とある場所に用事があって、そこから帰る時に駐車場から出たら突然異音が発生した。ハッチなどに使われるガスダンパーが古くなると同じ様な音がする。つまり、ショックアブソーバー辺りって事ですね。
(・v・;
静かな場所で車から降りて左前のフェンダーを下に押して車体を揺らしてみると、見事にギュウギュウと音がしてます。これはアウト。
bBってカートリッジ式だったかな? 違うならケース丸ごとになるけどどうなんだろう? ってタイヤを外して実物を確認してみました。カートリッジ式ならデカいナットが使われてるけど、このbBはコストダウンの為かカシメでした。カシメの場合はナックルを外さないといけないので取り付け時にアライメントが狂うからテスター屋に見て貰わないといけない分だけ余計に出費がある。もちろんカートリッジ式なら中身入れ替えるだけなので交換時は安いけど、新車価格は少し高めになるのは仕方ない。bBではカシメで済まされたからこそ新車価格が抑えられていたんだろうね。(・v・
んで、取り付け状態のまま、コイルスプリングの隙間から指を突っ込みインナーを隠しているゴムカバーをずり上げると、特にオイル漏れなどしている風では無く、もしかしてガスなのか?とか思いつつもそのカシメの上部の平らな部分を手でなぞると、埃とゴムの混ざった様なベタベタの粒々が大量に乗っており、普通に指で払った程度では綺麗にはなりませんでした。
しかし車体を上げてタイヤを外しただけのこの時点では本当にショックアブソーバのシールがやられているのか、それとも見たままオイル漏れはしてないけどシールの劣化で音が出てるのかまでは分かりませんので、とりあえずロッド部分に乾燥タイプ(ボロンナイトライド)の潤滑スプレーを吹いておきました。んで、タイヤを仮組みして車体を揺すってみると音が小さくなっています。なので音の発生源はこれで確定、もう一度スプレーをタップリと掛けてタイヤを取り付けました。その場で揺すった限りでは音がしなかったので、次は実際に段差が多い場所を走行してみましたがこちらも無音です。どうやら音は直った模様だけど今後は様子見か。
さてここで問題です。この状態なのは左前だけでしょうか? 残念ながら同じ期間同じ環境下に置かれている右前も後ろも同じです。早急に処置するのがイイですね。今日は時間がないのでまた後で。それと新車時、車検毎など定期的に処置しておくと予防になるかもしれません。ちなみに使用したスプレーはベルト鳴き防止用の製品として売られているものを使いました。ゴム製品に悪影響の無い潤滑剤で、エンジンオイルオイル添加剤としても使われる素材です。効果としてはモリブデンと同じですが見た目は真逆で真っ白なのが特徴ですね。
今まで20年以上も機械的には大きな問題も無く今まで来ていますので、この辺りでお金が掛かる時期になのかもしれません。まあ一般的には6~7万キロあたりが一番お金が掛かる感じかな~?って思いますけど、自論と経験でここまで大きな出費(故障)は無かったのは幸運と思っておきましょうか。
■ 23年目 96,000km 現在までの余計な出費や作業
・タイヤ交換 x2回(主にサイドウォールのパンク)
・バッテリー交換 x1回(必要なかった可能性)
・Fディスクパッド交換 x1回(左前だけディスクがボロボロに錆びてる)
・アース不良対策 (新車で発電時12.5V、処理後14V付近。*1)
・ドアロックアクチュエータ動作不良(*1)
・リアショックアブソーバのカバー脱落と脱落部品が発する音(*1)
*1:新車時購入したディーラーで診て貰ったが初期不良として認めて貰えず保証期間が過ぎてから自前で作業。