時には、旅の日常

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2015 バスク・バルセロナ紀行-47~NH218便 雲上で日本食を堪能

2016-12-03 00:48:54 | ビジネスクラス
 NH218便の快適な機内で、4時間程の眠りから目覚めると、再びお腹が空いてきましたw

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 ミュンヘンを飛び立って、既に8時間…機体は、東シベリアのバイカル湖上空を飛んでいました。
 飛行距離は6,500kmに迫りながら、まだあと3,000kmを超える行程を残していて、日本とヨーロッパとの長大な距離を、改めて実感。
 シベリアも、広大ですね。

 まずは、目覚め後の小腹を満たしに、うどんをいただきます♪
 やがて、二食目の食事が始まり、空の上で美味しい日本食を、日本到着前の一足お先に堪能しました。

 食事後、NH218便は日本海上空へと進み、定刻よりも少し早く、東京国際空港(羽田空港)へ到着しました。


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 夕食後、4時間程眠って目覚めてみると、NH218便は、東シベリア上空を飛行中。
 画像中央から右(東)の方向にある、バイカル湖(озеро Байкал)(細長い三日月形の湖)の北側を飛んでいる模様です。

 バーチャルとはいえ、球形を模した地図で見てみると、ミュンヘン(München)から東京まで、極力最短のルートで飛行していることが、一目瞭然ですね!



 朝食の時間まで、まだあと少しあるようであったので、空いた小腹を満たすため、帰国のフライトでも、温かい麺類をいただくことにしました。
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 一風堂とのコラボラーメンは、ヨーロッパへの往路便でいただいたので、帰国のフライトでは、メニューにもう一つ載っていた麺類の、青さ海苔うどんをいただいてみることに。
 ちゃんとした丼に、ドッサリのうどんと、山のように目一杯振り掛けられた青さ海苔!!
 香ばしい海苔と、つゆの出汁の方向が、食欲をそそります♪

 適度なコシもあるうどんの食感を、堪能しました。
 つゆは、あっさりとした関西風の味付けで、磯の香りが素敵な青さ海苔の風味との、素晴らしいマリアージュ^^
 付いてきた七味を掛けていただくと、ピリリと美味しさを引き締めてくれて、これまた美味。
 空の上でいただく、思いの外美味しかった、絶品のうどんでした!



 喉も乾いていたので、冷たいグレープフルーツジュースで、咽喉を潤します。

 夕食と朝食との間は、睡眠をとったり映画などを観たりして寛ぐ、お休みタイム。
 照明も落とされて、人の動きも少ないこの時間帯の機内の雰囲気は、結構好きです。
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 機内では就寝時間でも、雲の上の機外では、燦々と陽光が眩しく輝いています。
 その陽光に照らされた川面もまた、眩い光を放って見えています。
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 それにしても、この川…凄まじいまでの蛇行ぶりですね!
 その印象深さに、思わずコンデジのシャッターを切っていました。



 乾いた大地も広がる東シベリア上空を、一路東へと針路をとって飛行を続ける、NH218便。

 ミュンヘンから東京までの11時間以上もの間、一瞬たりとも休むことなく揚力と推進力を生み出し続ける、頼もしいロールスロイス社製のエンジン。
 陽の光を浴びて、美しく力強いアクセントとして、窓からの眺めに華を添えています^^
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 やがて、乗客の多くが目を覚まし始めて、活気を取り戻した雰囲気の中、二食目の食事が運ばれてきました。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 二食目の食事も、和食か洋食からの選択で、今回も和食としてみました。

 口取り
 牛時雨煮
 ひじき煮
 出汁巻き玉子

 主菜
 鮭酒粕焼き

 御飯、味噌汁

 フルーツ

 あと3時間と少しで、15時過ぎの東京へ到着となる頃での食事なので、時間的にみれば昼食のタイミングですが、お目覚め後の食事ということで、これは朝食のメニューですね。



 主菜の、鮭酒粕焼きです(^г^)
 いたく食欲を刺激される、綺麗な焼き色♪
 これだけで、御飯が何膳でもいけてしまいそうな美味しい風味は、健在!!

 付け合わせに、ピカンナッツの、意外な組み合わせ。
 円やかなピカンナッツの風味が、鮭の旨味と美味しくコラボしていました。



 口取りや沢庵の漬物も、御飯の進むものばかりw

 雲の上で、ひじきや出汁巻き、時雨煮をいただくことができる…いい時代になったものですね^^



 そして、味噌汁も!

 空の上でいただく日本食は、美味しいと感じる気分もまた、格別ですね!

 日本の食卓を、到着前にひと足早く味わうことのできた、NH218便での、美食な和食でした。
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 日光を遮るものの存在しない、高度10,000mの上空。
 雲すら見下ろす高みには、太陽が孤高の姿を、眩く誇示していました。

 機外では、ユーラシア大陸が遂に尽きて、日本海に差し掛かりつつありました。
 イベリア半島(スペイン語:Península Ibérica カタルーニャ語:Península Ibèrica バスク語:Iberiar penintsula)からずっと続いてきた陸塊が、遂に海へと没する光景…感慨も一入です!



 日本海上空へと出てくると、眼下には雲が広がり始めていました。

 天候は、下り坂へと向かっているようですね;
 それでも、感じの異なる雲が演出する、幻想的な風景の妙には、見入らずにはいられませんでした。



 日本列島上空へと到達した頃には、地上は完全に雲に覆われてしまい、いつ本州上空へと至ったのか、肉眼では分かりませんでした。

 エアショーによれば、新潟附近で日本へと到達したようで、あとは羽田空港までひとっ跳び。
 残りの飛行時間も、既に1時間を切っていました。



 先程までは眼下に見下ろしていた雨雲へと突入、視界がゼロとなる中、NH218便は着陸へ向けて、高度を下げ続けます。

 雲の下へと抜けると、鉛色の海が広がり、さらに降下を続けて、15時29分に東京国際空港(羽田空港)へ、タッチダウン。
 ミュンヘンからの正味の飛行時間は11時間と10分程であった、快適な帰国のフライト、遂にフィナーレを迎えました。
 素敵な時間は、本当にあっという間に過ぎてしまいますね。



 羽田空港は、雨上がりの様相を呈していました。

 かなりの雨量があった模様で、其処此処に大きな水溜りも見受けられました。
 突き抜けてきた空には、未だ雨雲が垂れ込めて、再び雨粒が落ちてきそうな空模様です;



 ミュンヘン出発から東京到着まで、11時間半ものロングフライトを終えた、NH218便の機体に別れを告げます。
 快適なフライトを、ありがとう!!

 日本への帰国は果たしましたが、私の旅は大阪まで、もうあと少し続きます。
 入国後、乗り継ぎのために、国内線ターミナルへ移動。
 大阪までの、ラストフライトを待ちます。

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