硝子のスプーン

そこにありました。

本の整理。

2014-02-04 19:45:27 | 日記(雑記)
本棚がすごいことになっていたので、気分転換に整理。
なんか、やたらめったらあるんだけど。知らないうちに増殖してない? もしかして、これ。
今更だけど、ハードカバーって嵩張るよね、ほんっと。
でも好きなんだよね、なんかハードカバーって。別に初版収集癖とかないし、文庫本は本じゃないなんて考えも全くないんだけど、何故かハードカバーのほうが好き。なんとなく。これこそ究極のなんとなく。
まあ、お金的な問題でハードカバー買えなくて、文庫本しか持ってないものも沢山あるし、文庫本は持ち運びに便利でどこでも読めるっていう利点があるし(電車は勿論、お風呂でも読める!)、そもそもどっちが良くてどっちが劣ってるって話でもないんだけどね。
私はハードカバーが好きなんだなあって、なんとなく、自分の本棚見てて思っただけ。それだけ。
いつものことながら、意味のない話してごめん(笑)。

小さい頃に読んだ本で(絵本っていう絵本じゃないし、児童書ってわけでもないと思う。でも、作者さんがご自分のお子さんに向けて書いた本)、お気に入りでずっと残してる、「パパのおくりもの」(著者:なだ いなだ)っていう一冊がある。久々に読み返して、ほっこりした。
あと、「母と子のおやすみ前の小さな童話~夏の巻~」(編著:ワシオ・トシヒコ/大谷一夫)。こっちは、小さな子供向けの童話集だけど、小さな頃本当に大好きで、そもそも私のために買われた本じゃないから本自体すごく古くて、破れてるページとかあるんだけど、とにかく好きで、今も大切にしてる一冊。
これもまた軽く読み返しながら、ほっこりしてたんだけど、この本の、ワシオ・トシヒコ氏が書いた「はじめに」を改めて読んで、うんうんそうだよね。と、大人になった今、改めて思った。
以下、一部抜粋。

『お話しのなかの世界にばかり埋没してしまう子供でもちょっと不安ですが、その反対に、実際的な形のあるものしか信じられない子供になったら、それこそ大変です。そういう子供たちが成人してつくる次代のことを考えると、ゾッとせずにはいられません。幼なごころを失わないで生きるおとなだけが、人類の文明に何ものかを寄与することのできる人間であるということを、ぼくたちは今でも信じたいと思います。幼なごころこそ、ひとつの理想であり、夢の種子であるならば、それらを育てる滋養こそ、親が子供に読んで聞かせるお話しの中にあるのではないでしょうか。』

以上。

私も、自分の子供に読んで聞かせてあげたかったな。既存の物語は勿論、私がつくったお話しなんかも沢山。うちは親が常に忙しくて、読み聞かせどころかあんまり一緒にもいられなかったから、余計自分の子にはそうしてあげたい気持ちが強かったんだけどなあ。ままならぬものよのう、人生なんてものは本当に(笑)。


そんな感じに読み返してばっかりで、殆ど整理が進んでいない今現在のこの状況。馬鹿じゃないかしら、本当にもう。
そして気づいたこと。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の下巻だけがない。なんで。どこいった。
「O・ヘンリ短編集」の(二)だけがない。なんで。どこいった。
「続・あしながおじさん」がない。好きなのにあれ。なんで。どこいった。
「ワイルド・スワン」の上巻が何故か、二冊ある。なんで。どういうこった。
「高慢と偏見」なんか、三冊もあるぞ、おい。絶対増殖してんだろ、これ。

そういえば。
ハリーポッターといえば、著者のJ・K・ローリングさんが、「ロンとハーマイオニーではなく、ハリーとハーマイオニーを結婚させるべきだったかもしれない」というようなことを言っている記事をこの前読んだのだけど。
「いや、ロンとハーマイオニーで正解でしょう」と声を大にして言いたい。
純血の魔法使いとマグル出身の魔女の結びつきだからこそ、意味があるんでしょうに。違うのかな。確かにハリーとジニーは見方によっては唐突だったかもだけど、ジニーは学校に上がる前からハリーに憧れてた場面がちゃんと描かれているし、ハリーとジニーが結婚することによって、ロン達家族とハリーは本当に家族になるわけだし、ウィーズリー家の温かみにずっと触れてきてそれに助けられてきたハリーには、あの形こそ素晴らしい形だと思ったけどな。
まあ、人それぞれだわな、感じ方、考え方なんてものは。

はあ。本棚の整理なんてするんじゃなかった。終わりが見えない、これ。
漫画の棚に手を出さないで、本当に良かった。漫画の棚もステキにぐちゃぐちゃだけど、あっち手を出したら最後、明後日まで終わらないわ。
しかし、なんで小説も漫画も、知らないうちにあんなに増えてるんだろう。不思議で仕方ない。(←お前が買ったからだ)


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4 Comments

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Unknown (ひわ)
2014-02-05 11:50:53
のんさんちの本棚大変そうですね(笑)
うちなんかあんまり読書家じゃないからそんなに本は増えないんですけど、やっぱり絵本とかなかなか捨てられないです。

子供向けの本って、読み返すと益々捨てられない!

私もハリーとハーマイオニーは結婚しないのがイイと思います!DVDでしか見てない知識で(しかも居眠りして見た記憶で)言うのもなんですが(^_^;)、人生?色々あって最終的にあたしたち何で結ばれなかったのかしらね…的なのがいい!←オイ、勝手に話を作るな(笑)

うちもソロソロ断捨離しないと!もうすぐ春だもんね!
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Unknown (のん)
2014-02-05 17:48:52
絵本、捨てられないですよね~。私もいまだに、『眠れる森の美女』の絵本(ディズニーのA3サイズのでかいやつ)、持ってますもん(笑) 思い出があるし、いらんこと小さな私が落書きしてるから売るに売れないし、捨てられない(笑)。
ひわさんは特に、ゆうわちゃんの成長の思い出が詰まってるから、絵本等を捨てるのは難しいのでは……。諦めて、ゆうわちゃんに嫁に行くときに全部持っていってもらいましょう(笑)。

ハリーとハーマイオニーは親友で、兄妹(姉弟?)的な繋がりだと、私は信じてますぜw ラブはラブだけど、そっちのラブじゃないみたいな。それで、ロンはちょっとハリーにコンプレックスがあるから、結婚するまで(結婚してからも)時々、ハリーとハーマイオニーの仲の良さに焼きもちやいて、勝手に不貞腐れて、それをハーマイオニーがからかいながら、二人は二人の愛を確かめ合っていくと。そんな二人を想像したら、とても萌えますw(←本人達無視のどこまでも勝手な議論(笑))

梅も咲いて、春だわ!とか思ってたら、寒波がきやがりましたね……。東京は今日(昨日?)、最低気温が氷点下だとか聞きました。風邪引かないようにお気をつけくださいませ。春は、もうすぐですぜ!
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Unknown (赤猫)
2014-02-05 18:20:33
ハードカバーの本はよろしいなあ。文庫本よりかハードカバーのが高いし、かさばるんやけどいいんですよね。なんかあるだけで、重厚感が増す(笑)。

聞かせてあげられないかもというのんさんが書いた物語を、ゆくゆくどこかのお母さんが自分の子供に読み聞かすことになるのかもしれません。と個人的に思ったり。

その時は一番に二冊買わせていただきます。
俺用と姪用に。
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Unknown (のん)
2014-02-05 19:51:55
>その時は一番に二冊買わせていただきます。
何をおっしゃいますか。そんなことになったら赤猫さんには有無を言わさず、返品不可で、二十冊ほど送りつけますよ(笑)。頑張って、親戚ご近所ご友人に配ってさばいてください(笑)。←最低であるw

赤猫さんも、ハードカバー好きさんですかw さすが心の友よ。分かってらっしゃるw 
あの不思議な魅力はなんでしょうな。行間も広いし、ページも分厚くて読みやすいからか。本棚に並んでいるとそれだけで、本棚(キリッ!)って感じになるからか。とにかく、いいですよね~。

赤猫さんにお子さんが出来たら、奥様ともどもお忙しいときなど、私が喜んで、お話し読み聞かせ部隊になりますぜ。その際はぜひ、お任せください!(*^^*)b
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