こんばんは。
くっそ忙しいさなかに、辞めていく人が続出して(ボーナスの都合上は在籍だけれど、有休消化っていう形で、戦力外が多くなる)、かつて百合根君1号を退社に追い込んだ社と取引することになった。
ところが、こっちは、押しも押されぬ不動の存在であり、とやかく言うなら、うちじゃなくてもいいんですよ?というお取引に際して、大きな力を持って来ての交代だったので、簡単にいくと考えていた。
しかし、相手はその上を行く、もう、「とにかく、浮足立っている」会社で、ほかしておいたら、スゲー偉い人までが、挨拶に来られてしまった。
でも、リテイクは2回までの原則を大幅に破り、6回位要求を簡単にするので、振り回されてしまい、気が付いたら、
また、今月も主治医のところで、2時間も絶対安静で寝かせられる羽目になった。(涙)
これ、心筋梗塞になる前の発見で良かったけれど、こんなのずっとだったのか・・・・と思うと、なんだか、胸の中にあった仕事への情熱は消え失せてしまい、
「そもそも、リテイク2回なんですよね?仕様書に6回OK出して、出来上がった毎に、拒否るという姿勢では、御社とはもうお取引できません。どうしても、というなら、2回以降の1回当たりに、仕様書1回分の料金を追加させていただきます。4回追加されているので、4回仕様書を書いたという形で、お振込みいただきたい。」
拝金教真っ青の提案である。むろん、今までの請求書は、さっさと職場のお姉さんが作って、簡易書留で送ってしまったという速さ。
おっさんから、偉い人に泣き付かれたけれど、蹴り倒したというメールが着て、その後、
「嫁さん亡くしている社の連中も多いから、君が苦しむのを見ると反発が多い。いずれは、管理職もやってもらおうと思っていたけれど、適性が自分にはないと豪語する理由もわかった。現場でやっていきたいんだね。だから、現場を知るために、所属を前に離れたんだし、戻ってきたからには、君が先頭に立って、チームをまとめてもらわなくちゃ困る。
なんせ、圧倒的なパイオニア的存在になっちゃったんだから。」
と、電話が来た。
「ハロウィンのお菓子で釣ろうとか、昔は色々したっけな。君が中々職場に顔を出さないんで心配していたんだけれど、先日げっそりして現れたのを見て、まずいとは思ってたんだ。管理職にはならなくていいけれど、君がルールを決めて仕切っていいから。」
「すいやせん。仕切るって能力も欠けてて。」
「でも、仕様書は、君にしか書けない。後は、他の奴らが何とかするから。その才能を余さず活かしてほしい。死ぬほどやらなくていいから。」
「おっさん。今年の夏、7月8月は、オフィス行かないんで、何かあったら、電話とメールでお願いします。」
「うん。熱中症になるしな。しかし、あの時は、君がここまで到達する人材とは思わなかった。」
「同感です。わたしも思いませんでした。体力があれば、管理職もできたんでしょうけれど、すいません。」
「実質、うちの内部を牽引しているのは、まぎれもない君だし。」
「ええ。」
「ご主人元気?」
「あぁ、元気です。」
「奥さんを追いつめたのは僕だと、ご主人に伝えておいてくれ。それで、今月はもう、残っている仕様書への分析が終わったら、休んでいいから。」
「え?」
「寝る間も惜しんでだろう。健康保険組合から、警告が来たから、経理が終わったら休め。」
「経理やらせてくれるんですか。」
「君、異様に経理に強いからな。いやぁ、しかし、見事な分析員に育ったよ。リサーチと分析。すごいわ。ところで、それ、霊感?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・確か、先日、適性テスト作って、霊感公言したら、雇わないって項目盛り込んだわたしに言いますか。」
「僕はね。オカルト信望者じゃないけれど、君を見ていると信じたくなるね。」
「どうしてですか。」
「自分の為に、チームの為に、君の手掛ける仕事に関わる人に対する最善の道の為に、惜しみなく使うからだよ。」
「褒め言葉って受け取っておきます。」
という訳で、月初だけ行けばいいことになって、わたしに、突然休暇が来た。
思えば、あの時、何でいきなり急に、主治医に心電図取ってくれと言いだしたのかは分からない。けれど、重くなくてよかったけれど、体はまだ重い。
休むか。書きたかった鬼の話もあるしな。
朋
コメントありがとうございます。
色々と心労が重なって、過労で倒れこんでしまいました。
確かに、病独特の時のあの「勘」はなんなのかと思うのですが、
あんまり頻発に行うと、周りから精神疾患を疑われるので、
実は、かなり自粛しています。(笑)
>『いちご味』を少し読みますた
あぁ、読まれたんですね。面白かったでしょう。
わたしは、もう、あぁいうものがとにかく大好きで。(苦笑)。
辛い時ほど、笑うが勝ちですな。
ありがとう
ときに「webコミックぜにょん」で『いちご味』を少し読みますた。夜中にゲラゲラ笑いますたw