見たいリストに入れていた1本。
ポーランド映画です。
クンデルという少年が力強く生きている日常を淡々と映します。
母親の育児放棄から、保護され国立孤児院に入所するも、馴染めずに脱走。
母親の元に戻ろうとしますが、そこに彼の場所はありませんでした。
『寂しい』『誰かに愛されたいの。』『わかるわよね?わかってくれるでしょ?』と、
クンデルに言い放つ。
それは彼も同じなのに。
彼も母親に愛されたいのに。
行く宛てのないクンデルは廃船に居つき、鉄くずを集めお金に換える。
少しでも母の近くに居たいのか。。。時折盗み見る母親は、クンデルの事など思いもせずに楽しく暮らしているようだ。
その廃船に、ビールの空き缶を投げ入れる近くに住む少女。
美しい姉の存在に、彼女もまた居場所が無いと感じている。
心通わせる二人。
その廃船の存在を昔の仲間に知られ、行く場所の無いクンデルは母親の元に行き甘えようとする。
母の膝枕。母が頭をなでる。
が。。。出て来た言葉は
『彼が来ると思っていた。彼が来ないのにお前が来た。もう2度とここには来ないで。』と
またしても言い放つ。
絶望の果てにクンデルは懐かしいおもちゃと自殺を図る。
川に身を投げて…
と思うんだけど、クンデルは捨ててしまったおもちゃを拾いに飛び込んだのかなあ。。。
自分が愛されてた象徴みたいなもの?
切ないのはその夜
『僕が何かした?』『ママに嫌われた。』と初めて涙を流し少女に話す。
少女は以前彼から『2人でどこかに行こう。』と言われたことを『明日、実行しよう。』と慰める。
『1人じゃないよ。』と・・・。
が、当日、少女の姉による通報により警察に保護されてしまう。
そして冒頭のシーンと同じ問答が。。。
『名前は?』と訊かれたクンデル
『僕だよ。』とこちらを見るラスト。
原題のままです。
現実にこういう子どもはいるんでしょう。
周りの大人は何をするんでしょう。
何をすべきなんでしょうね。
台詞は少なく、淡々と流れるような映画です。
見る方の好みを分かれそうな映画だと思いました。
ポーランド映画です。
クンデルという少年が力強く生きている日常を淡々と映します。
母親の育児放棄から、保護され国立孤児院に入所するも、馴染めずに脱走。
母親の元に戻ろうとしますが、そこに彼の場所はありませんでした。
『寂しい』『誰かに愛されたいの。』『わかるわよね?わかってくれるでしょ?』と、
クンデルに言い放つ。
それは彼も同じなのに。
彼も母親に愛されたいのに。
行く宛てのないクンデルは廃船に居つき、鉄くずを集めお金に換える。
少しでも母の近くに居たいのか。。。時折盗み見る母親は、クンデルの事など思いもせずに楽しく暮らしているようだ。
その廃船に、ビールの空き缶を投げ入れる近くに住む少女。
美しい姉の存在に、彼女もまた居場所が無いと感じている。
心通わせる二人。
その廃船の存在を昔の仲間に知られ、行く場所の無いクンデルは母親の元に行き甘えようとする。
母の膝枕。母が頭をなでる。
が。。。出て来た言葉は
『彼が来ると思っていた。彼が来ないのにお前が来た。もう2度とここには来ないで。』と
またしても言い放つ。
絶望の果てにクンデルは懐かしいおもちゃと自殺を図る。
川に身を投げて…
と思うんだけど、クンデルは捨ててしまったおもちゃを拾いに飛び込んだのかなあ。。。
自分が愛されてた象徴みたいなもの?
切ないのはその夜
『僕が何かした?』『ママに嫌われた。』と初めて涙を流し少女に話す。
少女は以前彼から『2人でどこかに行こう。』と言われたことを『明日、実行しよう。』と慰める。
『1人じゃないよ。』と・・・。
が、当日、少女の姉による通報により警察に保護されてしまう。
そして冒頭のシーンと同じ問答が。。。
『名前は?』と訊かれたクンデル
『僕だよ。』とこちらを見るラスト。
原題のままです。
現実にこういう子どもはいるんでしょう。
周りの大人は何をするんでしょう。
何をすべきなんでしょうね。
台詞は少なく、淡々と流れるような映画です。
見る方の好みを分かれそうな映画だと思いました。
(冬の小鳥)だっけ?を思い出しました。
ははさんは観てないかな?
見たいと思ったけど見てないよ。
この映画は淡々としてるよ。
こういう事があるんだろうなみたいなね。