お世話になっている生命保険の営業さんから連絡があって、
「実は、私、辞めることになったので・・・」
若年期は入っていてもほとんどお世話になったことがなかった保険会社。
夫が亡くなった折、関連のあったのは大手2社でした。
その時に同じように営業さんと関わりがあったのに、1社はほとんど無干渉、もう1社は頻繁に連絡をくれていて
今回辞めるのは、その後者の営業担当さんです。
無干渉1社には私の生命保険もかけてあったのですが、担当が辞めてもこれまで連絡をしてくれませんでした。
大手の保険会社ってお高いけれどなんとなく続けてしまっているのは、担当さんがいる、という点が心強いということってないのかしら?
あまりにも頻繁に連絡されるのも面倒ですけれども。
少し尋ねたいことがあって連絡先として戴いていた携帯番号に電話したら、もうすでに退職している営業さんに電話がつながってしまい(個人の番号だったのねぇ)
「あらやだ、私もう辞めてるんですよ」なんて言われて面食らって。
なんだこの「担当者制度」って、形骸化してんじゃん、って思って。
結果として数年前保険の見直しをしたときに、無干渉社でかけていた保険、連絡くれる営業さんいるほうに掛け替えしました。
大手のお高い保険料を払うのは、担当がはっきりしていて何かあったとき未成年たちでも対応がとりやすいように、の配慮もあってのことだったから。
・・・とはいえ、子どもたちが独立したら、また見直しはする予定なんですけどねー、やっぱりお高いのだもの。
話がそれました。
辞めるという営業さん、実は同じ学年の方でした。
彼女は離婚してのシンママで、子どもの年齢も同じで話も悩みも共感しやすくて。
だからまぁ、彼女が引退するまではお付き合いできるよな、って思っていたのですが、
なんと、この度再婚なさるとのことで、引退となったそうです。
すごいなー、この年齢で結婚とか、私はもうしたくないなぁ、でもおめでとうございます、ってお別れしました。
その彼女から「次にちゃんと引き継ぎますね」と紹介いただいた新しい営業さんと、先週お会いしました。
私、郊外住みなのですが、わざわざこちらのエリアまで出かけてきてくださいました。
(ありがたいけど、交通費だけでもすっごいお金かかってると思うわー、それ以上に儲けているってことですよね苦笑)
たぶん、新人さんじゃないかな。お肌ぴちぴち。
頼りがいはないのかも、でも生真面目そうに一生懸命説明してくれたから、まぁいいかー。
という新しい出会いにしみじみしていたら、今度は、長男の介護プランを作って下さっている福祉関係の方からも
「実は私・・・」
この方は私より少し年上の方なのですが、お話しやすくてとても素敵な方で。
次の方、ちゃんと探しますからね、っていう言葉に、お願いしますってお答えするしかなかったけれども、これから関わりがなくなることが、とても残念。
何度も話をしたことのある、生活に関連する人たちの退職に、「定年」という言葉を意識してしまいます。
親しく思う方って同年代に多いから、これからあちこちにこういう世代交代を感じさせられるのでしょう。
そういうお年頃だよね、って思いつつ。
退職する福祉関係の方、ナイショだけれどね、の枕詞つきで、別施設で別職種で働くのよー、って仰ってました。
家事ごとであれ、社会であれ、必要とされている感って、やっぱり嬉しいものですもの。
私自身は、新しい職場(!)があれこれ混沌中 笑 で翻弄されておりますが、
いやしかしね、
年のいった新人さんたちの驚くべき対応も、
それに対するボスの動きも、
私、どことなく俯瞰的に面白がっているのですよね。
若かったらきっと、憤怒するだけで終わっていたのかも。年の功とはこのことか?!
玉置泰子さん(90歳台の某企業の総務部長さん)のお話を読みながら、
体が健康なのであれば、「定年」は死語になっていくのかもなぁ、なんて思い始めています。
さ、そのためにも。とにかく元気&健康が大事!