時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

列車で往く九州プチ紀行-1~初めての九州新幹線♪

2013-06-14 17:50:03 | 日本
 6月の第2土曜日から1泊2日で、九州を列車で巡るプチ旅行へ出掛けてきました。

 日曜日に私用で福岡へ行くことになり、せっかくの九州行なので、私用の他にも楽しもうと思って、急遽前日に出発することとなりました!

 熊本県から鹿児島県にかけての海沿いをノンビリ走るローカル鉄道に、沿線の豊かな食材を生かした、グルメな観光列車がこの春からデビューしたのを知り、早速予約の電話を入れたのが出発の1週間前という、相変わらず計画性ゼロ、思い立った時が旅立ちの時という、私の旅のコンセプト?が遺憾なく発揮されたプチ旅行でした(^^;)

 そして、博多から鹿児島中央までの区間を走る九州新幹線にも、初めて乗車することに。
 出発の朝、ワクワクしながら、乗車する九州新幹線直通列車の始発駅である、新大阪へと向かいました♪

 <新大阪→熊本>
 ※ 一部区間で、新幹線の路線を正確になぞっていません。

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 新大阪駅の、在来線から新幹線への乗換口。
 横一線にズラリと並んだ自動改札が、壮観です!

 この駅は元々、新幹線のための駅として、昭和39年(1964年)の東海道新幹線運行開始と同時に開業しました。
 したがって、構内中央部の一番良い場所を新幹線の駅部分が占めていて、在来線の方が端の方へ追いやられています;

 因みに、東海道新幹線・東京~新大阪間はJR東海の路線で、新大阪は、新幹線の駅はJR東海、在来線の駅はJR西日本が、それぞれ管理しています。
 新大阪からは山陽新幹線となり、博多までがJR西日本の路線で、九州にある小倉、博多両駅の新幹線の駅はJR西日本の管理です。
 その他、大阪市営地下鉄の御堂筋線も乗り入れていて、私もこの日は地下鉄(新大阪では高架駅ですがw)で到着しています。



 乗車するのは、新大阪を11時59分に出発する、「さくら555号」鹿児島中央行。

 山陽新幹線から九州新幹線へ直通する列車は、諸事情あって東海道新幹線へ乗り入れることが許されず、新大阪を起終点としています。
 せめてお隣の京都まで乗り入れてくれたら、とても嬉しいのですが…融通の利かないJR東海じゃムリだろうなぁ(´-`)



 さくら555号の勇姿^^
 九州新幹線へ直通する車両に乗車するのも、初めてです♪

 新大阪始発の山陽新幹線が多く利用するのは、新幹線ホームでも一番端の20番線…コンコースからの距離も遠く、大阪にある駅なのに、JR西日本の悲哀が実感できます(T-T)



 博多~鹿児島中央間の九州新幹線の区間はJR九州の路線で、この車両はJR西日本とJR九州が共同開発しました。
 地の白の部分は青磁を思わせる白藍色という、シックな仕上がりが素敵な車両です^^



 間もなく出発です。
 乗り込みましょう!



 グリーン車のゴージャスな座席です。
 大型ヘッドレストが付いた快適なシートは、リクライニング時も体にピッタリとフィットするスグレモノ♪
 フットレストに加えてレッグレストまで装備、足に優しいシートです!



 新大阪発が11時59分と、ちょうどお昼時であったので、当然駅弁を購入しての乗車です!

 流石にターミナル駅だけあって、迷う程あった駅弁の中から直感で選んだのは、この「豚蒲焼き重(山椒小袋付き)」
 パッケージの肉の質感に食指を動かされましたw



 小袋の山椒を振り掛けてみました♪

 パッケージの質感に偽りなし、流石は大阪!ギッシリと敷き詰められた、飴色をした肉厚な豚肉の生姜焼きならぬ蒲焼きは、満足のいくボリューム感!
 蒲焼きだけに?山椒との相性もバッチリです^^



 う~ん、旨~い!!
 ホロホロと口の中で蕩けるように解れていく、蒲焼きとなった豚肉が実に美味(^г^)
 コッテリ風味に、山椒のピリリとした清涼感が加わって、鰻重をいただいている時と同じような恍惚感を覚えました。。。



 ご飯にも、濃厚なタレがシッカリ染み渡って、空きっ腹を狂喜させるに充分でしたw

 味とボリュームとのバランスも素晴らしかった、飛び行くように過ぎ去る車窓風景を眺めながらの、駅弁をいただくお昼のひと時でした^^



 広島へ到着する直前に車窓から見えた、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」。
 プロ野球の、広島東洋カープのホームグラウンドです。
 こんなに線路から近かったのですね!

 西武戦…でしょうか?
 試合中だったのか、観客席は大勢の人で埋まっていました。



 九州新幹線直通車両は、インテリアも和のテイストに満ちた、落ち着きのあるデザインです♪



 …そうこうしているうちに、「さくら555号」は博多を過ぎて、九州新幹線の区間へと進入していました。

 乗務員も博多でJR西日本からJR九州へと交代し、グリーン車では改めておしぼりとフルーツキャンディが配られました。

 博多から熊本までは僅かに41分、間もなく到着です。



 「さくら555号」は15時17分、新大阪から所要3時間18分で、熊本へ到着しました。

 快適な時間は、あっという間に過ぎるもの…もっと乗っていたい名残惜しさに後ろ髪を引かれつつ、熊本に降り立ちました。

 駅名標も、センスの良い色遣いと、スッキリとしたシンプルなデザインですね^^



 1分程の束の間の停車時間の後、「さくら555号」は鹿児島中央を目指して、慌ただしく出発していきました。

 私が今回、九州新幹線で赴く目的地は、九州新幹線で熊本のお隣の駅、新八代(しんやつしろ)。
 この前後の、日中のかなり広い時間帯は、新大阪から乗換なしで新八代に停車する列車がないため、博多か熊本で乗り換える必要がありましたが、今回は初めての土地でもある熊本で乗り換えることにしました(接続時間は博多も熊本も30分程で同じ列車への乗り換えとなります)。

 後続の乗り換え列車の到着まで少し時間があるので、九州新幹線の博多~鹿児島中央間直通(平成23年(2011年)3月12日)後2年が経過してなお新しさを保つ、熊本駅の新幹線のりばを見て回ります。



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