♪あ~なたは、いまどこでな~にをしていますか。
こ~のそらの、つづくばしょ~にいま~すか~。
あの~ころのようにフハハハと~わらっていますか。
いま~は、ただ、それをねが~いつづ~ける~♪
(以上、玉露の心の替え歌より抜粋)
前回、姫様(孫尚香、しょこたん)の活躍により、懐かしの部下・李典(記憶喪失)を取り戻すことが出来た玉露率いる茶国軍。
昔の部下を見て正気に戻ってはくれないだろうか。そう考えた玄米茶と鳩麦茶は、李典を連れて、今日も中庭で見えないお友達と談笑している姉・玉露の元に向かいました。そして、見えないお友達との会話を無理やり中断させ、鳩麦茶の巨体で隠していた李典を玉露に見せた途端、彼女に変化が起きました。
「……あ、あなたは……!」
それまで虚ろだった目を、大きく見開く玉露。その目に蘇った輝きを見て、玄米茶と鳩麦茶は、ほっと安堵すると同時に、喜びが胸に溢れました。あぁ、これでやっと、いつも姉上に戻ってくれる。そう確信して互いに顔を見合わせます。
「茶国に戻ってきてくれたのね!」
そんな弟達には目もくれず、大きな声をあげ、全身で喜びを表現するかのごとく、李典に駆け寄る玉露。ここ暫く、これほどに嬉しそうな姉の姿を見ることがなかった弟二人は、感極まって泣きそうになりました。
「嬉しい! 朱然!!」
そして、姉のその一言で、本当に泣きそうになりました……。
「姉上、その男は李典です。顔も声も鎧も全く同じですが、朱然じゃありません。李典です」という、玄米茶の冷静なツッコミも無視して、玉露は完全に、李典を朱然だと思い込んでしまった様子。そして、記憶喪失中の李典も、「そうか。俺は朱然という名だったのか」と、勘違いしてしまう始末。
ひたすら嬉しそうに、朱然♪朱然♪と繰り返す姉の姿に、「もう、朱然でいいんじゃね?」と、投げやりになる鳩麦茶。しかし、ちょっと神経質な面のある玄米茶には、そんないい加減な真似は出来ません。必死に、彼がかつての部下・李典であることを告げ、仲達と杏仁豆腐の名を出してようやく、玉露にそれを思い出させました。
「やあねぇ、最初から分かってたわよ。ちょっとボケてみただけ。ねー、李典」と、玄米茶の苦労も知らず、のうのうと言ってのける玉露に、李典も、「ああ、やっぱり俺は李典なのか」と思いなおし、「はっ、仰るとおりで」と、自分の新しい君主に同意してみせます。玄米茶は、ほんの少し、こめかみのあたりがピキッときたものの、ヘアエステに予約を入れていたので、それ以上何も言わず、鳩麦茶に後を任せて、その場を後にしました。
というわけで、玉露は正気に戻りました。そして、鳩麦茶から、玄米茶の案である『一進一退戦法』の話を聞き、ほほーう、なるほど。さすが私の弟ね。と、感心し、よし、今後もそれで行こう。と、あっさり決断。
姫様がいる今の茶国軍なら、もしかしたら、仙人に勝つことも出来るかもしれない。その上、もしかしてもしかすると、仙人を仲間に引き込むことも出来るかもしれない。でも、万が一負けて、姫様を奪われでもしたら、もう、この国は終わる。という考えにより、ハイリターンよりノーリスクを選んだ玉露ですが、何も弱気になったわけではありません。このまま、大陸を斜め下に突き進み、杏仁豆腐の野生の王国を、女帝より先に吸収してしまおうと企んでいるのです。強気玉露、復活です。
何より、李典が戻ったという事実は、玉露をとても勇気付けました。李典と同じく、あの日生き別れになってしまった仲達も、いつか取り戻すことが出来るかもしれない。その一縷の希望を胸に、玉露は次の戦の準備をするべく、つい今しがた戦から戻ったばかりの鳩麦茶と李典を従えて、久しぶりの城へと出向いたのでありました。
ということで、今回、仙人軍団=女帝の悪の手先は攻めて来ていませんが、プレイヤーは、攻めに行きます。柴桑にするか建業にするか悩んだんですが、後々のことを考えて、建業を攻めることにしました。前回、やたら男達がふがいなかったので、今回は女人でいきます。ガールズオンリーです。主軍だけですけども。モブにも、女人がいたらいいのにな。
主軍:玉露、孫尚香(姫様)、貂蝉。
準主軍:陳宮、高順、王双。
援軍:なし(理由:金がなーい、イェッ♪ 兵力もなーい、イェッ♪)←※この元歌が分かる&知っている人はきっと、私と同じ年代。
またもや哀しい理由で援軍は無理ですが、大丈夫。昨日(というか3時間前。これを書いているのは朝の5時です)、親指が痙攣を起こすまで散々、無双4の凌統伝の『修羅』と『難しい』を交互にやったプレイヤーは、玉露の操作に自信満々です。今までこれほどに、自信があったことがあろうか、否!ってくらいに、自信に満ち溢れています。
対する敵軍には、なんと、プレイヤーが敬愛する孫堅(別名:パパ)がいらっしゃいます。でも今は敵。しかも、既に娘は我が手中。遠慮はいりません。容赦もしません。そしてそして、許褚(別名:肉)もいます。なので、今回のメンバーから、甄姫姉さまを外したというわけです。あのバンビ国救援以来、お姉さまは可哀相に、時折夢で魘されるほど、肉と于禁がトラウマになってしまっているので、仕方ありません。後は、楊任(別名:爪楊枝)とか紀霊(別名:キレイキレイ)とか、馴染みはあれど、あんまり知らないモブ将達の集まり。『修羅』を経験した今のプレイヤーの敵ではありませぬ。フハハハハハハハ。…………。←もはや無言。
そして始まった、侵攻戦という名の玉露復活戦。名づけて『ガールズファイト』。
開始早々、姫様には王双を、貂蝉ちゃんには高順を、自分には陳宮を援護につけて攻めに走る玉露。やる気全開です。
正直、建業(のMAP)は、好きじゃありません。4猛将伝の立志モードで、何十回となくリセットを押した過去が思い出されて、嫌気が差すのです。でも、好き嫌いを言ってる時ではありません。プレイヤーも、玉露に負けず劣らず、やる気全開です。
拠点に向かう道すがら、とりあえず、目に映る全ての敵兵を殴り飛ばしていく玉露。隣では、陳宮が「我らも続くのぢゃ!」と、大好きなあの声で、兵士達に発破を掛けています。この声があるだけで、プレイヤーは頑張れる。姫様と貂蝉ちゃんには、反対側の拠点から潰しに回るよう指示を出してあるので、こちらもさっさと拠点を潰さねば。
しかし、急ぐ玉露の行く手を邪魔するべく現れる巨体。肉登場。「おいらが相手だぞぉ」と、今日も重そうな鈍器を担いで、どすんどすんとやってきます。でも残念。スピード系の玉露には、鈍足で動きのとろい肉など朝飯前。素早く近寄って、肉が動き出す前に攻撃開始。「うぇっ、うぇっ」と、今にも戻しそうな声を上げて、ヌンチャクで殴られまくる肉。その肉を助けようと、集まってくる肉の部下。でも、残念。玉露にも、陳宮という援護が。と、思ったら、陳宮は敵の弓兵と睨めっこ中。おかげで、玉露は肉の部下に後ろから槍でどつかれて、怒涛の連続攻撃ストップ。………おーい、ちんきゅーくぅん。と、はにまる君を呼ぶ気分で呼びながらも、いいよもう。これ、ガールズファイトだし。陳宮の助けなんて声だけで充分さ。と、気を取り直して、再び肉に殴りかかるも、タイミングがあっちゃって、鍔迫り合いに。最近、鍔迫り合いになると99%負けるプレイヤーは、今回もあっさり負けてしまい、肉の鈍器に吹っ飛ばされる玉露。ごめんよ……。
そんなこんなで、肉相手に殴られたり殴り返されたりを繰り返しているうちに、姫様が「ちょっと…まずいかも」と、苦戦メッセ。
……姫様に、援軍感謝の言葉を言われたい……。
ただ、それだけの感情で、肉の肉まん化という義務を捨てて、姫様のいる遠くの拠点に駆け出そうとする玉露。しかし、肉のしつこい攻撃に邪魔されて、なかなか行けない。陳宮は、敵の雑兵相手に顔相占いでもしてあげているのか、少し離れた場所で睨めっこ中。援護の意味が全然ないんですけど、あなた。とか、思いつつ、仕方ないので、先に肉まんを片付けにかかる。しかししかし、そこにまた加わってくる敵将・楊任。別名、爪楊枝。「その首、貰ったぁ!」と参戦する彼に、分かった、首はあげるから姫様のところに行かせてお願い。と、とんでもないお願いをするプレイヤー。勿論、そんなこと出来るわけもなく、ひたすら応戦。肉と爪楊枝相手に、がっつりHPを持って行かれてしまいながらも、玉露の『全員平伏しな』チャージ(←C4? C3? よく分かりません。夢中なもんで)を連発して、肉を肉まん化。それを食べる時間も惜しんで、爪楊枝に無双を放って、奴も肉まん化。合計2つとなった肉まんを急いで食べて、いざ、姫様のもとへ。
気持ちは逸るものの、なんせ、MAPの反対側にいる姫様。ああ、馬が欲しい。向かう間に、姫様の援護である王双からも苦戦メッセ。そして姫様からは、「援軍を…、援軍をお願い」という、姫様大好きプレイヤーには、胸に突き刺さるような声での援軍要請。あ、これマジでヤバいかな。と、ここにきて漸く情報画面を見るプレイヤー。でも、姫様と王双がいる拠点には、パパ(孫堅)がいるだけ。中間の拠点にいる貂蝉ちゃん&高順ペアを、援軍に行かせようかと一瞬考えていたプレイヤーは、その考えを却下。だって、やっぱり自分が言われたいんだもん。援軍感謝の台詞を姫様に。
けれど、途中、中間地点である拠点の傍を通ってしまったのが、運の尽き。拠点で貂蝉ちゃん&高順ペアと戦っていたらしい、紀霊ことキレイキレイが、何故か拠点から出てきて、「その首、貰ったぁ!」と、玉露に宣戦布告。もうそれ、さっき聞いた。とか、冷たい返事をしつつ、スルーしようとするものの、紀霊のしつこいこと、しつこいこと。お前は洗面所で、手のバイ菌と戦ってろよ、それで充分だよ。と、説得をしてみるも聞いてくれず、姫様の心配をひたすらしつつ、キレイキレイに応戦。そこにやっと、援護につけてた陳宮が参戦。陳宮に任せて姫様の所に向かおうとも思ったけれど、陳宮が、キレイキレイに無双をかまされているのを見て、断念。くそう。優しさがこんなところで仇になるとは。←?
一刻も早く、キレイキレイを洗面所に戻し(意訳:紀霊を肉まんにし)、姫様の所に行きたい玉露とプレイヤー。しかし、キレイキレイもさすが、除菌率99%(←数値は適当です)を誇る強さ。なかなか、肉まんになってくれない。そうこうしてるうちに、貂蝉ちゃん&高順ペアは拠点を制圧。姫様の援軍に2人を行かせようか、再び悩むプレイヤー。でも、一瞬後には、2人に元々玉露が制圧する予定だった拠点の攻撃を指示してました。だって、どうしても、自分が言われたいんだもん。援軍感謝の言葉を姫様に。
キレイキレイ相手に、チャージを繰り返し、無双でとどめをさした頃には、姫様の最初の苦戦メッセから、もう随分時間が経っていました。もうこれは、感謝の言葉を言ってくれないかもしれない(時間が経ちすぎると、言ってくれないことが多々ある)。半分諦めつつも、まだ半分期待して、姫様を目指して駆け出す玉露。
そして、やっと辿りついた拠点で、やっと会えた姫様。と、王双。そして、パパ。3人とも、本当に戦ってた?と、訊きたくなるほど、HPゲージ残量はたっぷり。はっきり言って、玉露のほうが、死に掛けてます。でも、気にしない。重要なのは、姫様の言葉。それが欲しくて、ただ、それだけが聞きたくて、ここまで頑張ってきた玉露とプレイヤーに、何の躊躇もありません。颯爽と戦闘の輪の中に飛び入り、パパをヌンチャクで殴り飛ばす。そして。
「援軍ね? 助かったぁ~」 By しょこたん(=姫様)。
やっほーい! 感謝されちゃったぜ~、しょこたんに~♪ と、一気にテンションをあげるプレイヤーと玉露。起き上がってきたパパに、「大将だな? 覚悟!」と言われ、はいっ大将ですっ!と、素直に良い子の返事を心で返し、べらぼうな動きでヌンチャクを振り回す。
修羅を経験したプレイヤーには、怖いものはない。相手が江東の虎でも、ちゃら~へっちゃら~♪とか、調子こいて歌ってたら、パパのチャージをもろ真正面から受ける羽目に。うひょう。と、思わず変な声が出るくらいHPが消えました。でも、負けない。ひたすらヌンチャクを振り回し、『平伏しな』チャージでパパを沈め、ひたすら沈め、HPを削ったところで、無双爆発。パパは、江東風味の肉まんに。パパの深い愛情に感謝しつつ、美味しく頂きました。
そんなこんなしているうちに、貂蝉ちゃん&高順ペアが拠点を制圧。こちらも4人がかりで、拠点制圧。そのまま全員で敵本陣へと流れ込み、復活した肉やパパ、爪楊枝を初めとするモブ将達に、これまた全員で襲いかかる。「お見事! 策など不要ですかな」と、陳宮にヨイショされ、「なんと頼もしいお方でしょう」と、貂蝉ちゃんに感心され、「やるわね! 私も行くわよ!」と、姫様に褒められ、テンションはMAXハイテンション。親指の痙攣なんて、完全無視で、玉露にヌンチャクを振り回させ、気がつけば、周りは肉まんの山。敵本陣は、肉まん製造所と化し、見事、茶国軍の手に落ちたのでした。ヤター!
残念ながら、今回は捕虜なし。でも、いいや。下手にパパとか捕まえても、処置に困るだけだし、肉も要らないし。骨付き肉なら、欲しいけど。つーか出ないよねー、骨付き肉。あー、それにしても、仲達どこにいるんだろ。会いたいなー。と、てんでばらばらのことをとりとめもなく考えながら、玉露はテンションの高さもそのままに、茶国へと凱旋したのでありました。
というわけで、今回の侵攻戦のMVPは、勿論、頑張って拠点を2つも落とした貂蝉ちゃん&高順ペア……じゃなく、玉露とプレイヤーに援軍感謝の言葉をくれた、しょこたんに決定! それ以外ないわ。うん。しょこたん、大好き。←最低。
こ~のそらの、つづくばしょ~にいま~すか~。
あの~ころのようにフハハハと~わらっていますか。
いま~は、ただ、それをねが~いつづ~ける~♪
(以上、玉露の心の替え歌より抜粋)
前回、姫様(孫尚香、しょこたん)の活躍により、懐かしの部下・李典(記憶喪失)を取り戻すことが出来た玉露率いる茶国軍。
昔の部下を見て正気に戻ってはくれないだろうか。そう考えた玄米茶と鳩麦茶は、李典を連れて、今日も中庭で見えないお友達と談笑している姉・玉露の元に向かいました。そして、見えないお友達との会話を無理やり中断させ、鳩麦茶の巨体で隠していた李典を玉露に見せた途端、彼女に変化が起きました。
「……あ、あなたは……!」
それまで虚ろだった目を、大きく見開く玉露。その目に蘇った輝きを見て、玄米茶と鳩麦茶は、ほっと安堵すると同時に、喜びが胸に溢れました。あぁ、これでやっと、いつも姉上に戻ってくれる。そう確信して互いに顔を見合わせます。
「茶国に戻ってきてくれたのね!」
そんな弟達には目もくれず、大きな声をあげ、全身で喜びを表現するかのごとく、李典に駆け寄る玉露。ここ暫く、これほどに嬉しそうな姉の姿を見ることがなかった弟二人は、感極まって泣きそうになりました。
「嬉しい! 朱然!!」
そして、姉のその一言で、本当に泣きそうになりました……。
「姉上、その男は李典です。顔も声も鎧も全く同じですが、朱然じゃありません。李典です」という、玄米茶の冷静なツッコミも無視して、玉露は完全に、李典を朱然だと思い込んでしまった様子。そして、記憶喪失中の李典も、「そうか。俺は朱然という名だったのか」と、勘違いしてしまう始末。
ひたすら嬉しそうに、朱然♪朱然♪と繰り返す姉の姿に、「もう、朱然でいいんじゃね?」と、投げやりになる鳩麦茶。しかし、ちょっと神経質な面のある玄米茶には、そんないい加減な真似は出来ません。必死に、彼がかつての部下・李典であることを告げ、仲達と杏仁豆腐の名を出してようやく、玉露にそれを思い出させました。
「やあねぇ、最初から分かってたわよ。ちょっとボケてみただけ。ねー、李典」と、玄米茶の苦労も知らず、のうのうと言ってのける玉露に、李典も、「ああ、やっぱり俺は李典なのか」と思いなおし、「はっ、仰るとおりで」と、自分の新しい君主に同意してみせます。玄米茶は、ほんの少し、こめかみのあたりがピキッときたものの、ヘアエステに予約を入れていたので、それ以上何も言わず、鳩麦茶に後を任せて、その場を後にしました。
というわけで、玉露は正気に戻りました。そして、鳩麦茶から、玄米茶の案である『一進一退戦法』の話を聞き、ほほーう、なるほど。さすが私の弟ね。と、感心し、よし、今後もそれで行こう。と、あっさり決断。
姫様がいる今の茶国軍なら、もしかしたら、仙人に勝つことも出来るかもしれない。その上、もしかしてもしかすると、仙人を仲間に引き込むことも出来るかもしれない。でも、万が一負けて、姫様を奪われでもしたら、もう、この国は終わる。という考えにより、ハイリターンよりノーリスクを選んだ玉露ですが、何も弱気になったわけではありません。このまま、大陸を斜め下に突き進み、杏仁豆腐の野生の王国を、女帝より先に吸収してしまおうと企んでいるのです。強気玉露、復活です。
何より、李典が戻ったという事実は、玉露をとても勇気付けました。李典と同じく、あの日生き別れになってしまった仲達も、いつか取り戻すことが出来るかもしれない。その一縷の希望を胸に、玉露は次の戦の準備をするべく、つい今しがた戦から戻ったばかりの鳩麦茶と李典を従えて、久しぶりの城へと出向いたのでありました。
ということで、今回、仙人軍団=女帝の悪の手先は攻めて来ていませんが、プレイヤーは、攻めに行きます。柴桑にするか建業にするか悩んだんですが、後々のことを考えて、建業を攻めることにしました。前回、やたら男達がふがいなかったので、今回は女人でいきます。ガールズオンリーです。主軍だけですけども。モブにも、女人がいたらいいのにな。
主軍:玉露、孫尚香(姫様)、貂蝉。
準主軍:陳宮、高順、王双。
援軍:なし(理由:金がなーい、イェッ♪ 兵力もなーい、イェッ♪)←※この元歌が分かる&知っている人はきっと、私と同じ年代。
またもや哀しい理由で援軍は無理ですが、大丈夫。昨日(というか3時間前。これを書いているのは朝の5時です)、親指が痙攣を起こすまで散々、無双4の凌統伝の『修羅』と『難しい』を交互にやったプレイヤーは、玉露の操作に自信満々です。今までこれほどに、自信があったことがあろうか、否!ってくらいに、自信に満ち溢れています。
対する敵軍には、なんと、プレイヤーが敬愛する孫堅(別名:パパ)がいらっしゃいます。でも今は敵。しかも、既に娘は我が手中。遠慮はいりません。容赦もしません。そしてそして、許褚(別名:肉)もいます。なので、今回のメンバーから、甄姫姉さまを外したというわけです。あのバンビ国救援以来、お姉さまは可哀相に、時折夢で魘されるほど、肉と于禁がトラウマになってしまっているので、仕方ありません。後は、楊任(別名:爪楊枝)とか紀霊(別名:キレイキレイ)とか、馴染みはあれど、あんまり知らないモブ将達の集まり。『修羅』を経験した今のプレイヤーの敵ではありませぬ。フハハハハハハハ。…………。←もはや無言。
そして始まった、侵攻戦という名の玉露復活戦。名づけて『ガールズファイト』。
開始早々、姫様には王双を、貂蝉ちゃんには高順を、自分には陳宮を援護につけて攻めに走る玉露。やる気全開です。
正直、建業(のMAP)は、好きじゃありません。4猛将伝の立志モードで、何十回となくリセットを押した過去が思い出されて、嫌気が差すのです。でも、好き嫌いを言ってる時ではありません。プレイヤーも、玉露に負けず劣らず、やる気全開です。
拠点に向かう道すがら、とりあえず、目に映る全ての敵兵を殴り飛ばしていく玉露。隣では、陳宮が「我らも続くのぢゃ!」と、大好きなあの声で、兵士達に発破を掛けています。この声があるだけで、プレイヤーは頑張れる。姫様と貂蝉ちゃんには、反対側の拠点から潰しに回るよう指示を出してあるので、こちらもさっさと拠点を潰さねば。
しかし、急ぐ玉露の行く手を邪魔するべく現れる巨体。肉登場。「おいらが相手だぞぉ」と、今日も重そうな鈍器を担いで、どすんどすんとやってきます。でも残念。スピード系の玉露には、鈍足で動きのとろい肉など朝飯前。素早く近寄って、肉が動き出す前に攻撃開始。「うぇっ、うぇっ」と、今にも戻しそうな声を上げて、ヌンチャクで殴られまくる肉。その肉を助けようと、集まってくる肉の部下。でも、残念。玉露にも、陳宮という援護が。と、思ったら、陳宮は敵の弓兵と睨めっこ中。おかげで、玉露は肉の部下に後ろから槍でどつかれて、怒涛の連続攻撃ストップ。………おーい、ちんきゅーくぅん。と、はにまる君を呼ぶ気分で呼びながらも、いいよもう。これ、ガールズファイトだし。陳宮の助けなんて声だけで充分さ。と、気を取り直して、再び肉に殴りかかるも、タイミングがあっちゃって、鍔迫り合いに。最近、鍔迫り合いになると99%負けるプレイヤーは、今回もあっさり負けてしまい、肉の鈍器に吹っ飛ばされる玉露。ごめんよ……。
そんなこんなで、肉相手に殴られたり殴り返されたりを繰り返しているうちに、姫様が「ちょっと…まずいかも」と、苦戦メッセ。
……姫様に、援軍感謝の言葉を言われたい……。
ただ、それだけの感情で、肉の肉まん化という義務を捨てて、姫様のいる遠くの拠点に駆け出そうとする玉露。しかし、肉のしつこい攻撃に邪魔されて、なかなか行けない。陳宮は、敵の雑兵相手に顔相占いでもしてあげているのか、少し離れた場所で睨めっこ中。援護の意味が全然ないんですけど、あなた。とか、思いつつ、仕方ないので、先に肉まんを片付けにかかる。しかししかし、そこにまた加わってくる敵将・楊任。別名、爪楊枝。「その首、貰ったぁ!」と参戦する彼に、分かった、首はあげるから姫様のところに行かせてお願い。と、とんでもないお願いをするプレイヤー。勿論、そんなこと出来るわけもなく、ひたすら応戦。肉と爪楊枝相手に、がっつりHPを持って行かれてしまいながらも、玉露の『全員平伏しな』チャージ(←C4? C3? よく分かりません。夢中なもんで)を連発して、肉を肉まん化。それを食べる時間も惜しんで、爪楊枝に無双を放って、奴も肉まん化。合計2つとなった肉まんを急いで食べて、いざ、姫様のもとへ。
気持ちは逸るものの、なんせ、MAPの反対側にいる姫様。ああ、馬が欲しい。向かう間に、姫様の援護である王双からも苦戦メッセ。そして姫様からは、「援軍を…、援軍をお願い」という、姫様大好きプレイヤーには、胸に突き刺さるような声での援軍要請。あ、これマジでヤバいかな。と、ここにきて漸く情報画面を見るプレイヤー。でも、姫様と王双がいる拠点には、パパ(孫堅)がいるだけ。中間の拠点にいる貂蝉ちゃん&高順ペアを、援軍に行かせようかと一瞬考えていたプレイヤーは、その考えを却下。だって、やっぱり自分が言われたいんだもん。援軍感謝の台詞を姫様に。
けれど、途中、中間地点である拠点の傍を通ってしまったのが、運の尽き。拠点で貂蝉ちゃん&高順ペアと戦っていたらしい、紀霊ことキレイキレイが、何故か拠点から出てきて、「その首、貰ったぁ!」と、玉露に宣戦布告。もうそれ、さっき聞いた。とか、冷たい返事をしつつ、スルーしようとするものの、紀霊のしつこいこと、しつこいこと。お前は洗面所で、手のバイ菌と戦ってろよ、それで充分だよ。と、説得をしてみるも聞いてくれず、姫様の心配をひたすらしつつ、キレイキレイに応戦。そこにやっと、援護につけてた陳宮が参戦。陳宮に任せて姫様の所に向かおうとも思ったけれど、陳宮が、キレイキレイに無双をかまされているのを見て、断念。くそう。優しさがこんなところで仇になるとは。←?
一刻も早く、キレイキレイを洗面所に戻し(意訳:紀霊を肉まんにし)、姫様の所に行きたい玉露とプレイヤー。しかし、キレイキレイもさすが、除菌率99%(←数値は適当です)を誇る強さ。なかなか、肉まんになってくれない。そうこうしてるうちに、貂蝉ちゃん&高順ペアは拠点を制圧。姫様の援軍に2人を行かせようか、再び悩むプレイヤー。でも、一瞬後には、2人に元々玉露が制圧する予定だった拠点の攻撃を指示してました。だって、どうしても、自分が言われたいんだもん。援軍感謝の言葉を姫様に。
キレイキレイ相手に、チャージを繰り返し、無双でとどめをさした頃には、姫様の最初の苦戦メッセから、もう随分時間が経っていました。もうこれは、感謝の言葉を言ってくれないかもしれない(時間が経ちすぎると、言ってくれないことが多々ある)。半分諦めつつも、まだ半分期待して、姫様を目指して駆け出す玉露。
そして、やっと辿りついた拠点で、やっと会えた姫様。と、王双。そして、パパ。3人とも、本当に戦ってた?と、訊きたくなるほど、HPゲージ残量はたっぷり。はっきり言って、玉露のほうが、死に掛けてます。でも、気にしない。重要なのは、姫様の言葉。それが欲しくて、ただ、それだけが聞きたくて、ここまで頑張ってきた玉露とプレイヤーに、何の躊躇もありません。颯爽と戦闘の輪の中に飛び入り、パパをヌンチャクで殴り飛ばす。そして。
「援軍ね? 助かったぁ~」 By しょこたん(=姫様)。
やっほーい! 感謝されちゃったぜ~、しょこたんに~♪ と、一気にテンションをあげるプレイヤーと玉露。起き上がってきたパパに、「大将だな? 覚悟!」と言われ、はいっ大将ですっ!と、素直に良い子の返事を心で返し、べらぼうな動きでヌンチャクを振り回す。
修羅を経験したプレイヤーには、怖いものはない。相手が江東の虎でも、ちゃら~へっちゃら~♪とか、調子こいて歌ってたら、パパのチャージをもろ真正面から受ける羽目に。うひょう。と、思わず変な声が出るくらいHPが消えました。でも、負けない。ひたすらヌンチャクを振り回し、『平伏しな』チャージでパパを沈め、ひたすら沈め、HPを削ったところで、無双爆発。パパは、江東風味の肉まんに。パパの深い愛情に感謝しつつ、美味しく頂きました。
そんなこんなしているうちに、貂蝉ちゃん&高順ペアが拠点を制圧。こちらも4人がかりで、拠点制圧。そのまま全員で敵本陣へと流れ込み、復活した肉やパパ、爪楊枝を初めとするモブ将達に、これまた全員で襲いかかる。「お見事! 策など不要ですかな」と、陳宮にヨイショされ、「なんと頼もしいお方でしょう」と、貂蝉ちゃんに感心され、「やるわね! 私も行くわよ!」と、姫様に褒められ、テンションはMAXハイテンション。親指の痙攣なんて、完全無視で、玉露にヌンチャクを振り回させ、気がつけば、周りは肉まんの山。敵本陣は、肉まん製造所と化し、見事、茶国軍の手に落ちたのでした。ヤター!
残念ながら、今回は捕虜なし。でも、いいや。下手にパパとか捕まえても、処置に困るだけだし、肉も要らないし。骨付き肉なら、欲しいけど。つーか出ないよねー、骨付き肉。あー、それにしても、仲達どこにいるんだろ。会いたいなー。と、てんでばらばらのことをとりとめもなく考えながら、玉露はテンションの高さもそのままに、茶国へと凱旋したのでありました。
というわけで、今回の侵攻戦のMVPは、勿論、頑張って拠点を2つも落とした貂蝉ちゃん&高順ペア……じゃなく、玉露とプレイヤーに援軍感謝の言葉をくれた、しょこたんに決定! それ以外ないわ。うん。しょこたん、大好き。←最低。