「話を聞いてください」
私の話を聞いてくださいと頼むと
あなたは助言を始めます
私は そんなことを望んではいないのです
私の話を聞いてくださいと頼むと
あなたはその理由について話し始めます
申し訳ないと思いつつ
私は不愉快になってしまいます
私の話を聞いてくださいと頼むと
あなたはなんとかして私の悩みを解決しなければという気持ちになります
おかしなことに それは私の気持ちに反するのです
祈ることに慰めを見いだす人がいるのはそのためでしょうか
神は無言だからです
助言したり調整しようとはしません
神は聞くだけで 悩みの解消は自分にまかせてくれます
だから あなたもどうか
黙って私の話を聞いてください
話したかったら 私が話し終わるまで少しだけ待ってください
そうすれば私は必ず あなたの話に耳を傾けます
「作者不明」
これを読んだ時、かなり胸にグサッと来ました。
誰かの話を聞く時、自分の無い頭を使ってアレコレ考えて、
話を聞きながら身構えていた自分に気付きました。
『ただ話を聞いて欲しい』 それは自分も求めている時がある事にも気付き、
そして、それが叶わないので話すのを諦めている自分にも気付きました。
どうにもならない気持ちを抱えている事は誰しもあって、
どうにもならないから、愚痴りたい時もある。
そんな時はただ頷いて聞いてくれるのが嬉しいのかもなあ。。。
身構えてしまいそうな時に思い出したい詩です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます