大丈夫であるように Cocco 終らない旅

日曜日　渋谷で見てきました。
前売りを買っていたので朝早く予約を入れてから寮の見学。
３ヵ所目の寮で時間がかかり、
『お腹がすいた～』とぶーたれると座った時は予告編が始まっていました。
予告編が割りと長かったので、何か買っても良かったかも。

『誰も知らない』『歩いても歩いても』の是枝監督作品のドキュメンタリーです。
母子して公開を待ち焦がれていました。

始まりは黒砂糖(母親出身の島で採れた)をかじるCocco。

うたうたいのCoccoは等身大。いつでも素。いつでも真剣。
真剣だから色んなものを抱え込む。そして自分を追い詰める。
追い詰めながら答えを探す。
答えは１つじゃないから。

復帰してからのCoccoは明るくて幸せそうで私はなんだか嬉しかった。
離れている(今は離れてしまったのかな・・)ネッ友と重ねてしまう部分があったから。
『最近のCoccoは幸せそうで嬉しい。』と送ったメールに、
彼女も『私も嬉しい。』と書いてくれた。


復帰してからの歌にメッセージ性が色濃くなったような気がするのは
やっぱり色んなことを抱え込むからなんだろうと思う。

今の私は小田さんの歌で慰められて、力を貰いながら、
Coccoの歌(生き方を見て)で何も出来ない自分を知る。


本編のラストには
集められて辺野古に結ばれたメッセージ入りの短冊が何者かに燃やされたことと
Coccoが拒食症で入院したこと等が流れた。

Coccoはいつまでも青い。
生きているのは苦しいだろうなぁ。。
でも生きることを選んだ。

そういう編集なんでしょうが、映像が暗く、歳をとった目にはかなり辛い。
DVDにもなるんでしょうがそうしたら落ち着いて見たいかな。