写真家ソール・ライターは写真を売り込むことが「恥」である。と、考えていた。だから、デビューするのが80歳を、越えてしまう。写真家として理想的である。馬鹿なカメラマンほど必死に売り込む。有名になって御陀仏になる。写真は無名性は必ず担保しなければ、失格者である。俺は、そこそこ名前が知られているから写真家として、死んでいる。
フレーミングは写真を決める。まずいフレーミングは写真をつまらないものにしてしまう。ソール・ライターのようにフレーミングのまずい写真は、広告写真にしかならない。フレーミングの上手いのは森山大道、アラーキーというカメラマンがいる。