言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

映画の日

2006-12-02 20:36:19 | 映画
午前中に『太陽』その後昼過ぎから『カポーティ』と
2本続けて見て来ました。

シネギャラリーの大ホールは学校の関係で一度行っただけでしたが、
寒い。
無料のひざ掛けを用意されているんですが、
私はどうも誰が使ったかわからないのは苦手でして・・・。

まず『太陽』
これは昭和天皇が主人公、皇后は桃井かおり、監督はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ。
佐野史郎が侍従の役で出演しています。

終戦前後の、何日間かに限られた話です。
画面は全体に暗く、声が聴き辛いのに閉口しました。
イッセイ尾形さんは元々1人芝居をされる俳優だと思いますが、
この映画もそんな感じでしょうか。

こういう題材ってきっと難しいと思うけれど、
それでも映像にしたのは外国の監督やスタッフだからなんじゃないかと。。
日本じゃ無理なんじゃないのかなあ。。。。


『カポーティ』
こちらも実在の。。トルーマン・カポーティの話です。
『ティファニーで朝食を』の著者ですね。

フィリップ・シーモア・ホフマンがカポーティの役です。
実在した人物を演じる・・それも没後何百年と経ってるわけじゃないので
ご本人の記憶を持ってる人も多いでしょう。

パーティで、饒舌に話しの中心に居て楽しい話題を提供する彼、本当にあんな風に高く甘えた声だったのかもしれない。

カポーティの著した『冷血』に関する事件とともに進行する内容。
犯人達との交流により、仕上げられた小説?なんでしょうが、
私は読んだ事がありません。
でも興味が湧いたので読んでみようかと思っています。

カポーティの友人、ネル役のキャサリン・キーナーはちょっと感じのいい女優で好きです。
彼女の言葉『救う気が無かったんですものね。』言葉自体は曖昧ですが、
そういうニュアンスでした。
彼を知る友人だから言えた言葉なのかなあ。と胸がチクッとしました。

それから、同じ家の裏口から出た人間と表玄関から出た人間の比喩は
犯人と自分に近いものを感じてるカポーティの言葉なんですが、
これはどこかで読んだ事があるように思うんですが思い出せない。

カポーティはこの『冷血』以後作品を仕上げる事無くアルコール中毒で亡くなりました。

自身の醜さを自覚するかしないか・・・
それを甘受するには弱かったという事なのか。
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2 コメント

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フムフム (こあ)
2006-12-03 01:32:38
難しそうな映画を見てきたんだね。
「『ティファニーで朝食を』も見てないの?」と人から驚かれる私には分からない(TへT)
でも、色んな作品を見るって感性が磨かれるでしょうね。
ははさんの優しさは小田さんや映画でさらに磨かたのでせうかね。
 
とおだててみる(冗談よ 
返信する
お いらっしゃい。 (はは)
2006-12-03 17:57:56
いや・・感性は磨かれないって。
う・・おだてられてしまった。。

この『冷血』も映画になってました。
DVDをレンタルで探すより、娘に学校の図書館で本を借りて貰う方が早いので頼んだんだわ。
いつか借りて来てくれるでしょう。。(w

風邪引いて37℃の熱?なんだよ~。
こあさんも風邪には気をつけようね。
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