この本も、旅行中に読み終わりました。
もちろん、『蟹工船』や『党生活者』などの著者です。
1921年多喜二18歳の小樽商業学校の同級生へのはがきからはじまり、1933年1月とみられる恋人田口タキへの置手紙で終わるまで、159通の手紙がおさめられています。
拷問死にいたるまでの12年の間に、われわれがよく名前を知っている多数の人に、おどろくほど多数の手紙を出しています。収録されているのは、その十分の一にもならないでしょう。人物群像も浮かび上がります。
短期間に、みるみる成長していくようすがよくわかります。わたしも、学生時代にほとんど主要な著書は読みましたが、こんな順番に書いていたことは気がつかなかった。
いまは、一人の読者として敬意をはらうのみです。
『小林多喜二の手紙』(岩波文庫、2009年11月13日、987円+税)
もちろん、『蟹工船』や『党生活者』などの著者です。
1921年多喜二18歳の小樽商業学校の同級生へのはがきからはじまり、1933年1月とみられる恋人田口タキへの置手紙で終わるまで、159通の手紙がおさめられています。
拷問死にいたるまでの12年の間に、われわれがよく名前を知っている多数の人に、おどろくほど多数の手紙を出しています。収録されているのは、その十分の一にもならないでしょう。人物群像も浮かび上がります。
短期間に、みるみる成長していくようすがよくわかります。わたしも、学生時代にほとんど主要な著書は読みましたが、こんな順番に書いていたことは気がつかなかった。
いまは、一人の読者として敬意をはらうのみです。
『小林多喜二の手紙』(岩波文庫、2009年11月13日、987円+税)