
わしゃわしゃわしゃわしゃ…。
元気なのは、蝉だけですよ。
太陽の熱波、マジで半端ねえ…。さすが燃え尽きた後はダイヤモンド。
カキ氷、食べたい。
昨夜は久しぶりに、クラリス(幼馴染)と遊びました。(=飲みました)
楽しかった。
小学校・中学校の頃の恋話で盛り上がった。恋話って言っても、所詮小中学生の淡い甘い夢だらけの可愛いものだけどさ。超笑った。
二人で色々話して思い出した結果、中学校時代の恋愛模様は、私の思い出がいっちゃん笑えるということで落ち着きました(笑)。
今の私からは誰も想像できないでしょうが、私は思春期は勿論、二十代半ばくらいまで、自他共に認める恋愛至上主義の人間でございまして、とにかく恋愛がすべてでした。女友達が一番だよねぇ~と茶を飲む友人らに、はっきりと、私は友情より男をとると豪語していた潔い正直者で(笑)、夢はお嫁さんだったし、友人達にも、いっちゃん先に結婚するだろうとよく言われておりました。それがまさかこんなに売れ残ることになるとは、お天道様も予想しなかったでしょう……。←大体自分のせい(笑)。
話を戻して、中学時代。
私が好きだった男の子は、ものすっごくモテる子(バレンタイン貰ったチョコは本命だけで23個とか、ひとつの学期内に告白される平均回数が4回とか、とにかく人気があった)だったのだけど、そのせいか、つれないあんちくしょうの一面が凄くて、貰ったプレゼントを、その女の子の目の前で、普通にゴミ箱に捨てたりする結構な暴君(?)でして、そんな彼に恋心を抱いても、恐ろしくて打ち明けたりすることが出来ない隠れファンの乙女達も沢山いました。
そんな中、私は頭のネジが一、二本足りない感じの少女だったので、無責任な楽しみたいだけの友人ら(クラリス含む)にそそのかされ、彼に告白し、返事はいらないという大変ずるい手段により、刃物よりも鋭い彼の拒絶の言葉を聴くこともなく、無事生還。
しかし、事件はその後に起こったのであります。
なんと彼が、同じ部活の仲間達に、私が告白してきたことを暴露。おまけに、ファンの中では一番いいと言ってくれたものだから、さあ大変。私の可愛い恋心は、あっという間に学校中に知れ渡り、ついでに、『■■くんの一番のお気に入り』というレッテルまで貼られてしまい、私の平穏なスクールライフは終わりを告げたのでありました。
翌日から始まった、壮絶な嫌がらせの数々…。昨日それらを思い出して、クラリスと腹を抱えて笑いました。
二階の女子トイレから固形石鹸を投げつけられたり(私は中庭にいた。ものすごいコントロールのよさだった、痛かった)、壁や机に「○○死ね」と悪意満々で書かれたり(油性マジックで)、後輩の女の子に顔を覗き込まれ、「なんだブスじゃん」って堂々と毒を吐かれたり(わざわざ後ろから追いかけてきて顔を覗き込んでいった)、ルーズリーフ一枚全部にたらたらと長い長い悪口を書かれ、廊下に貼り付けられたり(著者は勿論匿名希望)、極めつけは、上靴切り刻まれ事件(大笑)。
私は当時からミクロマンサーで背が低く、反対に、仲のいい友達の一人(△△)は背の高いモデル体型だったのですが、出席番号順で振り当てられる靴箱が、私は一番上で、彼女は一番下になってしまい、不便極まりないので、二人で靴箱を交換したのです。その翌朝でした。彼女の上靴が、ずったずたに切り刻まれ、どぶの中から発見されたのは(大笑)。
その朝、登校するなり、彼女の上靴がないという話を聞き、頭のネジが足りてない私は暢気に「あははは、△△っち、誰かから恨まれとるっちゃないんー?」と、朗らかに笑いつつ(←何て嫌なやつ)、上靴捜索に協力してたのですが、変わり果てた上靴が泥まみれで発見されたことから、事態は急変。事態を重く見た先生達が緊急全校集会を開き、生徒全員を前に、こんな悪質な嫌がらせをする人間性の卑しさなどについて、大説教。私はその時も暢気に、クラリスや他の仲良し連中と一緒に(上靴の被害者も一緒)、小声でくっちゃべっていたわけですが、誰かが発した一言に、一気に凍りついたのであります。その人曰く。
「てか、△△の靴箱って、昨日まで○○の靴箱だったんだよね?」。
はい、そうです。その通り。靴箱には名札なんてありません。もっというなら、上靴にも名前なんて記入してません。もうお分かりですね? うふふふ。
犯人達は、私の上靴だと思って、△△の上靴をズタボロにして捨てたわけです、どぶに。いやん。
てか、大きさで分かれよ!!! 私は背も低くて足も小さい(21.5もない)のに比べ、△△は背が高くて足も大きい(確か、24.5とかだった)んだから、ちょっと考えればすぐ分かるだろ、なんかおかしいって!!
その後、友達連中の熱く執拗な捜査により、犯人を確定。公にはしなかったものの、一応、犯人は△△に侘びを入れた形になりました。私に対する侘びは一切なかったですが。
他にも、そんな感じのいじめ(?)を受ける毎日でしたが、私は頭のネジが外れていたので、あまり気にすることもなく、毎日仲良し連中と笑って過ごしておりました。馬鹿最強。
そして、私にそんな苦労を強いた諸悪の根源(?)■■くんですが、実は彼にはずっと好きな女の子がいたのです。それもなんと、友達の彼女。
私は馬鹿ですが、したたかでもあったので、その女の子に接近して、ちゃっかり仲良くなり、彼女と、「万が一彼氏と別れることがあっても、■■くんの気持ちは受け入れない。○○ちゃんの恋を応援する」という暗黙の協定のようなものを取り付けたりして、とことん彼の恋路を邪魔してみせました。フフーフ。(実際、その女の子は中二の時に彼氏と別れたのですが、最後まで■■くんになびくことはありませんでした。友情ってありがたいデスネ(笑))
というかさ。当時、私に嫌がらせをしてきた■■くんのファンのみなさん。嫌がらせするなら、彼女にするのが道理じゃないですか。そりゃ確かに私は特別扱いされていたけれど(特別扱いといっても、バレンタインチョコを目の前で捨てずに一応貰ってくれたり(←多分家に帰って捨てた)とか、そういうレベル)、好かれているのは彼女であって、私ではないことは承知の事実だったのに……。そこだけが今も納得できない…。私には嫌がらせ出来るけど、彼女には出来ないってなんだそれ。まあ、気持ちはそこはかとなく分かるけどね(笑)。可愛かったもんね、あの子。
そんなこんなで、■■くん本人を含め、色んな人から特別扱いされ応援されまくった私の可愛い恋は、紆余曲折の末、見事実ったのですが、そこまでして手に入れた彼を、私はなんと、一ヶ月で振ってしまうのです。乙女心は秋の空ってやつですな、はっはっは。(←最低)。
モテモテスーパースター・■■くんをふるという大暴挙に出てまで選んだ、その後の彼氏とは、今も連絡をたまに取り合う仲です。ヤツは既に結婚して子供もいますが(笑)。
■■くんが今どこで何をしているかは、さっぱり不明。多分きっとどっかで、結婚していい旦那さん&お父さんになってることでしょう。いやあ、彼はまさしく、私の青春だった(笑)。
ちなみにクラリスは、幼少の頃から超がつく美少女で(←マジ話)、中学生の頃も常に、全学年で上位五位にランクインする美人だったのですが(私の男友達は大体クラリスのファンだった)、何故か彼女は地味専で、いつもいつも、「え? 誰、それ?」とみんなが?顔になるような、影の薄すぎる先輩・後輩を好きになっていました。
私は度々、クラリスに恋焦がれる男友達から恋のキューピッドを頼まれたりしていたのですが、一般にかっこいいとされる花形男子や、その他、同学年の男子は完全に彼女の眼中にはなく、彼らに、クラリスは高嶺の花ではなく天空の花だから無理だと諭し、諦めさせるのにかなりの労力を使ったものです(笑)。
ああ、懐かしき青い春。
あの頃に二度と戻れないのと同じように、面倒臭い病を発病して長い私は、多分もう二度と、恋愛至上主義には戻れないでしょう……(遠い目)。
てかもう、恋愛することないんじゃないかな………フッ…。
いやだわ。
夏前だというのに、なんでしょうね。この夏の終わりのような物寂しさは(笑)。
俺ももうすでに夏の終わりのような感じがします。明日は地元の花火大会です。なのになぜか寂しい感じです。しかも仕事です。
泣いてもいいですか(号泣)?
思い出は甘いかホロ苦いかだけだとある作家が言ってたなぁ。
これからの思い出、どちらかというとホロ苦いのはもういらないかな(笑)。
夏はこれからです!
花火大会なんて、人込みに押しつぶされにいくようなもんですよ。暑いし。屋台の食べ物は非っ常に魅力的ですが(笑)。うちらはうちらで、線香花火大会とか地味~にしながら、声高らかに笑ってやりましょうぜww
思い出は甘いかほろ苦いかだけ、かぁ。オトナな発言ですなぁ(*^~^*)。
私ももう、ほろ苦いのはいらないかな。優しくってあったかくって穏やかなのがいいなぁ…。←贅沢(笑)