年の瀬の鎌倉駆け足巡り、鶴岡八幡宮をお参りした後は慌ただしく鎌倉駅へと戻り江ノ電に乗車、次の目的地へと移動しました。
この記事のタイトルにある鎌倉大仏の他にもう1ヶ所訪れたかった所があって、閉館時間の関係で、そちらへまずは赴くことにしました。
なぜ記事タイトルが鎌倉大仏のみなのかは、大凡想像が付くと思います。。。
<鎌倉大仏高徳院> (公式サイト)
<高徳院> (Wikipedia)
江ノ電で鎌倉から2駅目の由比ヶ浜で下車しました。
江ノ島、藤沢を目指して走り去る電車を踏切で見送り、散策を開始します。
由比ヶ浜駅から歩いて5分程で、鎌倉文学館に到着します。
鎌倉文学館は、加賀国を領した百万石の大名であり明治以後は侯爵家となった前田家の別邸が鎌倉市に寄贈されて、昭和60年(1985年)に開館しました。
平成12年(2000年)に国の登録有形文化財となった旧別邸の建築や、湘南の海の眺め等(広大なバラ園となっている庭園もありますが、流石に年末の時期は季節外れでしょう;)を見てみたかったのですが…。
前日から年末年始の休館期間となっていました(T-T)
この日の午前中に思い立った鎌倉行きとはいえ、事前リサーチを怠った私のミスです、ハイ。。。
閉ざされた門扉の鉄柵の隙間から、未練タラタラの1枚(^^;)
このアプローチだけでも、素敵な雰囲気ですね…次の機会こそは!!
決意を新たにしてこの場を辞去、鎌倉大仏へと向かいました。
鎌倉文学館から鎌倉大仏へ向けて歩いている道端で見つけた、横断旗。
殆ど見かけなくなって久しく、その存在すら意識から消え去っていたので、目に入った途端に懐かしさがこみ上げてきて、思わず撮影していました^^
鎌倉文学館から徒歩約15分で、鎌倉大仏のある、高徳院へとやって来ました。
ここも鎌倉を代表する観光スポット、多くの拝観者が訪れていて、外国人の姿もとても多かったです。
国宝 鎌倉大仏。
高徳院の本尊である、銅造阿弥陀如来坐像です。
穏やかな表情で境内中央に鎮座していて、訪れた人々を優しく迎え入れているようでした。
秀麗な眉目を誇る大仏の高さは約11m、重さは約120tにもなるとのこと。
鎌倉時代の建長四年(1252年)に造立開始、当初の像容を保っているとのことです。
像の原型作者は不明で、創建時の事情は不明な点も多い、ミステリアスな一面も持ち合わせる鎌倉大仏です。
像の後背部には2ヶ所の窓が開けられています。
直近から仰ぎ見ると、その大きさが迫力を伴って実感できます。
大仏の内部である、胎内へも入ることができます。
境内へ入る拝観料とは別に、ここで胎内への拝観料を支払います。
空洞となっている、大仏の胎内。
上部の穴の上の部分が、大仏の顔の部分です。
この胎内自体が、お堂の内部のような感覚になっていました。
再び外へと出てきて、大仏を見上げます。
流石にどのアングルから眺めても、様になりますね!
背景となっている、青空に浮かぶ雲がまた、大仏の神秘性を引立てているようにも見えました。
大仏を拝む人、撮影する人は、引きも切りません。
その全てを抱擁するが如く、両手を膝上で組んでどっしりと坐す姿に、ここにいる全員が無意識に安心と安らぎの気持ちを抱いたことでしょう。
去り際に、正面からのお姿を今一度拝みます。
清々しさと柔和さとの絶妙な釣り合いの表情が、本当に印象的です。
高徳院自体も、この大仏の大きさにちょうど釣り合っている広さの、居心地の良い境内でした。
時刻は16時を回り、高徳院の拝観終了も迫ってきました。
駆け足鎌倉巡りはこれにて終了、宿泊しているホテルがある東京方面への帰路に就きます。
天気が良かったので、電車の車窓から夕焼けに染まる湘南の海が眺められることを期待しつつ、江ノ電の長谷駅へと歩を進めました。
この記事のタイトルにある鎌倉大仏の他にもう1ヶ所訪れたかった所があって、閉館時間の関係で、そちらへまずは赴くことにしました。
なぜ記事タイトルが鎌倉大仏のみなのかは、大凡想像が付くと思います。。。
<鎌倉大仏高徳院> (公式サイト)
<高徳院> (Wikipedia)
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江ノ電で鎌倉から2駅目の由比ヶ浜で下車しました。
江ノ島、藤沢を目指して走り去る電車を踏切で見送り、散策を開始します。
由比ヶ浜駅から歩いて5分程で、鎌倉文学館に到着します。
鎌倉文学館は、加賀国を領した百万石の大名であり明治以後は侯爵家となった前田家の別邸が鎌倉市に寄贈されて、昭和60年(1985年)に開館しました。
平成12年(2000年)に国の登録有形文化財となった旧別邸の建築や、湘南の海の眺め等(広大なバラ園となっている庭園もありますが、流石に年末の時期は季節外れでしょう;)を見てみたかったのですが…。
前日から年末年始の休館期間となっていました(T-T)
この日の午前中に思い立った鎌倉行きとはいえ、事前リサーチを怠った私のミスです、ハイ。。。
閉ざされた門扉の鉄柵の隙間から、未練タラタラの1枚(^^;)
このアプローチだけでも、素敵な雰囲気ですね…次の機会こそは!!
決意を新たにしてこの場を辞去、鎌倉大仏へと向かいました。
鎌倉文学館から鎌倉大仏へ向けて歩いている道端で見つけた、横断旗。
殆ど見かけなくなって久しく、その存在すら意識から消え去っていたので、目に入った途端に懐かしさがこみ上げてきて、思わず撮影していました^^
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鎌倉文学館から徒歩約15分で、鎌倉大仏のある、高徳院へとやって来ました。
ここも鎌倉を代表する観光スポット、多くの拝観者が訪れていて、外国人の姿もとても多かったです。
国宝 鎌倉大仏。
高徳院の本尊である、銅造阿弥陀如来坐像です。
穏やかな表情で境内中央に鎮座していて、訪れた人々を優しく迎え入れているようでした。
秀麗な眉目を誇る大仏の高さは約11m、重さは約120tにもなるとのこと。
鎌倉時代の建長四年(1252年)に造立開始、当初の像容を保っているとのことです。
像の原型作者は不明で、創建時の事情は不明な点も多い、ミステリアスな一面も持ち合わせる鎌倉大仏です。
像の後背部には2ヶ所の窓が開けられています。
直近から仰ぎ見ると、その大きさが迫力を伴って実感できます。
大仏の内部である、胎内へも入ることができます。
境内へ入る拝観料とは別に、ここで胎内への拝観料を支払います。
空洞となっている、大仏の胎内。
上部の穴の上の部分が、大仏の顔の部分です。
この胎内自体が、お堂の内部のような感覚になっていました。
再び外へと出てきて、大仏を見上げます。
流石にどのアングルから眺めても、様になりますね!
背景となっている、青空に浮かぶ雲がまた、大仏の神秘性を引立てているようにも見えました。
大仏を拝む人、撮影する人は、引きも切りません。
その全てを抱擁するが如く、両手を膝上で組んでどっしりと坐す姿に、ここにいる全員が無意識に安心と安らぎの気持ちを抱いたことでしょう。
去り際に、正面からのお姿を今一度拝みます。
清々しさと柔和さとの絶妙な釣り合いの表情が、本当に印象的です。
高徳院自体も、この大仏の大きさにちょうど釣り合っている広さの、居心地の良い境内でした。
時刻は16時を回り、高徳院の拝観終了も迫ってきました。
駆け足鎌倉巡りはこれにて終了、宿泊しているホテルがある東京方面への帰路に就きます。
天気が良かったので、電車の車窓から夕焼けに染まる湘南の海が眺められることを期待しつつ、江ノ電の長谷駅へと歩を進めました。
バラ園は一度訪れてみたいですが、バラが美しい時期に帰国することがないのが残念。
taろうさんの報告を待ちます!
鎌倉の大仏は奈良の大仏に比べると、お顔も丸く、表情も穏やかで、どこか女性的な感じがしますよね。
人が多かったので、大仏の中には入りませんでしたが、20円って可愛いですよね(笑)
大仏様には雲が良く似合う。
原型作者は不明ということなので、もしかしたら朝鮮半島から来航した女性が原型作者?などと想像を膨らませて楽しんでいます。
冬の16時に空がまだこのように明るいと気持ちも明るくなりますね。冬のイギリスでは16時半には完全なる闇となってしまいます。
落ち着いた佇まいの建物から、庭園越しに湘南の海を眺めてみたかったのですが、次の機会へ持ち越し…鎌倉再訪の口実にしますw
せっかくなので、バラの季節に訪れたいですね。
鎌倉大仏は、造られた当時に流行った、「宋風」の容貌を750年以上もの間保っているそうで、風雨に耐えて時を経てきたという事実もまた、表情を和らげているのかもしれませんね^^
京都に比べて、鎌倉のお寺の拝観料は良心的…かかるコストも違うのでしょうが…;
「大仏雲」とでも呼びたくなった、不思議な空模様でした♪
創建が謎に包まれているというのも、どこか神秘的な雰囲気を残しているようで、いい感じです♪
鎌倉大仏は、与謝野晶子が「美男におわす」と歌の中で詠んでいて、こうした和らげな表情からインスピレーションを得たのでしょうね。
英国程ではありませんが、ここ鎌倉でもこの後17時までの間に一気に日が暮れて、見る見る真っ暗になりました!
改めて画像を眺めると、あと半時間で闇に包まれるとは、到底信じられません…;
先日の奈良の大仏様よりもこちらの方が親しみを感じます♪
事前に調べずに出かけてお休み・・・私もこの様な事よくあります^^
ちょうど先の3連休に横浜(戸塚)に帰っていた際、たった3駅なので母と鎌倉散策でもウォーキング兼ねて行こうかと言ってましたが、外の寒さに怖気づき結局家にずっと引き籠ってました(笑)
江ノ電、久しぶりに乗ってみたいなぁ~。
今回じっくりと大仏様を拝んでみて、昔から多くの人々を魅了している理由が分かったような気がします^^
実は、鎌倉文学館が一番のお目当てであったため、閉ざされた門扉を前に崩れ落ちそうになりましたwが、めげずに長谷まで赴き大仏様の魅力に触れられたのは、きままな行程が幸いしました!
散策にピッタリなサイズの鎌倉の街は、戸塚のご実家から目と鼻の先ですよね…羨ましいです。
江ノ電はとても混雑していましたが、家の軒先をかすめて走る沿線は相変わらずで、乗って楽しい電車でした♪