私たちの町内の一角に、秋になれば素晴らしい紅葉を見せてくれるナンキンハゼ(南京櫨)の通りがありますよね。
中日新聞さんから東に入っていく通りです。
春は小学校、中学校周辺の桜、秋はこの通りのナンキンハゼとなるのですが、なぜか、殆どの時期、紅葉になる前に市による枝払いがされていてナンキンハゼの紅葉を観賞することができませんでしたが、昨年、今年とみごとな紅葉を見せてくれたのです。
撮影しました。
木によって緑から黄色へと銀杏のような色づき方をするのもあれば、いろはモミジのように色とりどりの葉を散りばめたようなもの、ワインレッド一色のもの、他の木が散っても青青しているもの、それぞれ個性があってとてもおもしろいです。
ナンキンハゼはその紅葉も見事ですが、もともとは大陸から渡ってきた樹木で、江戸時代にはろうそくの原料としてその実が使われるようになったという歴史を持っています。
今でも和ろうそくを作る上で貴重な原料となっているようです。
この時期、そろそろナンキンハゼの実が落ちているのではないかと、今日見に行ったところ、枝払いの工事車が入っていました。
残念!!!!
ナンキンハゼの実からロウを抽出するブログがありました。初めてのことで悪戦苦闘の様子が伝わってきました。
https://www.kato-kensetu.co.jp/trackblog/k065.html
ただ、落葉の量も半端ではないので、道沿いのお宅は落ち葉拾いが大変です。
こういう働きがあって、ナンキンハゼの紅葉を見せて頂いていることを忘れてはならないと思います。