「ともしび」見てきました。

「ともしび」本編映像


月曜日１番目の映画なのに割と人が入ってました。

年老いた夫婦の日常から映画の中では具体的に出ないけど何らかの疑いで(男児への性的虐待かな?)収監される夫。
その夫が収監されたのはどうやら息子の通報によるものらしい。
孫の誕生日会に望まれていないのに出かける主人公だが息子に拒否される。
帰り道、公共のトイレで激しく嗚咽する主人公。
水漏れの工事を頼んだところ、動かした箪笥の後ろから見つけた封筒は?
自分は無実だと、通報した息子に恨み言さえつぶやく夫に対して放った主人公の言葉。

映画はほとんど主人公アンナの日常を切り取ったもので、
表情が殆ど変わらないアンナの哀しみとか静かな絶望とかまざまざと見せつけられてしまう映画で、
たしか絶望からのアンナの再生が感じられるラストとか見出しで見たような気がするんですが、
私にはラストの地下鉄に乗るアンナの行く先が明るいものには思えなかった。

見えるって人のレビューでも読んだら納得できるのかなあ。