昨日も名古屋に出かけてきました。
大したサークルではないのですが、もう10年以上続いています。
中川区の有名なお寺のご住職、音楽家の女性、大手チェーンの監査役の方、弁護士の方、私の様に定年後何か趣味を持とうと参加されている方・・・様々な方が見えます。昨日は新顔で夫の転勤で名古屋に来られた主婦の方。
カメラの同好会の集まりです。
先生はいません。カメラ談義からいつもそれてしまいますが、お咎めなしのフリートークで言い放題?
基本は月1回の例会となっていますが、コロナで今年になって2回目の例会です。
久々の例会でカメラ談義どころではありませんでした。
帰りは少し陽が沈みかけた頃でしたが、浄心から浅間町まで撮影をかねて歩きました。
さて、問題が起きたのは地下鉄に乗ってからです。車内は一席おきに座れるぐらいの混みようでした。
優先席に黒い大きなバッグを横に置き、ジーンズを履いて足を組み横座りしてイヤホンをしている若者の横が空いていました。
私はバッグの隣に座り、撮影したばかりの写真をみていました。
気がつくと電車は伏見駅でドアが閉まったところ。
横の彼は居ませんでした。
新たに若い人たちが乗ってきたのですが、座ろうとしないのです。
横を見ると黒革の長財布がぽつんとあるではないですか。
長財布の忘れ物に遭遇したのは、これで3回目。
いつも思うのですが、黒革の長財布はかっこはいいですが、ズボンの後ろポケットに入れて座ると、ずり落ちるのです。
足を組んで横座りなどすれば、落としてくださいと言わんばかりです。
年寄りの私には似合わない財布です。
善意で手を付けても、誤解されるかも知れないという気持ちが脳裏をかすめました。
ちょうどその時、財布から少し離れたところに男女のペアーが立っていることに気づきました。
「降りるときに改札に届けてもらえませんか」と女性に頼んだところ、頷いてくれました。
一件落着!!
長財布を愛する皆さんへ
長財布はスーツの裏ポケットから取り出した方が、寅次郎(男はつらいよ)のようにかっこいいです。
どうしてもジーンズの後ろポケットに入れたければ、二つ折りの財布にすべし。