硝子のスプーン

そこにありました。

久々に妖精の尻尾。

2012-05-27 19:24:15 | 漫画(感想等)
久しぶりに、『FAIRY TAIL』を一巻から読み返した。

読んだら、力が湧いてきたぁぁぁッ! (←初期のナツ風にお願い)

真島氏、本当にありがとうございまする。RAVEもFTも、すごく好きでございまする。心の汗が出るでございまする。なんかどっかのアンチ真島氏さんが、「FT好きな人は子供脳」って書いてたけど、コレの良さがわからなくなるくらいなら、私は永遠に子供脳でいいよ。子供脳バンザイだよ、ちくしょう。真島氏大好き。仕事が丁寧&速いところも、律儀なほどファン思いなところも、全部含めて、あなたは漫画家の鑑です。大好き。

でさ。真島氏&FTファンの人。
みんなそれぞれ好みがあるとは思うけど、FTのキャラで特に好きなのって誰? 妖精の尻尾(ギルド)の仲間限定で。(全員好きっていうのは大前提)

私はねぇ、レビィちゃんが、好き。可愛くね? めっちゃ可愛くね? マジたまんねぇ、あの娘。
ガジルとイチャイチャ(?)する話が、もっと読みたい。ハァハァする。(←オイラ知ってるよ! こういうの変態って言うんだ! by ハッピー)

ジュビアも好きー。ジュビア可愛いよジュビア。でも、ジュビアには悪いけど、グレイはエルザに叶わぬ片思い設定がいい。ごめん、ジュビア。妄想族としては、ジェラール→←エルザ←グレイ(→)←ジュビアの方程式が、一番萌える(リオンはちょっと外す。ごめん)。エルザが好きだけど、ジュビアのこともちょっと気にしてるみたいな、そんなグレイがいい。グレルーは認めない。異論は認める。←どっちだよ。

ナツ×ルーシィは鉄板だから、今更語る必要はないね。
ルーシィ、好きだなぁ、私。ヒロイン対決させるなら、エリーより好きだわ。いや、勿論エリーも好きよ。RAVE大好きだもん。でも、ルーシィはなんか、エリーよりずっと、親しみが持てる。
反対にヒーロー対決させるなら、ナツとハルでは……うううー。難しい。今のところ、甲乙つけられない感じ。てか、つける必要ないけど(笑)。

ハッピーとプルーは、最強。文句なしで最強。可愛いは正義。

あとねぇ、フリードも可愛いよね。たまにラクサスが羨ましくなる(笑)。エルフマンも、エバーグリーンとの絡みがあると、一気に萌える。何気に、ナブもちょっと好き(笑)。

ガジルは、特別枠を設けたいくらい、好き。あいつ、マジでやばい。私の好みのポイントを、ピンポイントで全部攻めてくる(笑)。惚れそうになる。最近マジでやばい。自重してくれ、ギヒッ。

こうやって考えると、カップリング(妄想の源ともいう)増えたよねぇ…。今、ナツ×ルーシィ、ジェラール×エルザ、グレイ×ジュビア×リオン、ガジル×レビィ、エルフマン×エバーグリーン…。ハァハァしながら見ちゃうのは、どうしてもガジレビ組だけど、エルフエバ組も、温かい目で見守りたい。グレルーは私の中では有り得ない。ナツルーが基本。ジュビアは、グレイがいらないなら、私が貰う。悪いな、リアン。←?

本当大好きだ、妖精の尻尾。最高だ、『FAIRY TAIL』と真島氏。

『蛍火の杜へ』(愛蔵版)

2012-05-19 13:45:33 | 漫画(感想等)
『蛍火の杜へ』著者:緑川ゆき(愛蔵版/ HC SPECIAL(白泉社))

先日映画を観て、失礼ながら、いまひとつ不完全燃焼の印象を抱いた私。同じく緑川ゆき先生の作品である『夏目友人帳』が好きなこともあり、なんか納得できなくて、「これは原作のほうが、私にはいいんじゃないだろうか」という思いに駆られ、原作である漫画(しかも愛蔵版vv)を買って読んでみました。

原作読んで、大正解。

以下、ネタバレだらけ(笑)。内容を知りたくない人は、この先読んだら危険。


原作読もうと思った自分を褒めてやりたい。←? 感じ方は人それぞれだろうけど、私にはやっぱり、夏目にしろ蛍火にしろ、緑川先生の作品はアニメより、漫画のほうが合っていると、改めて再確認。映画では、いまいち伝わってこなかった蛍ちゃんの想いが、染みこむように、じーんと胸にきた。

映画のほうの感想で、私が不満を漏らしていた、ギンと蛍ちゃんの最後の別れのシーン。消えていくギンの胸に、蛍ちゃんが飛び込むところ。好きな人が、成仏っていう良い形であれ、突然消えてしまって二度と会えなくなるのに、17~8の娘がよく躊躇なく、あんな満面の笑みで相手を送れるなぁ、精神強すぎだろ。って、不満というか疑問?を抱いたあの時の蛍ちゃんの表情。
原作漫画見て、納得。原作漫画のほうには、ギンに笑顔で「来い」って言われて、駆け寄る蛍ちゃんの、お面を外す一瞬前の表情(実際には、お面の陰になってて、はっきり顔は描かれてないけど)が、しっかり描かれてて、蛍ちゃんの複雑な想いが、雄弁なまでに表現されてた。あのコマ(絵)だけで、泣きそうになった。

もしかしたら、映画のほうにも一瞬あったのかもしれない、そういう描写が。でも一瞬すぎて、私が見落としてしまったのかも。アニメは尺の関係もあるし、どうしても展開が早くなってしまいがちだから、緑川作品みたいに繊細な優しさ(ある意味、厳しさ)が詰まってる作品は、ちょっと勿体無いと思う。
一秒一秒コマ送りでじっくり観る人、もしくは、心の目の動体視力が異様に鋭い人は別かもしれないけど、私みたいに、話の流れに流されて、ほんの一瞬の刹那に垣間見られる心の描写を見逃してしまう人には、絶対、漫画のほうが向いてると思うな。緑川作品は。

「忘れてしまっていいんだよ」というギンに対して、蛍ちゃんが「忘れないで」っていうシーンや、ギンが「もう夏を待てないよ」っていうシーン。あれらのシーンは、映画でも充分に二人の気持ちが伝わってきて、切なかったけれど、まだ幼かった頃、蛍ちゃんが木から落ちて、ギンに「何があっても絶対私に触らないでね」って泣くシーンや、最後に抱きつくシーンの蛍ちゃんの心の揺れとか、ギンが逝ってしまった後の、蛍ちゃんの「しばらくは夏を心待ちに出来ないでしょう ~(中略)~ さぁ、いこう いきましょう」っていうモノローグに込められた心の痛みや力強さは、漫画じゃないと、絶対私には伝わらなかった。

あっ、後ね! これまた映画のほうで不満垂らしてた、最初、蛍ちゃんが歳相応の子供に思えない件。漫画のほうでは、ちゃんと歳相応に思えたよ! ちょっと言葉遣いが、大人びてる印象は拭えないけど、屈託のない笑顔に躊躇いのない行動は、家族や周囲から愛されて大事に育てられている子供の特徴。蛍ちゃんは、みんなから愛されて、その愛を素直に吸収して育ったから、思春期に差し掛かった時、あんなに心の強い、優しい子になったんだねぇ。と、しみじみ。これも、漫画の蛍ちゃんの表情じゃないと、私には分からなかった。

いやはや、何というか。
さすが緑川先生なんデスネー。(←ちょっとギンの真似してみた。キャー、怒らないでー蹴らないでー)

一緒に収録されてる短編も、すごく良かった!

『体温のかけら』は、なんかもう、深い。一度大事にするって決めた人を傷つけたくないって思いは誰にでもあって、でも、想う心も誰にでもあって、これぞ情理の難しさ……って、何を言ってるか自分でも分からない(笑)。話のテーマは上手く説明できないけど、竹田くんの気持ちは、私よく分かるんだ。すごく良く分かるんだ。おかげで、苦しくなったぞ、チクショー(笑)。

『星も見えない』は、やるせなくも、優しいお話だった。一応、少女マンガなんだから(失礼)、優しくてふわふわした面だけしかない世界で物語を展開させてもいいのに、緑川先生は必ずといっていいほど、ふわふわ世界に、現実の厳しい一面を入り込ませるよね…。おかげで、読み手は非常に、やるせない(笑)。まあ、そこが、緑川作品の魅力なんだけどさww

『蛍火の杜へ 特別編』は、蛍ちゃんじゃなくて、ギンを主人公にしたお話。
実を言うと私、蛍火本編より、こっちで泣きそうになった。本編も切なくて、うるうるっときたけど、特別編は、それ以上にやばかった。私が、妖怪ものに弱いせいだろうか(笑)。ギンの純粋で一途な感情。孤独と寂しさ。妖怪達の温かみ。想う相手を思いやる優しさ。ありがちって言われれば、ありがちだけど、でも、(本編も含め)いい作品だと思う、本当に。
そんでまた、この話の、ギンが妖怪たちから大事にされている様子が、私の大好きな『夢やしきへようこそ』の勇太と被ってさぁ。そのせいで余計、泣きそうになった。もう、緑川先生を責めるべきなのか、さちみ先生を責めるべきなのか、分からない(笑)。私がこの人生で流した涙や、感じた胸の痛みの原因の何割かは、間違いなく、先生方のせい(笑)。


漫画『蛍火の杜へ』、買ってよかった。読んでよかった。本当に。
人によって様々だと思うけど、原作未読で映画を観た人は、機会があったら是非一度、原作も読んでみてはいかがでしょう。映画だけじゃ見えない、それこそ触れたら壊れてしまいそうな繊細な煌きが、漫画のギンと蛍ちゃんにはあると私は思う。何回も何回も、繰り返し読みたくなる。本当、おすすめです。

ちょ、富樫センセ……www

2012-03-20 23:42:47 | 漫画(感想等)
『HUNTER×HUNTER』、また、長期休載らしいっすね(笑)。富樫センセらしいというか、なんというか……(笑)。まあ、分かってたけどね、なんとなく…(笑)。で、次は何年後ですか(笑)。もう、(笑)なしじゃ、富樫センセについて話せない……(笑)。
あの、シュールなジョークとしか思えない、ネーム絵漫画を見た日から、私の中ではもう『H×H』は終わったけど、それでも続きを待つファンが大勢いるんだから凄いよね。富樫センセ、やる気なくても、ファンのために頑張って仕事しようよ……(笑)。本当、常識の斜め上を行くお人だわ…(笑)。

週刊がきついなら、SQに移籍したらいいじゃん。ていうか、ジャンプ編集室(編集長?)、富樫センセに特別甘くね? 何かあるの、そこに一般人の窺い知れぬ企みが。同じジャンプでも、『銀魂』の空知先生とか、40℃近い高熱に意識朦朧としながらも尻から解熱剤入れて、頑張ってたのに(←確か単行本にそんなことが書いてあったような気がする)。しかも、それでも、いつもと変わらぬ綺麗な絵だったのに。富樫センセ……あんた……(笑)。
形あるものを生み出す際の「生みの苦しみ」ってやつは理解できるけど、それにしても……(笑)。漫画はまず作者ありきだけど、でも、ファン(読み手)あってこその漫画だということを、富樫センセは、ネトゲに夢中になるあまり忘れてしまったんだろうなぁ……(笑)。

つーかもう、『H×H』やめたら? なんて言ったら、忍耐強い『H×H』ファンに怒られるかな。でも、心機一転して新しいもの、富樫センセが興味あるものを単発でやらせたほうがいいんじゃないのって思っちゃう。早い話、富樫センセ、もう『H×H』に興味なくて、単純に描きたくないだけなんじゃないの(笑)。

祝!『最遊記RELOAD BLAST』連載再開!

2012-02-15 21:09:44 | 漫画(感想等)
峰倉センセの『最遊記RELOAD BLAST』が、ゼロサム5月号(10周年記念号・3月28日発売)から、連載再開だそうで!! 
嬉しい! すっごい嬉しい! でもね、峰倉センセ、無理だけは絶対しないでください。

不定期掲載でも何でもいいんです。のんびーりでも、まったーりでも、峰倉ファンは絶対に誰も文句言ったりしません。先生の健康が一番なんです。先生がいなきゃ、悟空も三蔵も八戒も悟浄も、勿論その他の作品キャラも、みんなが暴れる場所を失ってしまいます。先生ありきなんです。だからどうか、自分の体を一番に、世界の何よりも大切にしてください。お願いです。

峰倉センセのブログに遊びに行かせてもらうたびに、心の底の底から、心配でたまりませんよ。今年初の記事で、「無理しすぎず、その上で出来る限りの事を頑張りたいと思います」って書いてらっしゃいましたが、「無理せず、その上で出来ることを少し頑張りたいと思います」に、変更して欲しいくらい。お仕事しすぎなんですよー、先生は。ファンとしては、峰倉センセの絵が見られることは、本っ当に有難く喜ばしいことですが、心配にもなるんです。先生、大丈夫だったかな。これで疲れ溜めて、痛みが酷くなってなければいいなって、思うんですよ。めっちゃ愛されてるんですよ、先生! 分かってらっしゃるとは思いますが。
とにかく、絶対無理しないでくださいね!!

と、ここから、無駄に吼えてみました。峰倉センセに届け、この思い。

ごくたん、また会えるね! 嬉しいよ、あたしゃ! 肉まん、用意して待ってる! ←?


詳細情報は、こちら↓で。
World is 峰-mine-(http://nitroblog.exblog.jp/)

あの世が面白すぎて困る。

2012-02-12 01:19:32 | 漫画(感想等)
まだ、地獄を彷徨っております。暫く、この世に帰ってこれそうにありません。鬼灯の冷徹、ツボに入りすぎた。

1巻に収録されてる第5話の「いかにして彼らの確執は生まれたか」。鬼灯と白澤の話。
和漢親睦競技大会、あの場所に私もいたかった!
諸葛孔明 VS 聖徳太子の知恵比べ、私も「何それ 超見たい」だよ! VIP席にいた太公望が我慢できずに乱入とか、邪馬台国の卑弥呼まで参加とか、超面白そうなんだけど。観客席には、楊貴妃と小野小町が並んでるし、本当に壮大すぎる珍百景だよ。見てみてー!
しかし、鬼灯と白澤って、なんか銀時と土方みたい。
白澤っていうと私は、鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』でしか知らないけど(しかも神っていうよりは妖怪だと思ってた)、なんかすごい尊い神獣だったんだね。鬼灯と似た者キャラ(?)みたいに扱われてるけど、鬼灯と比べたら、鬼畜っぷりに雲泥の差がある。白澤のほうが優しいし、素直。やっぱ、神獣なんだね。鬼神とは違うね。

2巻の第8話の「三匹が逝く」で、出てくる鬼灯の部屋も好き。物がいっぱいあって、いい。鬼灯は私の中ではそういうイメージ。最遊記外伝の天蓬の部屋みたいな。あそこまで散らかってないけど(笑)。ちなみに、8話で、三匹が「やっぱり起こすのよそうよ」ってなって、シロが「鬼灯様、ゆっくり寝てね」って、そっと布団をかけなおしてくれて、柿助が「全ての社会人がぐっすり眠れる世が来ないかな…」って、祈ってくれるところ、好きすぎる。可愛すぎるだろ、あの三匹。その後の子守唄合唱大会(?)も、好きだけど。とにかく、可愛すぎる。

可愛すぎるといえば、同じく2巻の第11話「ニャパラッチ」に出てくる小判。あの「…ごめんニャさい……」に、やられない人間はいないだろvv まるで、シュレックの猫ちゃんみたいvvv 
そしてこの回でも、シロはやっぱり最高級に可愛いvvv 鬼灯が実は猫派!?と勘違いして、ショックに沈むところ、何回読んでも、愛しくてしょうがないvvv

鬼灯の台詞で好きなのは色々あるけど、やっぱり、「鬼です」が一番かなぁ。それを言っちゃあ身も蓋もないっすよ、鬼灯さん(笑)みたいな。

あー、面白いなー。鬼灯の冷徹。夢中になってる間に、日付変わっちゃったよ。日曜日だよ。やばい、小説UPしなきゃ。


オススメ→「鬼灯の冷徹」著者:江口夏実(KCモーニング)2012年2月現在、既刊三巻。