東京ビッグサイトで開催された「JATA旅博2012」へ、いよいよ入場します!
開始時刻から2時間が経過していて、既に会場は大勢の方々で大賑わいの様相でした。
それぞれの出展者が趣向を凝らしている中を練り歩いて、気に留まったブースで資料をいただいたり、お話を伺ったり、民族舞踊を見物したり…と、楽しい時間を満喫しました^^
会場へ入場する前に…
前の記事で、タヌ子さんからいただいたコメントを読むうちに、私も懐かしの東ドイツ国歌即ち、「ドイツ民主共和国国歌(Nationalhymne der Deutschen Demokratischen Republik)」である「廃墟からの復活(Auferstanden aus Ruinen)」(楽譜)を聴きたくなってしまい、幾つか YouTube から拝借してきました(^^;
制定当時は歌詞が付いていましたが、東ドイツが国是としてのドイツ統一を放棄して以後は、歌詞にある「一つの祖国(einig Vaterland)」のくだりがそぐわないとのソ連(これまた懐かしい名称!)からのクレームにより(内政干渉もいいところ…衛星国の悲哀ですね(T-T)、この歌詞は歌われなくなってしまいました;
…お待たせしました(^^;)、それでは会場へ入場します。
会場への入口です。
「出発(Departures)」の表示で、気分も盛り上がります!
場内へ一歩足を踏み入れると、既にブースとブースとの間は、ごった返す来場者の方々でいっぱいでした。
入口から最も近い位置にあったとはいえ、「中・南米」のエリアにまず目が行ってしまうあたり、かなり個人的嗜好に基づく「偏り」がみられる記事となることを、ご承知おきください(^^;
時刻はちょうどお昼時、入場直後に何ですが、まずは腹ごしらえw
旅には欠かせない「食」、この旅博も当然、各国料理を軽くいただけるエリアがありました。
来場者の多さと時間帯も影響して、大変な混雑ぶりでしたが、食い気に背中を押されてw、挫けずに突撃!
数ある料理の中から選んだのは、ハンガリーの家庭料理、セーケイ カーポスタ。
豚肉とキャベツのパプリカ煮込みで、酢漬けキャベツの酸味とパプリカのスパイシーな風味が絡まり合って、美味しかったです。
一口試飲の量でしたが、ハンガリーの誇る貴腐ワイン、トカイ アスーも試してみました!
流石に貴腐ワインだけあって、とても濃厚な甘みながらしつこさも感じさせずに、上品な口当たりに魅了されました。
小腹を(4分の1位?)満たして後、再び雑踏の中へ。
ヨーロッパ諸国のブースが集まるエリアに(流されて?)来ました。
「スロバキアワイン」の文字に釣られて、スロバキアのブースに吸い寄せられましたw
ブース内にはテーブルや椅子が置かれ、何やらふるまわれているご様子…歳とともに、食べ物で釣られる度合いが強まっています;
シッカリ椅子を確保して…
(スタッフさん)「スロバキアのワインいかがですか?(ニッコリ)」
(私)「えっ、そんな、いいんですかぁ~?(と言いつつ)…それじゃあ!(飲む気満々w)」
スタッフさんお勧めの、スロバキアワインの銘柄。
甘口のデザートワインでしたが、スッキリ感もある風味で、とても口当たりの良いワインでした。
チェコスロバキア時代から、ピルスナーやブドヴァイゼル(Budweiser)等ビールで名高いチェコに対して、スロバキアではワインを作っていることを知っていましたが、実際にいただいたのは初めてでした。
今日では、スロバキアワインを輸入販売する商社も存在して、時代は様変わりしました。
スロバキアの民族衣装を纏い、ワインをふるまってくださったスタッフさん。
日本語も堪能で、スロバキアワインや私がかつて訪れたブラチスラバの印象等、少しの時間でしたが楽しくお話しさせていただきました。
もちろんスロバキア政府観光局もしっかりと出展、ワインコーナーと同居して資料やパンフレットを配布していらっしゃいました。
素朴で親切、フレンドリーなお国柄が良く出ていたブースでした♪
スタイリッシュな、イタリアのブース。
スタッフさん方向けでしょうか、オープンスタイルのバール風なコーナーまでこしらえていて、流石にイタリアです!
そのカウンターでは、スタッフさんと思しき方々が軽食を摘みながら談笑して、いかにもイタリアらしい雰囲気が漂っていました^^
美味しそうなものが、カウンターの上に並んでいますね(´▽、`)
給仕するお兄さんの振る舞いも一々格好良く決まっていて、イタリアブースのお洒落な空気は、この旅博のブース中でもピカイチでした(あくまで私の主観的印象です)。
グラタンかリゾットか何かでしょうか?
お皿も洒落ていますね!
イタリアのブースは、展示もひと味違います!
さり気なく、かつ、際立つ存在感で展示された、FIAT500。
敢えてクラシックでアピールする術も、流石としか言いようがありません。
FIAT500の、シンプルさが美しいインテリア。
どうしてこんなにも秀逸なデザインができるのか、本当に不思議です…!
旅博では、展示の他にも、舞踊や音楽等のパフォーマンスが、各国のブースで演じられたりもします。
ちょうどアゼルバイジャンのブースの前を通りかかった時に、民族舞踊が演じられていました。
幻想的に舞う民族衣装を身に纏った踊り手さんに思わず目が釘付けとなり、大勢のギャラリーと共に足を止めて見とれることに♪
舞踊は、男性2名女性2名の4名で舞われていました。
テンポの速い音楽に合わせて、女性は回転、男性は手足を素早く動かしながらの跳躍がメインの、見応えある踊りでした^^
やはり、鮮やかな民族衣装に身を包んで美しく舞う女性に、視線が行きがちです(^^;
回転の度に舞い上がる衣装の裾の模様が流れる様子が、とても綺麗でした。
男性の踊りも激しく、そのうちに、踊りながら剣を交えていましたが、その剣捌きもダイナミックで見応えがありました!
4名の踊り手さんが揃っての演舞。
魅惑の時間が過ぎていきました。
踊りが終わった時には大きな拍手、素晴らしい舞を見せてくださいました!
アゼルバイジャンの民族舞踊がこんなに素敵なものとは思いもよらず、目の当たりにできた嬉しい偶然に大感謝のひと時でした。
普段、馴染みのない、知らない国々の素顔や文化等を垣間見ることができる旅博、本当に来て良かったです♪
開始時刻から2時間が経過していて、既に会場は大勢の方々で大賑わいの様相でした。
それぞれの出展者が趣向を凝らしている中を練り歩いて、気に留まったブースで資料をいただいたり、お話を伺ったり、民族舞踊を見物したり…と、楽しい時間を満喫しました^^
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会場へ入場する前に…
前の記事で、タヌ子さんからいただいたコメントを読むうちに、私も懐かしの東ドイツ国歌即ち、「ドイツ民主共和国国歌(Nationalhymne der Deutschen Demokratischen Republik)」である「廃墟からの復活(Auferstanden aus Ruinen)」(楽譜)を聴きたくなってしまい、幾つか YouTube から拝借してきました(^^;
制定当時は歌詞が付いていましたが、東ドイツが国是としてのドイツ統一を放棄して以後は、歌詞にある「一つの祖国(einig Vaterland)」のくだりがそぐわないとのソ連(これまた懐かしい名称!)からのクレームにより(内政干渉もいいところ…衛星国の悲哀ですね(T-T)、この歌詞は歌われなくなってしまいました;
<コーラス付き>
<インストゥルメンタル>
(参考)現在のドイツ(ドイツ連邦共和国/Bundesrepublik Deutschland=かつての西ドイツ)国歌
「ドイツの歌(Deutschlandlied)」
ハイドン作曲だったのですねぇ。。。こちらも良い曲、流石は音楽の国ドイツです!
「ドイツの歌(Deutschlandlied)」
ハイドン作曲だったのですねぇ。。。こちらも良い曲、流石は音楽の国ドイツです!
<コーラス付きの後にインストゥルメンタル>
<コーラス>
※ 西ドイツ及び現在のドイツの国歌は3番のみを正式な歌詞として制定し、1番と2番は歌いません。
「統一と正義と自由(Einigkeit und Recht und Freiheit)」(楽譜)
「統一と正義と自由(Einigkeit und Recht und Freiheit)」(楽譜)
…お待たせしました(^^;)、それでは会場へ入場します。
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会場への入口です。
「出発(Departures)」の表示で、気分も盛り上がります!
場内へ一歩足を踏み入れると、既にブースとブースとの間は、ごった返す来場者の方々でいっぱいでした。
入口から最も近い位置にあったとはいえ、「中・南米」のエリアにまず目が行ってしまうあたり、かなり個人的嗜好に基づく「偏り」がみられる記事となることを、ご承知おきください(^^;
時刻はちょうどお昼時、入場直後に何ですが、まずは腹ごしらえw
旅には欠かせない「食」、この旅博も当然、各国料理を軽くいただけるエリアがありました。
来場者の多さと時間帯も影響して、大変な混雑ぶりでしたが、食い気に背中を押されてw、挫けずに突撃!
数ある料理の中から選んだのは、ハンガリーの家庭料理、セーケイ カーポスタ。
豚肉とキャベツのパプリカ煮込みで、酢漬けキャベツの酸味とパプリカのスパイシーな風味が絡まり合って、美味しかったです。
一口試飲の量でしたが、ハンガリーの誇る貴腐ワイン、トカイ アスーも試してみました!
流石に貴腐ワインだけあって、とても濃厚な甘みながらしつこさも感じさせずに、上品な口当たりに魅了されました。
小腹を(4分の1位?)満たして後、再び雑踏の中へ。
ヨーロッパ諸国のブースが集まるエリアに(流されて?)来ました。
「スロバキアワイン」の文字に釣られて、スロバキアのブースに吸い寄せられましたw
ブース内にはテーブルや椅子が置かれ、何やらふるまわれているご様子…歳とともに、食べ物で釣られる度合いが強まっています;
シッカリ椅子を確保して…
(スタッフさん)「スロバキアのワインいかがですか?(ニッコリ)」
(私)「えっ、そんな、いいんですかぁ~?(と言いつつ)…それじゃあ!(飲む気満々w)」
スタッフさんお勧めの、スロバキアワインの銘柄。
甘口のデザートワインでしたが、スッキリ感もある風味で、とても口当たりの良いワインでした。
チェコスロバキア時代から、ピルスナーやブドヴァイゼル(Budweiser)等ビールで名高いチェコに対して、スロバキアではワインを作っていることを知っていましたが、実際にいただいたのは初めてでした。
今日では、スロバキアワインを輸入販売する商社も存在して、時代は様変わりしました。
スロバキアの民族衣装を纏い、ワインをふるまってくださったスタッフさん。
日本語も堪能で、スロバキアワインや私がかつて訪れたブラチスラバの印象等、少しの時間でしたが楽しくお話しさせていただきました。
もちろんスロバキア政府観光局もしっかりと出展、ワインコーナーと同居して資料やパンフレットを配布していらっしゃいました。
素朴で親切、フレンドリーなお国柄が良く出ていたブースでした♪
スタイリッシュな、イタリアのブース。
スタッフさん方向けでしょうか、オープンスタイルのバール風なコーナーまでこしらえていて、流石にイタリアです!
そのカウンターでは、スタッフさんと思しき方々が軽食を摘みながら談笑して、いかにもイタリアらしい雰囲気が漂っていました^^
美味しそうなものが、カウンターの上に並んでいますね(´▽、`)
給仕するお兄さんの振る舞いも一々格好良く決まっていて、イタリアブースのお洒落な空気は、この旅博のブース中でもピカイチでした(あくまで私の主観的印象です)。
グラタンかリゾットか何かでしょうか?
お皿も洒落ていますね!
イタリアのブースは、展示もひと味違います!
さり気なく、かつ、際立つ存在感で展示された、FIAT500。
敢えてクラシックでアピールする術も、流石としか言いようがありません。
FIAT500の、シンプルさが美しいインテリア。
どうしてこんなにも秀逸なデザインができるのか、本当に不思議です…!
旅博では、展示の他にも、舞踊や音楽等のパフォーマンスが、各国のブースで演じられたりもします。
ちょうどアゼルバイジャンのブースの前を通りかかった時に、民族舞踊が演じられていました。
幻想的に舞う民族衣装を身に纏った踊り手さんに思わず目が釘付けとなり、大勢のギャラリーと共に足を止めて見とれることに♪
舞踊は、男性2名女性2名の4名で舞われていました。
テンポの速い音楽に合わせて、女性は回転、男性は手足を素早く動かしながらの跳躍がメインの、見応えある踊りでした^^
やはり、鮮やかな民族衣装に身を包んで美しく舞う女性に、視線が行きがちです(^^;
回転の度に舞い上がる衣装の裾の模様が流れる様子が、とても綺麗でした。
男性の踊りも激しく、そのうちに、踊りながら剣を交えていましたが、その剣捌きもダイナミックで見応えがありました!
4名の踊り手さんが揃っての演舞。
魅惑の時間が過ぎていきました。
踊りが終わった時には大きな拍手、素晴らしい舞を見せてくださいました!
アゼルバイジャンの民族舞踊がこんなに素敵なものとは思いもよらず、目の当たりにできた嬉しい偶然に大感謝のひと時でした。
普段、馴染みのない、知らない国々の素顔や文化等を垣間見ることができる旅博、本当に来て良かったです♪
オリンピックやW杯などで各国の国歌聞きますけどやはりついつい口ずさんでしまうのはアメリカ、しんみり聞くのは日本、ドイツは何となく行進のイメージがします(笑)
taろうさんの旧東旅記ちょっと期待してます♪
各国の食が楽しめる旅博は楽しそう!酸っぱい物好きなのでセーケイ カーポスタ、これは是非食べてみたいです。アゼルバイジャンの民族舞踊、衣装が華やかできれいですね~。旅博自体を知らなかったので興味津々、続きNo.3もあるのかしら?!あったら嬉しいです♪
最初の美しいメロディーから、突然いかにも社会主義国の国歌というゴツイメロディーに移り、また美しいなめらかなメロディに戻る、このギャップがいいですよね(笑)
西ドイツの国歌は歴史と気品を感じますね。
私は世界で一番美人の多い国はスロバキアだと思ってますが、女性だけではなく、ワインも素晴らしいのですね。
アゼルバイジャンの踊りは、トルコとスラブ系の民族舞踊が混ざった感じ。
剣の舞もトルコやクロアチアでも見た事があります。
旅博に行ったら、行ってみたい国が増えすぎて、次回の旅行の選択が更に難しくなりそうです。
サッカーのユーロ等をよく見たおかげか?!、ヨーロッパ諸国の国歌は結構分かるようになりました!
穏やかな中にも仄かな哀愁と滲み出る意志の力を感じる、チェコやハンガリーの国歌のような、ゆったりとした旋律が好きです^^
初海外の旅行記、いつになるか全く未定ですが、私も記事にして、懐かしい当時を思い出してみたいです!
セーケイ カーポスタ、ハンガリーの「おふくろの味」でしょうかw
ザワークラウトとパプリカのコンビが絶妙でしたよ♪
アゼルバイジャンの美しい民族衣装の踊りも初見で、ついつい最後まで見とれていました(^^;
旅博2012見物記、あと1回ありますので、ご覧いただければ嬉しいです~!
戦前の国歌は西が採用したので使えず、国歌も全く別の、正にタイトルどおり「廃墟からの復活」となった、共産主義国らしい国歌ですよね。
西→現在の国歌も、元々はハプスブルクの神聖ローマ皇帝賛歌であったというから、国歌を通じてもドイツの激動の歴史を垣間見ることができます。
ハイドンの曲をチョイスするあたり、ドイツ人の音楽のセンスはやはり折紙付きですね!
何というか、女性の美しい国はワインも美味しい法則?が、真理にも思えてしまいそうな、美味しいスロバキアのワインでしたw
こうした、知る人ぞ知るような国々の、美味しいワインを求める旅というのも、興味をそそります♪
アゼリー人はトルコ東部にも多く暮らしているようで、近隣同士交流もあるのでしょうね。
コーカサスの国だけあって、コサックの踊りにも通じる舞でした。
エキゾチックな民族衣装からは、シルクロードに通じるものも感じられました。
情報収集にも役立つ、楽しい旅博でした!