関東、関西、沖縄を中心に緊急事態宣言下で新型コロナの感染拡大が止むところを知りません。
救急車に乗せられるも、病院がみつからない。保健所からの連絡が取れない、確認に行ったら自宅で亡くなっていた。
高度な医療、充実した国民健康保険制度がありながら、自宅で亡くなる方が今後更に増えていくのではないかと危惧されるところです。
今朝(8/13)の中日新聞によれば、春日井市のコロナウイルス感染者数が 、過去最多44名と発表されていました。
これまでの最大感染者数は36名です。
8日に春日井市は、愛知県まん延防止等重点措置の措置区域として指定されたばかりでした。
メディアはデパ地下の食品売り場の自粛を呼びかけていますが、春日井市のこの急激な増加はクラスターの発生を疑った方がいいのかも知れません。40代、50代の人たちの感染が拡がり、重篤化が進んでいるようです。
菅総理が1日100万回とぶち上げたワクチン接種の動きも、ワクチン供給が間に合わない状況下で鈍化しつつあります。
ただ、治療方法は抗体カクテル療法やネーザルハイフローという新たな酸素吸入システムが導入され、治療を受ければ大きな効果が得られるというデーターもそろい始めています。しかし、個体数が限られていて、世界的な争奪戦が始まっているようです。
病床が逼迫している今日、医療資源には限りがあり、感染したら十分な治療を受けられる環境はなくなりつつあるように思います。
自分の命は自分で守るしかないようです。
参照
コロナ重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」 期待の一方、供給面に課題 医師「土日を挟むと数日かかる」 メーテレ
2021年8月12日 08:0
ネーザルハイフロー療法「3日で一気に元気に・・・」新型コロナ 注目の治療法(2021年8月11日)