「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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論理力と霊能力 その2 「理論と実験」

2010年01月24日 10時08分30秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)
こんにちは。

割と大学ってのは、理論系か実験系か、それで専攻大学院も変わるし、学科も変わるし、担当教官に適切なのがいない時は外研に行く訳ですよ。

まぁ、理論て言うのは、先日でたSCMでね。本当にSCMがパラダイスな発想だったら、今頃のベンダーは皆パラダイスで、今頃の下請けは、皆倒産で、今頃の納期を待つ客は、怒り心頭でしょう。皆がDELLになる訳ではなくて、それも一つのモデルケースな訳。沢山の企業の後に、乗り切って行くのはその手法もアリだったというだけのことで、大きな目で見たら、DELLが誤差の範疇なのかもしれない。

理論を述べる奴は、机上のモデリングしか見ないから、恐ろしく発案に対して事象を集める事が少ない。だから、高性能なソフトがあっても、説明書がない時は、それを想像してパラメータを動かすしかない。けれど、まず、その想像できるパラメータが恐ろしく少ない。

理論屋と実験屋に恐ろしく食い違いがあるのは、我が夫婦がそのもの。主人は理論派であり、私は実験派。だから、最初の投資で買ったものに対して、凄い文句を言われるし、説得しようもない。けれど、それで、再現性が多い結果を出していくと、割と納得するんですよ。そう、その結果から理論が導き出されて、あなたの投資時の理論は机上の空論でしたが、新しい理論がここにあるってやると、納得をする訳です。まぁ、若い頃から、徹底的なディベート夫婦なんで、それがお互いに本当に理解不能なんじゃないかな。

あっちは、自分自身が動かないで、しかも一点だけ見て理論を出す訳で、必ずしも当たらない訳ではない。むしろ、「通常概念が正しゅうございました」と私が白旗を上げる時がある。反対に、「通常概念ではない理論を見つけました。」と相手が白旗を上げる時がある。

で、スパコンに対しての個人的な見解で行くと、科研費を使うなら、その結果はどうだとか、ここでこれだけ還元で来ているからこれ位の投資が必要だとか、そういう基本的プレゼンにラックしているんじゃないのかな、研究者は。それが何故世界一であることに意義があるのか、そして、いつしか大きな産業となって意味もなくぶら下がっている人が沢山出て、経営自体のスマート化とか、スリム化とか、そういうのも考えたうえで、投資に見合うアウトプットを出せなきゃ、そりゃ、スポンサーが引くよ。

まぁ、世の中、研究が必ずしも「真」であるという確証のない研究なんて山ほどあって、商品化できない研究や金にならない研究が沢山ある。それも必要だと思うけれど、この不景気で、そういう存在が「必要悪」になっているのは事実なんですよ。国の研究予算ってのは税金だからね。それがどう実を結ぶか分からないから、医学だと臨床系の研究は割とスポンサーがつく。けれど基礎にはつかない。時に基礎が大きな研究を成し遂げる事もある。でも、それを支えられるだけの、日本は屋台骨がないって所は気がついた方がいいんじゃないかな。

で、そういう金にならない研究にお金を出さないと実は伸びない。けれど、金にならない人はならないなりに、スポンサーを捕まえる事を懸命に考えないと、本当に行き詰ってしまうよ。それこそ、理論じゃ飯は食えない。けれど、実験は、再現性を出せればそれでOKなんだよ。だから、飯が食える。持ちつ持たれつだと思うよ。

現場で頑張る会社員の声が上層部に届かない事がある。事実、主人は、顧客の層が初めからある程度上な訳で、そうなると中小企業の声とかが分からない。分からないから想像力が出ない。まぁ、彼の場合は、それを、どこかで聞きこんでくる事で補うようだけれど、割と決めつける傾向にはある。決めつけるから、やる前から、「Next」(ハイ次)。

これじゃ、どうしようもないよ。一抹の弁論や、こうじゃないかと言う予想さえも受け入れない。で、実際にやると、違う訳よ。まぁ、違うんであろう事を、相当な文献を調べて想像して、で導入するんだから。いつも、導入の際には、非難ごうごうでさ、後に、「まいりました」とか言われても、有難くないよ。何だよ、その暴言(苦笑)。

で、今だと、私は赤外線ヒーターを昨年買ったんですよ。温かいし、エアコンのように風が吹かないから、子供が気をつけてくれれば、効率的に温まる。で、考えた末に、たまたま引っ越し屋さんが売ってたのを見て、買った。まぁ、想像できるだろうけれど、凄まじい暴言を主人から貰ったよ。ほんと、適正価格についても指摘を受けた。けれど、実は外に見に行ったけれど、そんな安くて高機能でありとあらゆる装置がある(クビ振りとタイマー、最大ワット数)がその値段では買えなかった。

今じゃ、彼氏は、何とかして自分が仕事部屋で使いたいから、ありとあらゆる言葉で、私にエアコンの良さを説明する(苦笑)。私は、エアコンが嫌だから買ったんであって、その良さには納得できない。納得しない妻を、一生懸命誘導した結果、彼は一つだけ言葉を覚えた。

「君は夜使わないから、夜貸して。」

それで最初からややこしい事抜きに済むんじゃないかな。画して、彼は夜、そのヒーターを自分の書斎にもって行って、そして朝戻すことで、利を得たんである。また、暴言に関しては、謝ってくれたが、心中は複雑である。

今じゃ彼は、私がこれが買いたいと言う事に、理詰めで説得すると、全く一切反対はしない。しかしながら、直観は理詰めにならない。だからこそ、本当に理解を得られるまでに苦労はする。それを実験結果でアウトプットを出す妻なんでありましたとさ。

科学科学って言うけれど、最近はどうなのかなって思うよ。医学を見てても、カルトの領域の手術考案とかあるじゃないの。経済だって、破綻でしょう。金融工学ってのは最先端のサイエンスだったんじゃないの?破たんしたら、カルトと呼ばれるよ。行動経済学が流行りになって来て、その中身はどんどん、1990年代に殆どの人が馬鹿にした心理学とをさ、ITと経済でミックスさせてさ。ついこの間まで散々、心理学はオカルトだって、皆して指をさしてたじゃん。飯も食えない学科だったんだよ。

だから、オカルトをあまり馬鹿にしたもんではない。金をもたらさない学科も大事にした方がいい。時代が変われば、価値がある可能性がある。科学者は、他者を攻撃するばかりじゃなくて、自分のうまみを、「どんな人」にもプレゼンできれば、金は入る。




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