東海汽船の全等級を経験しました。
むかし、映画評論家の淀川長治さんが食事でもサービスでも、最高のものともっとも安いものを経験すれば、なにを食べてもどんなサービスをうけてもそのレベルがわかるようになると言っていました。ものさしをもてるようになるというのですね。
それはそれとして、東海汽船の二等和室、二等椅子席、特二等、一等、特一等、特等のすべてを経験しました。横になることもできなかった夏の満席の二等和室も思い出です。
東海汽船でもこの等級区分とちがう時代もありました。等級区分も時代とともにかわっています。
そういえば、戦後のある時期に、国鉄の一等、二等、三等がなくなり普通車両だけになりました。そして、ある時期にグリーン車が登場し、また等級が復活しました。
飛行機も、国際線は三段階のクラスわけの時代になっています。