極貧糖尿生活始まる

極度の貧乏と、戦いながら、糖尿に打ち勝つことを決めた中年男の徒然日記

入院で大出費に涙、、、。

2011-05-29 12:26:42 | 日記
前回は、入院生活での、ちょっとした苦労話を披露いたしましたが、
実際、何が、一番、つらかったかというと、やはり、予想以上に
滞在費用
以外の雑費が、かかってしまったことでした
入院時の食事代、手術着や眼帯など、その他もろもろの諸費用も、
極貧のわたくし、猫山にとっては
、かなり、痛い出費でした。

 手術後の処置室で、
”猫山さん、こちら、眼帯ですので後ほど、請求
 いきますので、よろしいですね?”と聞かれた際、
 ついつい、いつもの貧乏くせで、 
”すいません、手術したの、片目だけなんで、片方だけ売ってくれませんか?”なんて、言った際には、一瞬、看護士が、ものすごい形相になりかけたが、
必死に、作り笑をしながら、”そんなこという、患者さん初めてですよ
ハハハ、 一応、セットで販売しているので、バラ売りは、ちょっと、、”
と返してきた。

いや、だから、本当に、貧乏なんだよー
自己負担金を少しでも減らしたいという、切なる思いで、聞いたのに、
願いは、聞いてもらえず、無念、、、。

だが、それよりも、何よりも、一番、大変だったのは、
前回、このブログでも書いた、相部屋で一緒だった、スリーアミーゴズ
との、つきあいだった。

何が、大変って、毎日、毎日、コーヒー片手に座談会、、。

みんな糖尿だから、余計なものは食べてはいけないはずなのに、
コーヒー片手に饅頭だの、ケーキだのと、相部屋仲間で、食べまくっていたので、おそらく、血糖値は、ガンガンにあがってたものと思う。

そして、悲しいことに、血糖値と反比例するごとく、わたしの財布の中身は
どんどん減っていくことに、、、、。

みなさん、もうお分かりかもしれませんが、このスリーアミーゴズと
の付き合いで、かかったお金が相当なものになってしまい、病院を
でるころには、財布がすっからかんに、、、。

とにかく、病室の爺さんたちは、よくしゃべる上に、よく食べる、よく食べる、、、。

一応、年下ということで、爺さんたちをたてようと、頑張りすぎたのが、まずかった。

そんな、こんなで、今は、入院時に使ったお金を取り戻すため、
必死に職安に通いながら、何かよいバイトはないかと探している
毎日で、ございます。

極貧、猫山、今日も、一日、頑張りマース
それでは、また!





病院でスリーアミーゴス?

2011-05-20 10:26:55 | 日記

スリーアミーゴスと聞いて、ピンと来た方は、おそらく、
あの、”踊る大捜査線のファンなのでは、ないでしょうか。

かく言う、私も、ドラマ、映画ともに、全シリーズを通して、みている
大ファンです

前回までのブログで、書きましたように、入院中は、相部屋暮らしだったのですが、
この相部屋で、出会った人々が、正に、スリーアミーゴスのようで、彼らとの交流は、なかなか面白い体験でした。

実際、入院初日は、皆どことなく、よそよそしくしていて、
話をすることは、ほとんど、なかったのですが、手術を終えた翌日から
、誰とはなく、話しかけるようになり、最終的には、座談会が、
始まるほどに、わきあいあい?としていました。

だったら、猫山さん、入院生活、楽しかったんでしょう
なんて、思ってるそこのアナタ、実際には、眼には見えない苦しみが、あったのです。

まず、手術を終えた翌日から、悪夢は、始まりました。

朝は、6時起床の予定でしたが、私の相部屋には、なぜか、
爺さんばかりが、集まっていたので、朝の5時には、もぞもぞと
起き出す始末。

爺さん壱:イヤー今日も、いい天気ですわあ。
猫山さん、窓をあけますよ。いい空気だねえ。

窓際の私に気を使ってか、隣のベットの爺さんが、声を
かけてきた。だが、はっきりいって、朝の5時の風は、冷たい
寒くて、風邪を、ひきそうなので、閉めてもいいですか?
と聞こうとした瞬間、今度は

爺さん弐が、すかさず。
”いやー朝の風は、気持ちがいいですね。今日は、いい天気ですね。”
と、うながす。

外の空模様を見て、一瞬、耳を疑った。
ちょ、ちょっと待ってくれよ、爺さんよお。
外は、雨が降ってるのに、いい天気かい
と言ってやりたかったが、今度は
爺さん参
天気がいいと、コーヒーでも飲みたいねえ。”と、いいだす。

なぜに、コーヒーなのか、よく分からないが、はっきりしているのは、
朝の5時の冷たい空気が、爺さんたちには心地よいのであろう。
妙に納得していると、今度は、
爺さん壱が、”猫山さん、昨晩は、眠れましたか手術後だから
ほっとして眠れたでしょう。”

いや、爺さん、あんたの、ものすごい大いびきで、入院初日から、
俺は、ずっと。寝不足だよ


そう、返して、やりたい気持ちを抑えていると、
爺さん弐が、でてきて”そうですねえー何はともあれ、皆さん、無事に手術をおえてよかった、よかった、私は、ぐっすり眠れました!”

それもそのはず、入院初日は、私の隣の爺さんのいびきだけが
部屋中に響いていたが、翌日から、なんと、競い合うかのように
他の爺さんたちまで、大いびきをかき始めたのである。

さらには、爺さん参が、”いやー、みなさんが、眠れてよかった、
私、自慢じゃないんですけど、いつもいびきがうるさいと、家族に
迷惑がられてるんですよー、ははは。”

ハハハ じゃないだろうっ、あんたらのせいで、俺は、またもや
ほとんど眠れぬ状態で、夜をすごしたというのに、、。

なんて、考えてる間もなく、
今度は、爺さん壱の登場だ。
”今日は、午後に、みなさんで、コーヒーパーティーでもしませんか。
手術も、無事、終わったことですしね、
そして、爺さん弐が”そりゃあ、いい!じゃあ、私が、皆さんのコーヒーを
買いにいきますね

その日から、コーヒー座談会なるものが、始まり、同じ病室にいる
私も自動的にその会合?に加わることになってしまった

はっきりいって、おそろいのように、皆、左目に眼帯をつけて、
ニヤニヤしながら、コーヒーを飲む、この座談会の様子は、きっと、かなり
奇妙にみえたに違いない

こうして、私は、スリーアミーゴスにふりまわされる病院生活を送ることに
なってしまったのであった

そんなこんなで、ちょっと貴重な病院体験をした、わたくし猫山の
ブログは次回へと続く、、。









 

左目、硝子体手術は、意外にあっけなかった

2011-05-18 18:34:32 | 日記
何度も、このブログで、書いているので、
わたくし、猫山が、左目硝子体手術で、1週間ほど、入院し、無事、生還した
ことをご存知の方もいると思います。

実は、これが、思っていたより、あっけなく、済んでしまったのです

手術中は、医師のやっていることが、全部見えると、聞いていたので、始まる前は
ドキドキしていたのですが、始まってみたら、なんてことはない!

眼の上をガーゼのようなもので、カバーしていたのと、わたしの眼が極度の
近視
のため、ぜーんぜーんっ、みえませんでした(笑)

心配していた、痛みも、麻酔がしっかり、きいていたので、ほとんどゼロ
ただ、ひとつだけ、困ったのは、手術時間が2時間近くと長かったので、
眠くなってしまった、ということ。

前回のブログを読んだ方は、知っているかもしれませんが、前日、
隣の爺さんのいびきが原因で、ほとんど、寝ておりませんでしたトホホ、、、。


ここまで、くると、硝子体手術って、案外、簡単なのねー
いままで、眼の手術って、怖いと思ってたけど、私もやってみようかしら

なーんて、思った方もいるかもしれません!

ところが!


手術を終え、1日が、経過してから、医師から、なんと
私にある宣告が、あったのです。

猫山さん、実はですね、手術前は、発見できなかったんですが、
眼の中にあった血の塊の裏にですねえー
網膜はく離がみつかったんですよ


もっ、もっ、もうまくはくりいー!
それって、アンタ、あの、ボクシングで、よく、聞くあれかい!
自慢じゃないが、俺は、いままで、殴りあいの喧嘩どころか、
口喧嘩だって、したことないのにい!!

いやいや、そうじゃなかった
おそるべしっ、糖尿めっ
お前のせいで、俺は、俺は,俺はあああっつ

と、ボルテージが、あがったところで、

医師が、あっさりと、”それでは、猫山さん、明日の午後に、
レーザーで、網膜はく離の治療を行うので、よろしいですね?”

”はいっ、もちろんです
いつものように、また、愛想よく、OKしてしまった。ちょっぴり、後悔、、、。

実際、翌日のレーザー治療は、かなり痛かったです


おそるべしっ!レーザー!
そんなに痛くないと聞いていたのにいー!

それでも、今は、手術を終えて、10日が経ち、少しずつですが、視力のほうは、
回復してきているので、まあ、手術は成功したようです

そんなこんなで、今日も、手術後の左目をいたわりつつ、わたくし、猫山、元気に、
頑張って、生きております

それでは、次回をお見逃しなく



病院で不眠症

2011-05-16 21:36:11 | 日記

前回も、このブログで、書きましたように、他の患者との相部屋生活は、
思った以上に大変でした。

まず最初に、悩まされたのは、病室中に鳴り響く、とてつもなく、
でかいいびき
!
いや、いびき というよりは、地響きに近いものでした


実際、入院1日目は、翌日の手術を思うと、緊張と不安が いっぱいで、
眠りにつけないであろうことは、予測できていたので、携帯ラジオをとりだし、
イヤホンを耳にあてて、音楽を聴こうとした、そこまでは、よかった。

ん?耳を澄ますと、何か、ものすごい、轟音が、右肩のあたりから、聞こえてくるでは、ないか

一体、何が起きたのか、分からず、あわてて、イヤホンをはずし、手元に
あったペンライトの光を頼りに、右側をみてみると、なんと、
そこには、大口を空けた爺さんが、この世のものとは
思えないほどの、轟音を吐き出しながら、ぐっすりと眠っているでは、
ないか

開いた口がふさがらないというのは、きっと、こういうことを
いうのか、、なんて納得している場合では、ない!

なんとかして、眠らなくては!と
自分に言い聞かせてみる。

余計に眼がさえてしまうことに、、、。

必死に羊を数えるも、爺さんの地響きのようないびきに邪魔をされ、結局、
うまくいかず、かくして、私は、ほとんど、一睡もしない状態で、
手術当日の朝を迎えたのであった

だが、不思議なことに、私以外の患者は、しっかり眠れたようで
皆、さわやかな顔をして、朝を迎えているのが分かる。

そんな中、目のしたに真っ黒なクマをつけて、私が、朝食をとっていると、
隣の爺さんが、にこやかに話しかけてきた。

”猫山さん、昨晩は、よく眠れましたか
私は、おかげさまで、ぐっすりですよ
いやあーどこでも、快眠できるのが、私のとりえでしてね”


なっ、なんだってええ!誰のせいで、眠れなかったと
思ってんだよーふざけるなああっつ

といってやりたかったが、お互い、手術を控えた身で、あるので
ここは、穏便に、、と自分に言い聞かせ、
私もすかさず、にこやかに、
”ええ、私も、です!”
と、心にもないことを言ってしまったのであった。

 
そんな、こんなで、はっきりいって、快適とはいいがたい
状況で、始まった、入院生活だが、この爺さん、実は、ただものでは
ない
ことを後で、知ることになったのは、いうまでもない。

ということで、次回へ続く







退院して、無事、帰宅しました!

2011-05-16 10:26:26 | 日記
皆さま、極貧猫山、無事に左目硝子体手術を終え、帰宅いたしました

いやー。それにしても、1週間の入院は、長くて、長くて、どうなるものやと
思いましたが、何は、ともあれ、こうして、帰宅し、またブログを
書いていると、思うと、なんといったらいいか、
今は、本当に幸せです

実際のところ、手術前は、眼底出血の影響で、おぼろげにしか、みえなかった
パソコンの画面も、今は、しっかり、みえております!

これからは、ばら色の人生だぜええー!と言ってやりたい
ところですが、実をいうと、手術費、入院費意外にも、予想外の出費が
あり、病院をでるとき、引き止められるのでは、ないかと
一瞬、青くなりました

請求書の額をみて、ひえええええええっつーと叫びかけたのも、
本当です。
もしも、高額医療免除手続きをとっていなかったら、今頃、
病院の裏で、囚われの身となり、荷物運びでもしていたかもしれません

まあ、それは、さておき、1週間の入院の間、いろいろなことがありました

これといった大きな事件に巻き込まれることはなく、無事、生還することは
出来たのですが、実際のところ、病院の相部屋での、
暮らしは、想像を絶する世界でした

それについては、後日、細かく、お話することにして、今日は、
ゆっくり休養をとることにしまあーす

ということで、次回は、入院生活について書こうと思います。

乞うご期待