時には、旅の日常

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冬の東九州巡り-07~関サバの夕食@日出

2015-08-18 21:36:08 | 九州/日本
 東九州巡りの夕食では、念願の「関サバ」をいただきました!

 宿泊した日出のホテルでの夕食に、関サバのコースを予約してあり、期待に胸躍らせて食卓に着きました♪
 鮮度、風味…全てに「スペシャル」な、ブランド鯖の旨味を味わい倒し、加えて大分の豊かな産物にも、満足の舌鼓を打ちます。

 売店で売っていたアイスまでが、とても美味しかった、大分グルメ三昧の夕食でした。


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 大分県・日出にて宿泊したホテルに到着、冬の早い日の入りで外もすっかりと暗くなり、夕食タイムへ突入します!

 クリスマスを目前に控えて、ホテルのエントランスにも、電飾の飾り付けが施されていました。



 ホテル内のダイニングレストランで、夕食をいただきます。

 まずは、先付けとして、旬の味覚三種。
 胡桃豆腐、イカのウニ和え、カニのみぞれ和えです。
 地産地消にもこだわっているというメニュー、イカやカニやウニも、近海で揚がったものなのでしょうか。

 こちらでの食事は、素材の地産地消にもこだわったメニュー、とのことで、大分の豊かな食材への期待も、楽しみなところです♪



 お造りです~^^
 関鯖の刺身。

 わざわざ、年末近くのこの時期に訪れたのは、この「関サバ」をいただくため!!
 もちろん、この夕食も、関サバをもちいた、グルメ美食プランを予約してありました。

 一本釣りされ、活きじめの高度な処理を施されて出荷される、佐賀関漁港水揚げの鯖のブランドである、「関さば(大分県漁業協同組合の登録商標)」…その身の色、艶、張り等、素人目にも、高級ブランドに相応しい「輝き」を感じ取ることができます!



 やはり、関サバの真骨頂は、このお造りでしょう!

 締まりのある身の食感と、口の中で広がる旨味、最高です!!
 青魚に特有の臭みも全くなくて、寧ろ素晴らしい程にスッキリとした爽快感すら感じた、「スペシャル」な味覚に驚愕した、素晴らしい鯖でした。



 見るからに鮮度の良さがはっきり分かる、美しい身の部分と共に、皮の部分の輝きも、魚のものとは思えない素晴らしさ!

 普通の鯖とのあまりの違いに、しばらく見とれてしまいましたw



 関サバのお造りに続いては、陸のグルメの王者ともいうべき、豊後牛が、デンと!
 思わず生唾を飲み込んでしまう位に、シッカリとした厚みを誇る、美しい霜降り肉が目の前に。

 これは食べでがありそうですね♪



 焼いた海老も、卓上へ運ばれてきました。
 姫島産車海老の塩焼きです。

 大分の地産地消、素晴らしいです!
 これ程山海の幸に恵まれているとは…正直、予想を遙かに上回っていました。

 もちろん、香ばしくて、甘味のある風味を、存分に楽しみながらいただきました。



 豊後牛は、陶板焼でいただきます(^г^)

 ジュゥゥ…という、美味しい音を立てながら、香ばしい香りと食欲を堪らなく誘う色へと、見る見る焼き上がっていきます。



 手早く表面だけを焼くようにして、中身はジューシィな、蕩ける美味しさに焼き上がりました~^^

 コクのある肉と、熱で溶けた脂の円やかな旨味とが絡み合う、最高に幸せな気分に浸ることができる美味しさに、酔います。
 正に蕩けるような、柔らかな肉の食感は、特筆モノですね!



 ご飯と味噌汁は、このように大きなカマやジャーから、セルフサービスで、各自好きなだけよそうことができました♪
 ご飯は、白飯と炊き込みご飯の2種類が用意されていました。



 根菜類たっぷりな、炊き込みご飯。
 野菜からの出汁もしっかり効いて、何杯でもお代わりできそうな錯覚に陥った、美味しい炊き込みご飯でした。



 味噌汁は赤出汁で、目の前の別府湾で穫れた海苔や海草がたっぷり!
 その出汁が良く出た、磯の風味満点の、美味しい味噌汁です。

 濃厚な旨味は、クセになる美味しさでした。



 関サバ三昧は、お造りだけではありません。
 今度は、煮付けで出てきました!
 関鯖の味噌煮です。

 煮付けとなっても、上品できめ細かな美味しさが素晴らしく、箸が止まりませんw
 もちろん、臭みなんてものとは全く無縁の、清々しさ!
 脂も乗っている美しい身を、皮ごと美味しくいただきました。



 エンドレスの如く、続々と大分の素敵な食材が調理されて、卓上へと運ばれてきます♪

 海老と野菜の天ぷらは、サクサクの衣との相性も抜群。
 ホクホクしながら、衣と中身の異なる食感を味わいます。



 白身魚のソテー。
 洋風のメニューも、出てきました!
 トマトソースとも、相性いいですね^^

 和風のものとは、またひと味違う風味を愉しむ、素敵なひとときでした。



 かなりお腹も膨れて、そろそろデザートかな…?と思っていたら、関サバの握りが出てきました。
 あぶり関鯖寿司。
 料理は、これで〆とのこと。

 やはり、素晴らしい関サバの身の、美しさと光沢です!
 後口を爽やかに引き締める、生姜と酢飯との相性も、言うことなし!

 コクのある甘味を纏う関サバのネタを、忘れることのないよう、一噛み一噛みしっかり噛みしめて、じっくりと味わいますw



 デザートは、確かミルクババロアであったと思います(記憶が定かではありません;)。
 ミルクの濃厚な風味が、美味しかったです。

 満腹で、デザートまで入るか少し不安でしたが、美味しさで満腹中枢がこの時も、都合良く麻痺してくれたようです(^^;)

 気持ち良く完食して、関サバ&大分の地産地消グルメ三昧な、夢のような夕食タイムが終了しました。



 部屋へ戻る前に立ち寄った売店で、これまた大分特産のかぼすのアイスを発見。
 お腹は膨れていたはずでしたが、気が付いたら購入していました。。。

 部屋へと戻り、早速開封…口の中で、かぼすの爽快な香りが広がり、さっぱりとした甘酸っぱさがとても美味しいアイスでした。
 ボリュームもたっぷりで、食後の後口に最適なデザートとなった一品です。

 関サバを求めて、年の瀬間際に旅立った甲斐があったと満足した、大変に素晴らしい、大分・日出での夕食の食卓でした。



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2015-08-23 08:24:58
日本在住時は食事より『酒』を優先していたので(汗)、日本の美味しいものをあまり知らずに外国暮らしに突入してしまったのです。
数年前に関サバの存在を知り、『鯖』なのになんでこんなに高いの???と驚いたのですが、一本釣りだから当然ですよね。
なんとも美しいピンクの身。
目がどんよりした鯖しか知らないフランス人は、鯖を生で食すなんて考えられないことでしょう。
美味しいものはお腹がいっぱいでも、しっかり収まるものですよね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2015-08-23 20:52:04
身近なもの程、当然のこと、当たり前過ぎて、その真の価値に気づき難いものですよね;
私も、日本が世界でもトップレベルのグルメ大国であるという事実を知ったのは、そう昔のことではありません。
幸い私は、日本で暮らしていますので、タヌ子さんの分まで日本の美味しいものを味わう意気込み?で、日本各地(偏りがありますがw)を食べ歩いている次第です(^_^;)
関サバ、長らく「そんなに騒ぐ程なの?」と思っていましたが、実際に味わってみて、一般のサバとは全くの別物であることを思い知らされました!
一本釣りから活けじめに至るまでの、高度な職人技あっての関サバ、値が張るのも納得しました。
刺身の美しさは、本当にサバとは思えませんよね!
「別腹」とはよく言ったもので、自分でも呆れる位に、胃袋へと吸い込まれていきましたw
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