極貧糖尿生活始まる

極度の貧乏と、戦いながら、糖尿に打ち勝つことを決めた中年男の徒然日記

意地悪ばあさん、増殖中

2011-03-31 23:02:26 | 日記

よく、ブログのネタ作りのために話、創ってるんですよね
なんて聞いてくる人がいるが、ここで、はっきり、言わせていただきます。
わたくし、猫山、貧乏ネタは、一切、作っておりません。

話を作っているとしたら、本当は、笑えないくらいに、
悲しくて、ひもじくて、どうしようもないのに、ブログ上では、
笑いをさそう文章を、よそおってしまうことです。

この1,2年、近所の私に対する視線は、貧乏であるというだけで、なぜか、とても冷たくてそれでも、自分で、自分を必死に励ましながら、頑張って、生きているのです。

先日も、仕事前に、眼を休めるため、ちょっと、眠ろうかなと
思っていると、、

聞こえてきた、聞こえてきた。
いつもの、裏の婆さんのでかい声

意地悪ばあさん一号 ”ちょっとー!奥さん、知ってる?
猫山さんとこ、表札、変わったんだって!”

意地悪ばあさん二号”えっ! うそでしょー!”

意地悪ばあさん一号 ”それがね、ぜんぜん、違う人の名前が、書いてあるらしいのよ!”

意地悪ばあさん三号 ”私も、みたわよ! おそらくね、もう本人は、いないんじゃないのー。だってあの人には夜逃げが、お似合いよあの人には夜逃げが、お似合いよ!”

意地悪ばあさん一同 ”あはははははははあははははははは

なんてことだろう
俺が一体、婆さんたちに何をしたっていうんだ!
意地悪というより、ここまで、きたらイジメじゃないかあ!


実は、友達から、手紙を預かってほしいと、頼まれていて、1ヶ月くらい前から、その友達の名前を表札の横に大きく掲げていたのが、よくなかったらしい。

だからって、人のことを 夜逃げしたに、決まってると噂するなんて!

言いたい放題では、ないか。

さらには、なんと、主格である、婆さんは、こうまで、言い切った、

”大体ね、ガスが止まったり、電気がとまったりするような人がさ、町内会にいてもらうと、困るのよね

おい、おい! 婆さんよ、
俺のガスがとまって、なんであんたが、困るんだよ


頭に、来た私は、思い切り、裏の納戸を婆さんたちにも聞こえるよう、
思い切り、開けてみた。
すると、婆さんたちは、、、。

さすがに、びっくりしたらしく、あっという間に、散っていったのであった。

ふんっ!口ほどにも、ない奴らめ!覚えていろ!
と心の中で、思いながら、玄関の表札を、あわてて、直しに
いったのであった。


悲しみのバイト研修

2011-03-27 10:21:54 | 日記
先日、バイトの研修へ行ってきた。
以前にも、何度か、やったことのある、簡単な選挙事務所の仕事である。

ところが
私の左目は、例のごとく、眼底出血をおこしてしまい、パンク状態
視力のほとんどない、右目だけをたよりに、やっとのおもいで、道を歩いているような感じなのだ。

とは、いうものの、バイトは、やめられない。
完全に、金が入ってこなくなっては、今度は、生命の危険にさらされてしまう。

とうことで、研修会場で、いつもどおり、パソコンのボードを使って
打ち込みをやらされることになった。

私の目の前には、3台のパソコンがあり、その前に、私と中年女性2人が
座らされた。

そして、次の瞬間想像を絶する悪夢の時間が、私に訪れることとなった。

なんと、恐ろしいことに、私の目の前にある、パソコンのスクリーンが、まったくみえない

さらには、パソコンのボードの文字なんて、これっぽちも、みえないのである
打ち込みをしようにも、これじゃあ、どうすることも、できないだろう!

いつもならば、簡単にすらすらと出来る仕事なのに!
なんてことだろう

そして、そうこうしているうちに、私の背後に人影が、現れる。

やっ、やばい!やばすぎるうー!

絶対絶命の危機を強く感じると同時に、背後から、男の野太い声が
聞こえてきた。

あのー、もしかして、みえないんですか?”

私は、その野太い声に、必死の形相で、答える。
”ええ、みえないんです。4日ほど前から、急に左目が
駄目になってしまいましてねえ。”

それを、聞いた男は、なんと、私よりも、すごい形相で、
半分、にらみ付けるような眼で、聞いてくる。
ほんとに、見えないんですかあ! 大丈夫なんですか、仕事、できますか。
男は、驚きを隠せなかったのか、大きな声をあげ、私にどんどん、
質問をしてくる。
他のバイトたちも、軽蔑するような視線を私にむけてくるでは、ないか。

ひどい、ひどすぎる
神様なんて、いないかもしれないけど、でも、なんてひどい仕打ちを神様、あんたは、俺にするんだいっ!

なんだか、奈落の底に突き落とされたような気持ちになってしまった。

涙を流したい気持ちを抑え、苦しみながら、できもしない、打ち込みを
必死に続ける。

すると、後ろから、また野太い男の声が、聞こえてきた。
それでは、時間です。みなさん、席にお戻りください。
みなさん、予定通り、選挙のほうは、行いますので、今回も、どうぞ、
よろしくお願いします!”
なんて、調子のいいことを、言っておきながら、
そいつは、私から、必死になって目をそらしていたのであった。

それから、数日後、残念ながら、私の左目からの出血は、止まらず、
私は、バイトをあえなく断念することにした。

バイトの管理会社に電話し、事情を説明すると、軽快な声で、
親父が、受け答えをしてきた。

”いやー、大丈夫でしょう!、猫山さん、できますよ。
今、スケジュール確認してるんですけど、猫山さん4月から、
ばっちり働いてもらう予定になってますよ。”

私も、”いや、でも、見えないんですよ。ほんとに。”と答える。

それに対して、親父も、即座に聞いてくる。
”それは、治らないんですか?”
治るも治らないも、今、俺の左目からは、血が流れ続けているんだよーー。そう、電話ごしに、叫んでやりたかった!

私が、親父に、そんな事を伝える間もなく、
眼が治り次第、連絡をください!お電話、待ってます!
と、親父は、なんともなかったように、さわやかな声で、電話を
切ってしまった。

かくして、私の眼底出血との戦いは、まだまだ、続くのであった。



血まみれで、電車に乗ってしまった。

2011-03-26 11:29:48 | 日記
それは、確かある私鉄の駅で、起きた悲しい出来事である。

極貧な私が、電車通勤をしていたときのこと。

いつものように、Y駅行きの電車に乗ろうと、ホームに向かっていくと、
急行列車の発車をしらせるベルが、けたたましく鳴った。
それと同時に、家路へと急ぐ人々が、一斉に走り出した。

私も、必死になって、負けじと、猛烈な勢いで、走って、走って、走った!
おそらく、そのときの私は、瞬間速度でいうと、100メートル15秒くらいで、走っていたのでは、ないかと思う。

我ながら、なかなか、いい走りだ!
と調子に乗りすぎたのが、いけなかったのか、私は、なんと次の瞬間、
ホームの柱に、頭をガツン!とぶつけてしまったのだ。

一瞬、めまいがしたが、それでも、負けじと、必死になって走り、やっとの思いで、車両に乗り込む。

まわりを見回していると、私の後に、
最終ランナーとして、走りこんできた、青年と偶然、眼があってしまった。

よく頑張った!いいぞお!
私は、青年をみて、少し、笑いかけた。

が! 次の瞬間、
青年の顔色が、一瞬にして変わったのだ。

うっ、うわああああー

青年は、私の顔を見た瞬間、叫び声をあげ、なぜか、私の前から逃げるように、走り去ったのであった

一体、青年の身に何があったのか、わけがわからず、私は、同じ車両に、乗り込んだ人々を、問いかえるような、気持ちで、みつめる。

ところが、事態は、よくなるどころか、悪化した

なんと、みんなオゾマシイものでもみたような顔で、私のほうを見つめ、
去っていこうとするのである。

なっ!なんだってんだあああー。
いくら中年男が、ひどい形相で、走ってたからって、馬鹿にするこたあ、
ないだろうよ!ふんっ!

そんな風に、強気で言ってやりたい
だが、実際には言えない

なんて、考えてるのも、つかの間、
ふと、私は、額のあたりに冷たいものがあるのをを感じた。
なんだか、妙な感じがして、自分の額に手をふれてみる。

次の瞬間、掌に生暖かい感触を覚えた。

そう、私の額からは、だらだらと、血が流れ落ちていたのであった。

気がつくと、車両にいる誰もが私をじっと凝視しているではないか!

とてもではないが、ここには、いられない!
そんな気持ちで、いっぱいになり、恥ずかしさと、なぜか、
少し敗北感を覚えた私は、次の停車駅で、列車を後にしたのであった。

その後、トイレで、自分の顔をみて、さっき悲鳴をあげた青年の気持ちが、痛いほど、よく、分かったのは、いうまでもない。

そこには、確かに、オゾマシイという言葉がぴったりな血まみれの中年男
たっていたのであった。













八百屋であった死神ばあさん。

2011-03-25 10:54:24 | 日記
ここのところ、スーパーにいくと、山のような売れ残りが出ている
商品が、いくつかある。

みなんさんも、知ってのとおり、震災後、放射能濃度の高い野菜が各地で
発見され、スーパーの野菜売り場は、おろか、八百屋の軒並みに並ぶ、
いくつかの野菜には、誰も、見向きもしないという現象が、起きている。


ところがっ! である。

こんなときこそ、極貧猫山の出番では、あーりませんかっ!

そうです!いつも、行く、八百屋へと、なぜか半分、スキップをしながら、私は、向かったのであった。

そこで、私は、困り果てた顔で、野菜を売る、八百屋の親父の顔を覗き込む。

”おにいさーん、このほうれん草、売れてないねえー。”

親父は、ちょっと、びっくりしたような顔で、私のほうを
みると、”うーん、おかしいんだよね、他の野菜は、売れてるんだけどねえ”

(おいおい、八百屋の親父よ、しらばっくれても無駄じゃい!
理由は、あんたも知ってのとおり、放射能が沢山入った、野菜は誰も口にしたくないに決まってるだろう。

私が、心の中で、文句をいっていると、そこへ、見知らぬ婆さんが、
現れた。

婆さんは、突然、私たちの会話に入り込んでくる。

”ちょっと、あんた!これ、みんな湘南産ってかいてあるけど、本当なのかい?” 
婆さんは、意外にも、いいところに眼をつけていた。

実際、2,3日ほど前から、八百屋だけでなく、スーパーの店先に並ぶ野菜は、どれも湘南産なのだ。
それまでは、茨城産や、栃木産、福島さんの野菜が沢山あったのに、それらの姿は、どこを探しても、みあたらない
だが、八百屋の親父は、悪ぶれるそぶりもなく、婆さんに、
もちろんですよ!”といってのける。

なんだか、怪しい、怪しすぎる

そこで、私も、すかさず、聞いてみる。
”おにいさん、これ、ほんとに大丈夫なのかい?”

八百屋の親父は、間髪いれず、答える。
”大丈夫ですよー。全部、ハウスものだからね。”

(おい、おい!親父よ、答えになってないだろう!
つまり、あんたは、ハウス物だから放射能濃度が低いとでも、
いいたいのかい!)

そこで、横にいた婆さんの値切りが始まった。
”売れてないんだから、買ってやってもいいけど、これ しなびてるわよね、安くしてちょうだいよ。”

八百屋の親父は、すんなりと婆さんの要求を受け入れ、3束、100円という値段に落ち着いた。

そこで、私も、すかさず婆さんと同じ値段で、買えないものかと、
親父に訪ねると、すんなり交渉は、成立したのであった。

久しぶりに食べられるほうれん草の袋を抱え、
ニコニコしながら、歩いていると、さっきの婆さんが、目の前から
歩いてくるでは、ないか!

婆さんは、私の顔をみると、にんまりと笑って言った。
”あたしゃ、後、何年、生きられるか、分からないからねえ。

そこで、私も、”そうだよねえー。そんなに(放射能とか)心配しなくても、後、何年でも、ないでしょ”

その次の瞬間、婆さんは、更なる、笑みをうかべ、ニヤ-ッと笑いかけたかと、思うと、最後にこう言い放ったのだ。

あんたもだよー。”
婆さんのこの世のものとは、思えない薄気味悪い微笑みに、とてつもない
恐怖を感じずには、いられなかった













眼底出血で、ついに病院へ!

2011-03-24 18:36:43 | 糖尿メニュー
前回からの続きです。

とうとう、糖尿が悪化しすぎてしまい、私の左目、眼底からは出血。

金はないが、医者の証明がなけりゃ、生活保護も、うけられないということで、泣く泣く、病院へ、行くことになってしまった。

もう長いこと、病院へ行きたくても、行けない日々が続いていたので、
最近の病院のシステム?を知らず、正直、びっくりしてしまった。

受付で、まず手続きをすませようと、話をきいてみると、

”申しわけ、ございませんが、紹介状が、ないとのことなので、特別料金
いただくこと
になっております。
よろしいですか?”

(よろしいですか?って、あんた、それ断ったら、診てくれないのかい?

”なんてことだあ、まったく!あんたら、それでも、医療に携わるものなのかあー!”と、
大声で、わめきちらしたい気持ちを抑え、
私は、いつもどおり、あっさりと、”わかりました、かまいませんよー”と、言ってしまった。


そして、問題の診察が始まった、、、。

きっと、 ”こりゃあーひどいわあ。もう、駄目ですね~”なんて、意地の悪いヤブ医者に、
言いはなれた時には、もう立ち直れないかもしれないと、正直、不安な気持ちで、いっぱいで、診察室のドアをあけたのであった。

すると、、、、。

想像してたのとは、まるで違う、あっさり?した感じの中年の男が、
座っていた。

”猫山さんですね~。 ええと、眼底出血ということなので、
眼をみせてもらえますか?こちらへどうぞ~”

私は、言われるがままに、自分の眼をその男のほうに、むけると、、、。


なんと、、。

私の左目から、堰を切ったかのように、更なる出血が、、、!

(ヤバイ!どんどん、血がでてきている、、、もしかしたら、緊急手術?)

ところが、、。

その、あっさりしすぎた医者は、怒涛のごとく、流れ落ちる血まみれの私の左目に、びっくりするでも、なく、
”それじゃあ、もういいですよ。とりあえず、止血剤だしておきますね~”

そんな医者に、私も、すかさず、返答!
”あっ、あの、眼のほうは、大丈夫なんでしょうか?”

”今のところは、なんともいえないので。そうですね、2週間後にでも、
またきてください。次の方が、待ってますので、よろしいですか。”

あまりにも、あっさりしすぎでは、ないか!

正直、びっくりするのを追い越して、あきれてしまった。

まったく!人を動物か、なんかだと思ってるに違いない!

大体、なんだってんだ!あのリアクション、、、。
少しぐらい、”これは、大変ですねえ。”とかいえないのかいっ!

だが、もっと、許せない出来事が、この後、薬局にて、おこったのだ。

処方箋を指定された場所に提出すると、15分ほどして、名前を呼ばれた。

”猫山さーん! ”

”はい、猫山です。”

結構、速かったなと、にこやかに、窓口に向かったのであった。

ところが、その状況は、窓口の男の一言で、一変した。

”猫山さん、申し訳ないんですけど、お薬が、ですね。ただいま、切れてしまったので、2週間ほど、お待ちいただけますか。”

にっ、にしゅうかん? ふっふざけるなあああー

と、声に出して、言わなかったものの、今度ばかりは、私も、黙ってはいなかった。

眼底出血している左目をつきだし、半分、にらみつけるような姿勢で、
”それは、ないでしょー。あんた。俺に死ねっていいたいのかい
眼がみえなくなるかもしれないんだよお!”
言い放ってやったのだ!

さすがに、この薬局の男、私のたまりにたまった怒りを感じたらしく、
後ろのほうに、いったん、ひっこんだようにみえたが、
即座に戻ってきて、言ったのだ。

”なんとか、明日にでも、手配できそうです。”

それなら、そうと、最初から言えばいいのだ。
まったく!
困ってるから病院にいって、薬をもらいにきたのに、それが、
してもらえないのなら、来た意味がないだろう、、。

まあ、それは、さておき、そんなこんなで、止血剤を飲み始めて、
1週間近くが、たとうとしている。

少しずつ、効果は、でているようだが、今のところ、
なんともいえないのが
実情だ。