごく自然な雰囲気を作って下さった。カンパニー全体がすごくいい雰囲気でした。」

マノンの公演中、出演者数名で食事に行っていた時、たまたまかなみちゃんが一人になった時に組み替えの電話を受けた。
そこへ瀬奈さん達他のメンバーが「みほこちゃん誰と電話してんだよ~」とからかい口調で戻ってきたものの、かなみちゃんの放心状態の顔を見てただ事ではないと感じた。
組み替えの噂を聞いていた瀬奈さんはすぐにピンときて、かなみちゃんが「なんで私なの~!!」と号泣。
瀬奈さんがトイレへ連れていってなだめていたら、上品なおばさまに「お辛いことがあったのね…」と同情されたそう(笑)


<瀬奈さんエリザベート役の時の話>
かなみちゃんに娘役メイクの仕方を教えてもらった。
あの時、かなみちゃんだけが瀬奈さんがエリザベート役をやるにあたり「大丈夫ですよ!」と言ってくれて、初日当日の舞台稽古を見た後も「すごい良かった!絶対大丈夫!!」と言ってくれて、瀬奈さんが大号泣した。
泣いてる間もずっとかなみちゃんが側で「大丈夫、大丈夫」と言ってくれていた。

瀬奈さん→「傍から見たら、“彩乃さん、瀬奈さん泣かしてるんじゃ…?”と思われそうなくらい(笑)当時はちょっと精神的に変でしたね。」

かなみちゃん→「瀬奈さんのストイックな稽古場での姿もずっと知っていたし、大丈夫としか思わなかったです。確かに当時の瀬奈さんの男役・次期トップという立場から、娘役というゼロからのスタートで大変だったと思うけれども、小池先生の役者の方を見る目も確かだし、絶対今までにないエリザベートになる!と思ったんですよね。自分自身が大変だった時に支えて助けてもらった過去があるから、瀬奈さんが大変な時に今度は自分が!という意識が本能的に働いた感じです。」



<かなみちゃんの退団発表の話>
『マジシャンの憂鬱』の公演中、舞台袖の早変わり室にいる時、かなみちゃんは「次の公演の時、私ここにいない気がする、と思った」そう。
それは辞めたい、とか、辞めなきゃ、という意識からではなく、もっと自然と自分の中からそういう思いが浮かんできた。
自分の本音では、自分の魅力を自分以上に引き出して美しく飾り立てて見せてくれるこんな世界にいられるならずっとやっていたいという思いと、でも、こんな自分が10代の女の子の役をやっていいんだろうか、とか、瀬奈さんに対しても、もっと別の相手役のほうが、もっとダンスを存分に発揮するショーが出来るんじゃないか、とか色々な思いがずっとぐるぐるしていて、退団発表してからもずっとずっと本当に辞めるのか辞めるのをやめようか(笑)迷っていた。そしてそんなことを失礼ながらずっと瀬奈さんに相談していた。

瀬奈さん→「一緒に辞めてとは言えないし、コンビといえどもそこは個人の意思を尊重して。でも、みほこの実力を私のために宝塚に留めてしまってはいけないなと思った。たぶんみほこ的にも宝塚の娘役という枠での表現はし尽くしたんだろうなと思って。みほこの相談にのって「よく考えなよ」とか言いながら自分も内心「私も辞めるべきかどうしようか」と迷っていた(笑)」



<雪の日のお話>
今年の冬、かなみちゃんにちょっと落ち込む出来事があり、瀬奈さんからしたら「くだらね」と思うことだったそう(笑)ですが、かなみちゃんは本当に落ち込んでいて、瀬奈さんが自宅に招いてくれた。瀬奈さんの甥っ子のどんじゃらゲームを借りて、車でかなみちゃんを迎えに行き、瀬奈さんの旦那さんも交えてどんじゃらをしてかなみちゃんを盛り上げてあげたそう。かなみちゃんは泣き笑いでどんじゃらをしていたとか。



実は瀬奈さんが主演になる時、相手役さんをどうしますか?と劇団に聞かれて、彩乃さんを指名したら、叶えてもらえたそう。
「私の場合は、ですよ。他の主演の方皆さんがそうなのかは分からないけど」とのこと。

彩乃さんのどういう所が瀬奈さんの心をそこまで揺り動かしたのでしょう?
「なんだろう…、この、中井さんも先ほどおっしゃってましたが、人を笑顔にさせる雰囲気とか、明るさみたいなもの。」

かなみちゃんにとって瀬奈さんは
「色んなことを一番に相談している方だし、隠し事していても見抜かれる。お姉さんのような、下級生なのに失礼ですが親友のような方です。」とのこと。




最後に「今後もまた皆さんに呼んで頂けたら、また2人でのトークショーが2回3回と出来たらと思います。」とご挨拶され、お2人にとって思い出深い曲「ランベス・ウォーク」を歌いながら客席を通って退場されました。


こうしてトークショーの内容を文章にしてしまうと、結構深いシリアスなお話ばかりだったかのように見えますが、瀬奈さんが話題を笑える方向へ持っていって下さって、そこへかなみちゃんの人を笑顔にさせる力も加わって、意外に(?)終始笑いの絶えないお話になっていました。
かなみちゃんの場合は天然のものと思われますが(…失礼!)瀬奈さんはおそらく話が重くなり過ぎないように、意識的にそうされていたように思います。
トーク内でお話された過去の出来事についてもそうですが、こういった気配りをさらりと出来る瀬奈さんの人間性が本当に素晴らしいですね。



ところで。
このトークショーの前までは、お2人の仲の良さは重々承知ではいたものの、現役トップコンビだった時は、かなみちゃんの瀬奈さんへの信頼感や愛情は常々表れていたけど、瀬奈さんはかなみちゃんに対して割とクール&ドライな接し方だった気がしていて。
…まぁ男役・娘役だったから、そういういわば"亭主関白”な雰囲気の方が、逆のイメージよりはコンビとしての印象も良かったと思いますが…(瀬奈さんが実際そこまで計算して故意にそう見えるようにしていたのかどうかは分かりませんが)。
瀬奈さんのエッセイ『日々、ことだま』でも、かなみちゃんについて書かれたページがあって、そのとても愛情深い内容の文章と、ファンの前で見せる対かなみちゃんへの態度との温度差に、いまいち真の2人の関係がよく分からなかったんですが…(単に私の見る目が浅いだけかもですが)
今回のトークショーを聞いて、改めて、かなみちゃんが瀬奈さんを慕っているということ、そして瀬奈さんも心底かなみちゃんを大切にかわいがっているということが伺えました(^^)
かわいがっている、といってもそれは決して、かわいいかわいいと“甘やかしている”ということではなく、もっととても対等なもので。
相手が辛い時にそっと寄り添ってあげる、とか、相手の全てを受け入れる、とか、いい意味で相手に頼る、とか。
お互いに、お互いが、そう出来る関係…、親友よりも更に深い仲(アヤシい意味ではなくて…)なのだと感じました。
その仲を敢えて言葉で表現するならば、よく瀬奈さん自身が言う「戦友」ってことになるんじゃないかと今書いてて思いました。…深いっっ!!

私的には、親友というか、姉妹?でも姉妹というよりかは兄妹…優しく懐の深いお兄ちゃんな瀬奈さんと、奔放で甘えたな妹のかなみちゃんという印象を受けました。

そして私の中で、かなみちゃんの印象が現役のときと少し変わりました(笑)
ちなみに私はかなみちゃんの娘役が大好きですし、今も気になるOGの方の一人です。
現役の時は、そのプロフェッショナルな歌声と実力派で隙のない舞台姿とか、舞台上で瀬奈さんをフォローする姿を見かける機会が割と多かったので、それこそ完璧な娘役さん・かなみちゃんほど出来る娘役はいない!というイメージが強くて。
舞台以外での知的なコメントや気の遣い方、髪型・私服・稽古着のセンス等に至るまで、その女子力の高さは同性としてお手本にしたいほど、いわゆる“出来る女”だと思っていたのですが、今回のトークショーで、実はもっとほわ~んとした、天然で天真爛漫な面が意外とある方なのだということを実感しました(笑)
見た目的にもハキハキというよりかは、ほわほわ、という方なので、またCS放送などの発言でも時に予想外な言動をされたりしていて、天然さも持ち合わせている方だとは知っていたんですが、予想以上にその面が強い方なのかも、と(笑)
なので「宝塚を辞めるか辞めるのやめようか悩んでいた」というお話も、えぇ~!そんな優柔不断な面もあるの?と結構衝撃でした(笑)
てっきり一刀両断タイプ…とまではいかずとも、一度決めたらブレない方だと思っていたので。
そして、そんなかなみちゃんを瀬奈さんが受け入れている・仲良しだというのも、なんだかちょっと意外でした。
…ものすごい失礼なこと書いてますけど、すみません;;
お2人の間でこれまでの色々な出来事があって今現在の関係に至っていることはもちろん分かっていますが、タイプ的には瀬奈さんとかなみちゃんは実は対照的なような…?
人は自分にないものを他人に求めると言いますが、そういうことでしょうか。
それとも瀬奈さん自身にも意外とそういった面があるのかな…?
まだまだお2人の仲は奥が深そうです。


お2人のトークショー2回目3回目があることを期待してます。


帝劇シスターアクト

2014年06月26日 22時55分16秒 | 瀬奈さん



観てきましたシスターアクト♪



これは楽しい!♪ヽ(´▽`)/
久々に心底楽しめたミュージカルでした!!
色んな人に観てほしいです!!そして自分ももっとチケット買い足して観たいです!!(笑)


実は私、原作の有名な映画『天使にラブソングを』は見たことないんですが、いきなりミュージカルでも十分楽しめました。
登場人物のキャラクターが割とどのキャラもしっかり確率しているからか、同じ演出家の方の、これまで観てきた“コメディ”や“ハッピー”と予告されてたどのミュージカルよりも、ずーっと面白くて楽しかったです!!…なんて言っちゃったりして(苦笑)でも、ホントに。


瀬奈さん、黒塗りシスター姿でソウルシンガーのデロリス役似合ってました(^-^)
初めてこの作品のポスター見たときは、真面目な(←ネタ的な意味でなく、という意味で)アフロ姿にかなり衝撃を受けましたが(笑)
でも、あの大きな舞台上で見ると、アフロもさほど大きくも見えないので、違和感はなかったです(笑)
超余談ですが、劇中、デロリスが何度か自分のアフロヘアをケアする(とかす?)動作をしているのですが、フォーク状の大きめのくしを、アフロにさくさくと刺すようにしてとかしていて「なるほど…アフロだとああいう風にするのか…」と、すごい注目してしまいました(^^;)
「アフロとかドレッドヘアの人って…どうやって手入れするんだろう?」と、長年素朴な疑問だったので…謎が一つ解けました(笑)

外見的なことだけでなく役柄的にも、シスター達に情熱的に一生懸命に歌を教える姿が、なんだか瀬奈さんぽい、というか。
とても似合っていて生き生きとして見えました(^^)


そしてそして、特筆すべきは…
ポスター見たときから、「この見慣れぬカワイコちゃんは誰だろう??」と気になってましたが、舞台見て、その可愛らしさに目を奪われまくりでしたラフルアー宮澤エマちゃん♪

↓このコです♬かーわーいーいー♥︎



先日、舞台を観るよりも前に、エマちゃんがパーソナリティーをしてるラジオに急遽瀬奈さんがゲスト出演すると聞いて、ラジオで話す声のみを先に聞いたんですが、予想外に色っぽいハスキーボイスだったので、割とオトナな印象を勝手に持っていたんですが、舞台を観てみたら…!

瀬奈さんより頭ひとつ分ほど小さな背丈、役柄上、あどけなさの残る立ち居振舞いに、シャイな小さい子供の様に小さな声でポツポツと話す様、シスター見習いの一人だけ白ブラウス+黒ワンピース姿…その全てのなんと愛らしいことでしょう!!(*´д`*)カワイスギル…!
劇中、瀬奈さんのデロリスが、自分の将来に迷う彼女に対して「ベイビー」だの、「ハニー」だのと呼びかけ諭す場面があるのですが、その呼び名がぴったりな感じです(笑)

その歌声も、とても魅力的でした♪
役柄上、話すことすら得意ではないような様子から、デロリスの歌の特訓を受けるうちに、素晴らしい歌声を披露するまでになる訳なんですが。
ラジオで瀬奈さんも話してましたが、ウィーン少年合唱団の様な、ボーイソプラノを彷彿とさせる中性的な、ハスキーだけどエネルギーのある、真っ直ぐな歌声でした。
もっと彼女の歌声を聞きたくなりました(^^)


他にも、春風ひとみさんや浦嶋りんこさんを始めとする個性溢れるシスター達一人一人のキャラクターは見ていて楽しいし笑えます(笑)
また、歌声の勢いと、誰もが生き生きと歌う姿、ノリの良い音楽には見ているだけでもテンションが上がってきます!!
そして、シスター達とデロリスとの繋がり・仲間意識みたいなものには胸をうたれます…。

ネタバレですが、特に最後の、デロリスを庇って、修道院長が、シスター達が、「私が、私が」と一人一人ピストルの前に気丈に立ちはだかる姿は、神々しいまでに本当に美しくて、何回観ても泣いてしまいます…。
その精神こそ、正に“シスター”ですね…!


その他、威厳がありながらも、とてもキュートな修道院長の鳳蘭さん
厳格な神父と思いきや、シスター達の歌声に悪ノリ?気味なオハラ神父の村井國男さん
デロリスに学生時代から一途に片想い中の、控えめだけど頼れる優しい警官の汗っかきエディ(笑)石井一孝さん
大きい体で歌声も迫力満点、言動も怖め…だけど不意にお茶目な(笑)ギャングのボス、カーティスの吉原光夫さん(大澄賢也さんとWキャスト)
などなど、豪華キャストも満載です(^^)


シスターアクト、おススメです♪




………後日談ですが、リピート観劇するうちにこの作品の音楽に病みつきになり、実況CD化を心底願っていたのですが…あいにく実現せず…(-_-)
それでも諦めきれず、海外版のCDを入手することにしました↓

           
  ミュージカル「天使にラブ・ソングを・・・」オリジナル・サウンドトラック


それぐらい、音楽がイイです!!お気に入りは“Sunday Morning Fever♪”
海外版でも舞台実況からセレクトしているらしく、合間の台詞があったり、全体的に舞台の空気・迫力等が感じられるので、これはこれで買って良かったです(^^)