出水に到着した「おれんじ食堂2号」は、ここでは意外にも僅か6分間の小休止の後に出発、程なくして、鹿児島県(薩摩)から熊本県(肥後)へと入ります。
「SPECIAL」なランチも、まだ「前菜(11品!)」をいただいただけで、この後、いよいよ佳境へと突入ですw
車内をゆったりと流れる時間…「おもてなし」の悦びに満ちた心地良い空間で寛ぎながら、美味しい食事に舌鼓を打っていました。
<おれんじ食堂>
<肥薩おれんじ鉄道>
昨年(平成26年/2014年)末からの、一連の「おれんじ食堂の旅」のスタート地点となった出水も、今やすっかりお馴染みとなった感のある駅の一つ^^
今回で、しばしのお別れとなるので、少々感傷的な気分も感じていました。
出水には、肥薩おれんじ鉄道の車庫もある、沿線でも拠点となる駅の一つです。
車庫では、お披露目を2日後に控えた「くまモンラッピング列車2号」が、顔を覗かせていました♪
出水のホームにあった、掲示板。
流石にツルの飛来地、出水ならではの掲示ですね!
昨年11月時点の飛来数となっていますが、この冬は既に、1万羽を超える飛来があった模様です。
「おれんじ食堂」のランチクルーズ便である、『おれんじ食堂2号「SPECIAL」』は、出水では僅かに6分の停車時間のみ。
短い停車時間の間に、スタッフさんの一部も交代します。
20日程の間に3回も乗車したことで、顔なじみとなったスタッフさんもいらっしゃって、「またお世話になります♪」といった挨拶を交わすのも、面白かったですw
出水を13時3分に出発すると、直ちに、ランチの次のメニューが、テーブルまで運ばれてきました。
期待にワクワクしながら、椀の蓋を開けます!
「海鮮茶碗蒸し」と「長島産ぶりの西京焼き」です♪
茶碗蒸しの卵の色…食欲をそそる、素敵な色ですねw
ぶりは、脂ののり具合が一目で分かる、旬の素材です^^
ぶりが漬けられた西京味噌も、沿線の味噌蔵で作られたものとか。
脂ののった旬のぶりと、西京味噌の円やかな風味を、じっくりと味わいます。
生姜と取り合わせた盛付けも、素敵ですね。
匙を入れるまでは、一見普通の茶碗蒸し…(^^;)
一体どのような具が、この玉子の中には隠れているのか、引き続きワクワクしながらいただくことに!
玉子の上に載っているのは、ウニですね。
「普通の」という形容詞は外した方がいいですねw
匙を入れてみると、海のもの山のものが、出て来る出て来る♪
これは帆立ですね。
その他、メニューによれば、阿久根さんタカエビ、タラバガニ、しめじ、銀杏…と、盛りだくさんの具が嬉しい、海鮮茶碗蒸しです。
玉子の優しい味わいと、具の旨味とを、同時に堪能…贅沢ですねぇ。。。
レールは再び、海の近くへと出てきました。
今度見えてきた海は、不知火海(しらぬいかい)とも呼ばれている、八代海。
対岸の天草の島々の連なりが、山々のそれのように眺められました。
前日、「おれんじ食堂3号」でも逆方向に通りかかった、かつては肥後と薩摩の国境、現在は熊本県と鹿児島県との県境である、境橋。
この橋の右側が鹿児島県(薩摩)出水市で、左側が熊本県(肥後)水俣市となります。
「おれんじ食堂3号」と同様に、「おれんじ食堂2号」もここで一旦停車。
この時、先頭車の2号車は熊本県、私が乗車している1号車は鹿児島県であるとの車内放送が入りました。
境橋を出発、熊本県へと入り、10分程走ると、「おれんじ食堂2号」は、水俣へ到着しました。
出水からは20分程の所要時間。
海鮮茶碗蒸しとぶりの西京焼きとを、じっくり味わうには、程良い時間ですね。
水俣では、18分間停車し、ここでもホームでは、海産物やジャム等を販売する駅マルシェが、乗客たちを迎えてくれました^^
「おれんじ食堂2号」が走ってきた、出水方面へと出発していく対向列車。
鹿児島県のPRキャラクターである、ぐりぶーとさくらをラッピングした、「らぶトレイン」仕様の車両でした。
肥薩おれんじ鉄道には、色々なラッピング列車がありますね♪
水俣のホームにも、柑橘の木が植えられていました。
甘夏でしょうか?かなり大きな果実を実らせていました。
水俣で出発を待つ、「おれんじ食堂2号」。
駅マルシェで沿線の特産品を買い求める人、記念撮影に興じる人、気持ちの良い日射しを浴びながらホームをそぞろ歩く人…思い思いに、ゆったりと時間を過ごす、のどかな午後のひと時です。
自動販売機にも、くまモン!
熊本県入りを、ここでも実感^^
こちらは、最早ワールドワイドに活動範囲が広まってしまった、熊本県の営業部長w
2つの県のPRキャラクターの競演を体感できるのも、路線が2県に跨がる肥薩おれんじ鉄道ならではですね♪
13時39分の出発時刻が迫りつつあります。
そろそろ、車内へ戻るとしましょう。
水俣を出発後、メインのトリを飾る、「黒豚のやわらか煮」が、満を持して登場!
美味しそうな盛付けを前にして、満腹中枢もリセットされてしまいましたwww
赤ワインソースで風味付けされた黒豚は、しっかりと煮込まれていて、ホロホロと蕩けるような食感と噛み締める程口の中に広がる旨味の虜に(^г^)
これらのバラエティ豊かな料理の数々は、「おれんじ食堂」の時間に合わせて沿線のレストラン等で調理された出来たてを、それぞれの最寄の停車駅で「おれんじ食堂」へ積み込み、直ちにサーブされるので、作りたての美味しさをそのまま味わうことができます。
車内では配膳のみを行なえばよいので、調理設備も不要。
このアイデアで、最初にレストラントレインの運行を始めた肥薩おれんじ鉄道、そのノウハウに、益々磨きが掛かっていますね!
2時間近くを掛けて楽しんできたスペシャルランチも、そろそろ「〆の一品」が出されるまで、進んできました。
「い草うどん 水俣野菜のマリアージュ」です。
水俣野菜は、牛蒡、人参、玉葱、ラディッシュ等。
柚子や湯葉のようなものも見えていますね。
野菜盛りだくさんな、とてもヘルシーに、ランチを〆られそうです♪
「い草うどん」というのも、珍しいですよね。
よく見ると、畳を彷彿とさせる、仄かな緑色をした麺です。
畳は、八代地方の特産でもあるので、い草も栽培されてきたのでしょう。
流石に畳の香りはありませんでしたがw、仄かに独特の風味を感じられたような気も…?!
何にせよ、あっさりサッパリとした味付けの、美味しい〆のうどんでした。
スペシャルランチ、品数は多いですが、最後まで美味しく且つ程良く満腹となれるように、味付けやボリューム等も良く計算された、素晴らしいフルコースです!
食事の合間に、停車駅で体を動かせるのも、気持ち良く腹ごなしができているのかもしれません。
車窓の眺めも、絶景の連続である「動くレストラン」の「おれんじ食堂2号」。
食事のコースは、この後デザートを残すのみとなりましたが、終着駅の新八代までは、まだあと小1時間程も残しています!
デザートをいただきながら、飽きることのない、車窓を流れる八代海の美しい風景を眺めるラストスパートの行程へと、「おれんじ食堂2号」は進んでいきます。
「SPECIAL」なランチも、まだ「前菜(11品!)」をいただいただけで、この後、いよいよ佳境へと突入ですw
車内をゆったりと流れる時間…「おもてなし」の悦びに満ちた心地良い空間で寛ぎながら、美味しい食事に舌鼓を打っていました。
<おれんじ食堂>
<肥薩おれんじ鉄道>
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昨年(平成26年/2014年)末からの、一連の「おれんじ食堂の旅」のスタート地点となった出水も、今やすっかりお馴染みとなった感のある駅の一つ^^
今回で、しばしのお別れとなるので、少々感傷的な気分も感じていました。
出水には、肥薩おれんじ鉄道の車庫もある、沿線でも拠点となる駅の一つです。
車庫では、お披露目を2日後に控えた「くまモンラッピング列車2号」が、顔を覗かせていました♪
出水のホームにあった、掲示板。
流石にツルの飛来地、出水ならではの掲示ですね!
昨年11月時点の飛来数となっていますが、この冬は既に、1万羽を超える飛来があった模様です。
「おれんじ食堂」のランチクルーズ便である、『おれんじ食堂2号「SPECIAL」』は、出水では僅かに6分の停車時間のみ。
短い停車時間の間に、スタッフさんの一部も交代します。
20日程の間に3回も乗車したことで、顔なじみとなったスタッフさんもいらっしゃって、「またお世話になります♪」といった挨拶を交わすのも、面白かったですw
出水を13時3分に出発すると、直ちに、ランチの次のメニューが、テーブルまで運ばれてきました。
期待にワクワクしながら、椀の蓋を開けます!
「海鮮茶碗蒸し」と「長島産ぶりの西京焼き」です♪
茶碗蒸しの卵の色…食欲をそそる、素敵な色ですねw
ぶりは、脂ののり具合が一目で分かる、旬の素材です^^
ぶりが漬けられた西京味噌も、沿線の味噌蔵で作られたものとか。
脂ののった旬のぶりと、西京味噌の円やかな風味を、じっくりと味わいます。
生姜と取り合わせた盛付けも、素敵ですね。
匙を入れるまでは、一見普通の茶碗蒸し…(^^;)
一体どのような具が、この玉子の中には隠れているのか、引き続きワクワクしながらいただくことに!
玉子の上に載っているのは、ウニですね。
「普通の」という形容詞は外した方がいいですねw
匙を入れてみると、海のもの山のものが、出て来る出て来る♪
これは帆立ですね。
その他、メニューによれば、阿久根さんタカエビ、タラバガニ、しめじ、銀杏…と、盛りだくさんの具が嬉しい、海鮮茶碗蒸しです。
玉子の優しい味わいと、具の旨味とを、同時に堪能…贅沢ですねぇ。。。
レールは再び、海の近くへと出てきました。
今度見えてきた海は、不知火海(しらぬいかい)とも呼ばれている、八代海。
対岸の天草の島々の連なりが、山々のそれのように眺められました。
前日、「おれんじ食堂3号」でも逆方向に通りかかった、かつては肥後と薩摩の国境、現在は熊本県と鹿児島県との県境である、境橋。
この橋の右側が鹿児島県(薩摩)出水市で、左側が熊本県(肥後)水俣市となります。
「おれんじ食堂3号」と同様に、「おれんじ食堂2号」もここで一旦停車。
この時、先頭車の2号車は熊本県、私が乗車している1号車は鹿児島県であるとの車内放送が入りました。
境橋を出発、熊本県へと入り、10分程走ると、「おれんじ食堂2号」は、水俣へ到着しました。
出水からは20分程の所要時間。
海鮮茶碗蒸しとぶりの西京焼きとを、じっくり味わうには、程良い時間ですね。
水俣では、18分間停車し、ここでもホームでは、海産物やジャム等を販売する駅マルシェが、乗客たちを迎えてくれました^^
「おれんじ食堂2号」が走ってきた、出水方面へと出発していく対向列車。
鹿児島県のPRキャラクターである、ぐりぶーとさくらをラッピングした、「らぶトレイン」仕様の車両でした。
肥薩おれんじ鉄道には、色々なラッピング列車がありますね♪
水俣のホームにも、柑橘の木が植えられていました。
甘夏でしょうか?かなり大きな果実を実らせていました。
水俣で出発を待つ、「おれんじ食堂2号」。
駅マルシェで沿線の特産品を買い求める人、記念撮影に興じる人、気持ちの良い日射しを浴びながらホームをそぞろ歩く人…思い思いに、ゆったりと時間を過ごす、のどかな午後のひと時です。
自動販売機にも、くまモン!
熊本県入りを、ここでも実感^^
こちらは、最早ワールドワイドに活動範囲が広まってしまった、熊本県の営業部長w
2つの県のPRキャラクターの競演を体感できるのも、路線が2県に跨がる肥薩おれんじ鉄道ならではですね♪
13時39分の出発時刻が迫りつつあります。
そろそろ、車内へ戻るとしましょう。
水俣を出発後、メインのトリを飾る、「黒豚のやわらか煮」が、満を持して登場!
美味しそうな盛付けを前にして、満腹中枢もリセットされてしまいましたwww
赤ワインソースで風味付けされた黒豚は、しっかりと煮込まれていて、ホロホロと蕩けるような食感と噛み締める程口の中に広がる旨味の虜に(^г^)
これらのバラエティ豊かな料理の数々は、「おれんじ食堂」の時間に合わせて沿線のレストラン等で調理された出来たてを、それぞれの最寄の停車駅で「おれんじ食堂」へ積み込み、直ちにサーブされるので、作りたての美味しさをそのまま味わうことができます。
車内では配膳のみを行なえばよいので、調理設備も不要。
このアイデアで、最初にレストラントレインの運行を始めた肥薩おれんじ鉄道、そのノウハウに、益々磨きが掛かっていますね!
2時間近くを掛けて楽しんできたスペシャルランチも、そろそろ「〆の一品」が出されるまで、進んできました。
「い草うどん 水俣野菜のマリアージュ」です。
水俣野菜は、牛蒡、人参、玉葱、ラディッシュ等。
柚子や湯葉のようなものも見えていますね。
野菜盛りだくさんな、とてもヘルシーに、ランチを〆られそうです♪
「い草うどん」というのも、珍しいですよね。
よく見ると、畳を彷彿とさせる、仄かな緑色をした麺です。
畳は、八代地方の特産でもあるので、い草も栽培されてきたのでしょう。
流石に畳の香りはありませんでしたがw、仄かに独特の風味を感じられたような気も…?!
何にせよ、あっさりサッパリとした味付けの、美味しい〆のうどんでした。
スペシャルランチ、品数は多いですが、最後まで美味しく且つ程良く満腹となれるように、味付けやボリューム等も良く計算された、素晴らしいフルコースです!
食事の合間に、停車駅で体を動かせるのも、気持ち良く腹ごなしができているのかもしれません。
車窓の眺めも、絶景の連続である「動くレストラン」の「おれんじ食堂2号」。
食事のコースは、この後デザートを残すのみとなりましたが、終着駅の新八代までは、まだあと小1時間程も残しています!
デザートをいただきながら、飽きることのない、車窓を流れる八代海の美しい風景を眺めるラストスパートの行程へと、「おれんじ食堂2号」は進んでいきます。
黒豚の柔らか煮、画像からでもお箸で切れそうな柔らかさが伝わってきます。
↑のデザートもお上品ですね。
九州の美味しい物、島国独特の美しい景色が堪能できるオレンジ食堂の客となり、列車の揺れに体を任せ乍ら、のんびりランチを楽しんでみたい。
この企画が末永く続くことを祈ってます。
この黒豚のやわらか煮は、本当に蕩けるような食感と円やかな風味が素晴らしく、「やはり本場は違う!」と唸りました。
チーズケーキとベリーは、良く合いますね。
地産地消にこだわり、盛付け、味の全てに細やかな心遣いを感じることができる、幸せな食事を楽しめる「おれんじ食堂」、今月半ばから、また内容を刷新して、装いを改めます。
素敵なホスピタリティと変わらぬ食事のレベルの高さで、いかに新たな趣向をみせてくれるか、楽しみです^^