こんにちは。
ここんとこ、習い事の皆は、それぞれに事情があり、持病がある人もいるので、忙しくて、個人練習もできないまま、それでも、習い事に参加しては直ぐに帰っていった。
わたしも、習い事中に、熱中症になってしまったこともあり、その日は、ポジションを構えていたはずなのに、急にト音記号とヘ音記号を間違えて、めちゃくちゃだった。
他の人も、状態が悪くて、皆自分のことで忙しかった。
カルトは、一生懸命話しかけてくるけれど、こっちも、もう、わけわからん状態で、終わった時には、誰もが何も言わずに、自宅へサッサと帰った。
色々な人にそれでも、自分はあれが辛い、これが辛いとか、こぼしていたが、指が痛い場合には、楽器が合わないので、色々試すしかない。軽量化のボウひとつでも、長さも重さも、音質も変わる。腱鞘炎って言われても、借りた楽器では工夫するしかない。
それで、わたしなんかも、他の人も、あるブランドが無理だから、特別なブランドを使っていて、腱鞘炎を防ぐ様にしているので、お金を出すか出さないかが、ネガティヴを止める止めないに繋がる。
結局、愚痴を受け止めてもらえなくなったカルトは、マイナー思考の人間になり、程なく来なくなった。
わたしは、気があうひとと、ソロの発表会の曲で被り、ついに、フィナーレ遣い同士、アレンジを変えることになった。向こうはジャズなので、こっちは超絶技巧と言うと、なんか、無理があるので、ひたすら教会音楽風になる様に工夫を重ねていった。
まあ、カルトはたまに来るだろうけれど、みんな、今は忙しい。相手にしてくれてた人は、病気で長期休みに入った。故に、編成が変わり、まあ、そこそこやってる。
習い事も、とかく、楽器はお金がかかる。ボウだけでも、3本持つ人もいるし、お気に入りにたどり着くまで苦労する。決して、簡単な道ではないのだが。
まあ、カルトは新しい寄生先を見つけたようだ。先生も呆れるほどの台風一過となった。
世田谷とか目黒とか、人が住む場所で特殊なので、自立できてないと難しいのかな。ただ、わたしは、いいパートナーを見つけ、カルテットを楽しんでいる。
スピリチュアルって、やっぱり、支配道具だよ。依存の強い人にはありがたいんだろうけど、自立できる人には、迷惑以外の何モノでもないと、痛感した。
朋