ふと母が、「せっかくあんたがいるんだし、久しぶりにお雛様出そうか」と言い出し、今日、本当に久方ぶりに、お雛様を飾ってみた。
我が家のお雛様は、母方の祖父母が、姉の初節句の際に贈ってくれたもの。よって、彼是もう、ンン十年前の代物である。
昔は二段作りの硝子のケースに入っていたのだけど、その硝子ケースが破損したかなんかで、もう家になく、飾るとしたら、棚の上にそのまま置くしかない。しかし、うちには生憎、わんにゃんがいる。特になつは、棚の上から物を落とすのが大好き。お雛様を落とされたら、笑い話じゃすまない。うちのお雛様はあくまで、姉のお雛様であって、私のではないのだ。
そう母に危険を訴えると、大丈夫よ。と、軽くかわされた。多分、絶対大丈夫じゃない。私のなつを甘く見たら泣きを見る。あの子は「それだけは頼むから絶対勘弁して」ということに限って、必ずやらかす娘なのだ。
再三そう訴えたが、母の返事は変わらず。うちは殆ど母のルールで回っている家なので、母がするというなら、するしかない。結局、「何があっても絶対に私となつを責めないこと」を散々約束させた後、被害を最小限に食い止めるために、内裏雛だけ、飾ることに。
ちなみに、最後に出したのいつ?という質問には、正確な答えは返ってこなかったが、恐らく八年くらい前に一度虫干しついでに出した気がするとのこと。
「カビが生えてなきゃいいんだけど」という母の横で、「髪の毛が伸びてたらどうしよう…」と何気にお雛様に失礼な不安を抱いたことは、ここだけの話だ。
前置きが長くなったが、これがうちの内裏雛である。
あらやだかわいい。←オイw
こんな可愛かったかしら、うちのお雛様。←コラ。
多分、菱餅とかお膳とか色々と飾る位置を間違っているとは思うものの、一応形を整えて、満足したらしい母はお出かけに。
残された私は、折角だからと、残りの雛人形も出してみることに。
◆三人官女。
座っている子が真ん中ということしか覚えていないため、左右の子達の位置がかなり怪しい。今さっきネットで調べたら、やっぱり間違っていた。銚子を持っている子が向かって右、長柄銚子を持っている子が向かって左にいなきゃいけなかった。ごめん。
◆五人囃子。
もはや並びがさっぱり分からなかったので、適当に向かって右から、謡さん、笛さん、小鼓さん、太鼓さん、大鼓さんで並べてみた。ネットで正しい飾り方みたら、太鼓さん、大鼓さんの位置が逆だった。惜しい!(←そういう問題じゃないw)
◆右大臣、左大臣。
どっちが右大臣で、どっちが左大臣なのか??? ネットでみたら、おじいちゃん顔になってるほうが右大臣らしいけど、うちのは二人とも子供顔だし、判断つかない。着物色で判断するなら、紫っぽい色を着ているほうが、右大臣ということなのだろうか。だとしたら、これも逆配置にしてしまっている。もはや間違いだらけ(笑)。
◆仕丁。
言うまでもなく、これもまた真ん中だけ正解で、左右が逆(笑)。台傘(先が丸いほう)を持っている子が向かって左、立傘を持っている子が向かって右だそうな。左から泣き顔、笑い顔、怒り顔の順と書いてる説明もあったけど、泣き顔はともかく、怒り顔の子がいないのは、うちのお雛様だけなのか??
<嫁入道具編>
◆箪笥。
見てこれ。ちゃんと、引き出し出るんだよ。
すげー細かい。すごいわー。
◆長持。
これは何故か、セロハン紙に包まれたままだったので、そのままにしておく。
◆火鉢。
ピントが合っていないのは、なんでだろう…。
◆鏡台と針箱。
これも、引き出しがちゃんと出る。
鏡台の鏡も、昔は角度が自由に動いたんだろうけど、壊れたのか壊したのか不明ながら今はセロハンテープで後ろつけてあるから、もう動かない。ちなみに、本物の鏡が使ってある。
<御輿入れ道具編>
◆お籠。
これもセロハン紙で包んであるままだから、そのままにしておく。(でももう、セロハン自体がぼろぼろ…(笑))
◆重箱。
当然、ばらばらになりまーす。
どんだけ細かいんだ、本当に。
◆牛車。
これもセロハン紙に包まれたまま。多分、乗り口の扉とか開くんだろうな。すげえよ、職人さん。
ひたすら、職人さんの技に感じ入った午後だった。だってこれ、ンン十年以上前の代物なんだよ? すごいよ、本当に。
<おまけ編>
◆やってはいけないことの匂いを嗅ぎつけてやってきた、おなつ姫。
危険を察し、この後すぐさま、みんな(内裏雛を除く)、元通りに綺麗に包んで片付けました。
三月三日過ぎたら、飾ってある内裏雛一式も片付けるから、それまで頼むから、何もしないでくださいませ、お姫様。
この雛人形は、私のじゃないんですうううう。平に平にご容赦くださいませえ~。
我が家のお雛様は、母方の祖父母が、姉の初節句の際に贈ってくれたもの。よって、彼是もう、ンン十年前の代物である。
昔は二段作りの硝子のケースに入っていたのだけど、その硝子ケースが破損したかなんかで、もう家になく、飾るとしたら、棚の上にそのまま置くしかない。しかし、うちには生憎、わんにゃんがいる。特になつは、棚の上から物を落とすのが大好き。お雛様を落とされたら、笑い話じゃすまない。うちのお雛様はあくまで、姉のお雛様であって、私のではないのだ。
そう母に危険を訴えると、大丈夫よ。と、軽くかわされた。多分、絶対大丈夫じゃない。私のなつを甘く見たら泣きを見る。あの子は「それだけは頼むから絶対勘弁して」ということに限って、必ずやらかす娘なのだ。
再三そう訴えたが、母の返事は変わらず。うちは殆ど母のルールで回っている家なので、母がするというなら、するしかない。結局、「何があっても絶対に私となつを責めないこと」を散々約束させた後、被害を最小限に食い止めるために、内裏雛だけ、飾ることに。
ちなみに、最後に出したのいつ?という質問には、正確な答えは返ってこなかったが、恐らく八年くらい前に一度虫干しついでに出した気がするとのこと。
「カビが生えてなきゃいいんだけど」という母の横で、「髪の毛が伸びてたらどうしよう…」と何気にお雛様に失礼な不安を抱いたことは、ここだけの話だ。
前置きが長くなったが、これがうちの内裏雛である。
あらやだかわいい。←オイw
こんな可愛かったかしら、うちのお雛様。←コラ。
多分、菱餅とかお膳とか色々と飾る位置を間違っているとは思うものの、一応形を整えて、満足したらしい母はお出かけに。
残された私は、折角だからと、残りの雛人形も出してみることに。
◆三人官女。
座っている子が真ん中ということしか覚えていないため、左右の子達の位置がかなり怪しい。今さっきネットで調べたら、やっぱり間違っていた。銚子を持っている子が向かって右、長柄銚子を持っている子が向かって左にいなきゃいけなかった。ごめん。
◆五人囃子。
もはや並びがさっぱり分からなかったので、適当に向かって右から、謡さん、笛さん、小鼓さん、太鼓さん、大鼓さんで並べてみた。ネットで正しい飾り方みたら、太鼓さん、大鼓さんの位置が逆だった。惜しい!(←そういう問題じゃないw)
◆右大臣、左大臣。
どっちが右大臣で、どっちが左大臣なのか??? ネットでみたら、おじいちゃん顔になってるほうが右大臣らしいけど、うちのは二人とも子供顔だし、判断つかない。着物色で判断するなら、紫っぽい色を着ているほうが、右大臣ということなのだろうか。だとしたら、これも逆配置にしてしまっている。もはや間違いだらけ(笑)。
◆仕丁。
言うまでもなく、これもまた真ん中だけ正解で、左右が逆(笑)。台傘(先が丸いほう)を持っている子が向かって左、立傘を持っている子が向かって右だそうな。左から泣き顔、笑い顔、怒り顔の順と書いてる説明もあったけど、泣き顔はともかく、怒り顔の子がいないのは、うちのお雛様だけなのか??
<嫁入道具編>
◆箪笥。
見てこれ。ちゃんと、引き出し出るんだよ。
すげー細かい。すごいわー。
◆長持。
これは何故か、セロハン紙に包まれたままだったので、そのままにしておく。
◆火鉢。
ピントが合っていないのは、なんでだろう…。
◆鏡台と針箱。
これも、引き出しがちゃんと出る。
鏡台の鏡も、昔は角度が自由に動いたんだろうけど、壊れたのか壊したのか不明ながら今はセロハンテープで後ろつけてあるから、もう動かない。ちなみに、本物の鏡が使ってある。
<御輿入れ道具編>
◆お籠。
これもセロハン紙で包んであるままだから、そのままにしておく。(でももう、セロハン自体がぼろぼろ…(笑))
◆重箱。
当然、ばらばらになりまーす。
どんだけ細かいんだ、本当に。
◆牛車。
これもセロハン紙に包まれたまま。多分、乗り口の扉とか開くんだろうな。すげえよ、職人さん。
ひたすら、職人さんの技に感じ入った午後だった。だってこれ、ンン十年以上前の代物なんだよ? すごいよ、本当に。
<おまけ編>
◆やってはいけないことの匂いを嗅ぎつけてやってきた、おなつ姫。
危険を察し、この後すぐさま、みんな(内裏雛を除く)、元通りに綺麗に包んで片付けました。
三月三日過ぎたら、飾ってある内裏雛一式も片付けるから、それまで頼むから、何もしないでくださいませ、お姫様。
この雛人形は、私のじゃないんですうううう。平に平にご容赦くださいませえ~。
それにしても、細工が巧みで感心します!
猫たちにとっては格好の遊び道具ですね。さすがなっちゃん、察しが良い(笑)!
ほんとにみんなふっくらしとる。
けっこう年代が古いみたいやけど、全然それを感じさせない、今風というか。
なつさんは焼きもちを妬いたのかも。
私が一番だと(笑)。
本当に細工の細かさには、びっくり感動しました。これは姉のだからっていう、どこか捻くれた気持ちが子供の頃からあって(笑)、あまり触ったりしてこなかったので、今回初めて重箱がばらばらになるのに気づきました。職人さん、すごい!
今朝起きたら、ぼんぼりは床に落ちてましたが、お雛様達は無事でした。明日が怖い(笑)。(←笑い事じゃないわよ by お雛様)
衣装は、かなり豪華ですがw
雛飾りの並べ方探してネット見てたら、今はリカちゃんのお雛様もあるみたいで、時代を感じました(笑)。
なっちゃんは、そうか。あの子も、女の子ですもんね。なんで一番可愛い私なのに、専用のお雛様がないわけ?ってご立腹なのかも。
飼い主にもないんだから、我慢しろとしかいいようがないw むしろあんたがお姫様だよ、世界一だよと、持ち上げておきます(笑)