東京・六本木で所用を済ませるともう夕刻、「インターナショナルでいこう!」と決めていた今回の東京での食事、夕食は、事前リサーチ時に美味しそうに見えた、南米のペルー料理をいただくことにしました。
目指すレストランは、渋谷と代官山にお店を出していましたが、「隠れ家的」というフレーズに惹かれて、代官山のお店の方を選んで予約を入れ、渋谷から東急東横線で次の駅、代官山へと向かいました。
代官山の駅から落ち着いた佇まいの通りを数分歩いた所にあった、「ミラフローレス恵比寿店(Miraflores)」。
南米ペルーの料理をいただけるレストランです。
厨房のスタッフさん方はペルー人、ペルー大使館の方々も良くご来店になるそうです。
「恵比寿店」となっていることから、地図を見ると恵比寿と代官山の中間のような感じでしたが、駅からの道の分かり易さで、代官山駅からのルートを選びました(^^;
店内は、思い思いに食事を楽しめるような、寛ぎの雰囲気に満ちていました。
少し早い目の時間に入店したので、はじめのうちは空いていましたが、時間の経過と共にテーブルが埋まっていき、気が付けば良く繁盛していました。
まずは、ドリンクでのどを潤しつつ、メニューを眺めることに。
せっかくの機会なので、葡萄から作るペルーの代表的なお酒、ピスコ(Pisco)のカクテル、「チルカノ(Chilcano)」を頼んでみました。
ジンジャーエールで割ったピスコにライムが浮かんでいます。
ジンジャーの風味がとても強く感じられて、暑い時には最高の爽快感、ジンジャーなだけに、冷やしあめに通じる美味しさでした!
メニューには、迷う位にバラエティ豊かなペルー料理が、幾つも列挙されていました。
コースもありましたが、結局アラカルトで頼むことにしました。
注文を聞きに来てくれたホールのお兄さんにお勧め等を聴きながら、しばしメニューと睨めっこ、少々時間をかけてオーダーを決めました。
前菜的な位置付けで最初に出てきた料理、「パパ ア ラ ワンカイナ(Papa a la Huancaina)」。
フレッシュチーズとイエローチリソースに和えた、蒸しジャガイモのスライスです。
お店でもお勧めの一品のようです!
厚めにスライスされたポテトは、蒸されてホッコリとしていながら、ボロボロと崩れることもなく、大地の風味をシッカリと味わうことができました^^
たっぷりとかけられた、チーズとチリソースとの相性も抜群!!円やかでいて、ピリッと来る美味しさは、幾らでも食べられそうな錯覚に陥ってしまいましたw
ペルーはジャガイモの原産地でもあり、とてもたくさんの種類のジャガイモがあるそうで、ペルー料理が美味しい理由の1つになっています。
更に辛さをアップする、付け合せのチリのようなソースをトッピングすると、辛いもの好きには堪らないピリピリ風味が、わずかな時間差で口の中に広がる感覚に酔うこともできます♪
それにしても、このジャガイモの美味しさは、ちょっと反則モノです!
これらのパンも、とても美味しい!!
ピザの生地のような、軽~い食感に、チーズを挟んであったり、香ばしいゴマが一面にまぶしてあったりと、気が付けば物凄い勢いで貪っていましたw
続いて、スープ…と言っても、メイン級に具沢山な、「チュペ デ カマローネス(Chupe de Camarones)」、これもお店のイチ押しメニューでした^^
エビと南瓜のスープ、とありましたが、具にはシーフードしか見当たらなかったので、スープに溶け込んでいるのでしょう。
以前にTVでこのスープを作っているのを見て、「美味しそう(´▽,`)」と感じ、いつか食べてみたいと思ったものですが、その時出来上がりまでに大変に手間のかかるレシピだったのを覚えています。
シーフード、特にエビのミソや殻まで、その濃厚なコクを出すために利用した極上のスープの美味しさにも、先程の前菜に続いて頬は緩みっ放しでしたw
それから、お米も少々入っているので、腹持ちも良いです^^
スープと被ってしまうようなメインとなりましたが、シーフードに飢えた身には全く問題なしだった、「ピカンテ デ マリスコス(Picante de Mariscos)」。
シーフードの辛口ソース添えです。
エビ、タコ、イカ等のシーフードが、チリソース系と思われる辛口のソースにたっぷりと絡められている様子に、生唾が止まりません。。。
ここにも、付け合せに美味しいジャガイモが…辛口ソースにも良く合います!
出されていたパンに付けても文句なしに美味しかったです!
先程のスープもそうでしたが、パクチーを入れてもらっています。
香草のスッキリした香りが、ピリ辛風味を一層引き立てるように引き締めてくれて、美味しさが一段とアップ。
苦手かどうか、事前に伺ってくださるのも、嬉しい気配りですね(^o^)
ボリュームのある一品一品を平らげて大満足のお腹を整えるため(?)に、これもペルーではお馴染みの飲料である、「インカ コーラ(Inca Kola)」をいただきます。
リンク先のウィキペディアによれば、この黄色は、元々はレモングラスの花粉で着色していたことに由来するとのことで、現在は着色料が使われているようです。
〆のデザートも、ペルー風の一品をオーダーしてみました!
「マサモラ モラーダ(Mazamorra Morada)」、紫とうもろこしのデザートです。
上記リンクの食べログによれば、紫トウモロコシの煮出し汁にゼラチンを混ぜ、パイナップルやシナモン等を加えたゼリー、とあります。
この説明のとおり、紫とうもろこしの鮮やかな紫のゼリーで、パイナップルの甘酸っぱさとシナモンの豊かな芳香とで、最後まで美味しさを楽しめたディナーに相応しいトリを飾ってくれました!
想像以上に豊富で美味しいメニューの揃ったペルー料理でしたが、遥かに遠い南米の料理をも楽しむことができる東京は、世界でも各国の料理と最も豊かに接することのできる都市の1つでしょうね。
今回の東京行に際して、数多の各国料理の中からペルー料理を選んだのは、大正解!と断言できる程に、ペルー料理は多彩で魅力的でした。
ペルー原産の作物や、シーフード等を、巧みに使って日本人の口にも良く合いながら、エスニック風味をも効かせた個性豊かな味覚を堪能できるペルー料理、機会があれば、是非お試しになってみてください!!
目指すレストランは、渋谷と代官山にお店を出していましたが、「隠れ家的」というフレーズに惹かれて、代官山のお店の方を選んで予約を入れ、渋谷から東急東横線で次の駅、代官山へと向かいました。
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代官山の駅から落ち着いた佇まいの通りを数分歩いた所にあった、「ミラフローレス恵比寿店(Miraflores)」。
南米ペルーの料理をいただけるレストランです。
厨房のスタッフさん方はペルー人、ペルー大使館の方々も良くご来店になるそうです。
「恵比寿店」となっていることから、地図を見ると恵比寿と代官山の中間のような感じでしたが、駅からの道の分かり易さで、代官山駅からのルートを選びました(^^;
店内は、思い思いに食事を楽しめるような、寛ぎの雰囲気に満ちていました。
少し早い目の時間に入店したので、はじめのうちは空いていましたが、時間の経過と共にテーブルが埋まっていき、気が付けば良く繁盛していました。
まずは、ドリンクでのどを潤しつつ、メニューを眺めることに。
せっかくの機会なので、葡萄から作るペルーの代表的なお酒、ピスコ(Pisco)のカクテル、「チルカノ(Chilcano)」を頼んでみました。
ジンジャーエールで割ったピスコにライムが浮かんでいます。
ジンジャーの風味がとても強く感じられて、暑い時には最高の爽快感、ジンジャーなだけに、冷やしあめに通じる美味しさでした!
メニューには、迷う位にバラエティ豊かなペルー料理が、幾つも列挙されていました。
コースもありましたが、結局アラカルトで頼むことにしました。
注文を聞きに来てくれたホールのお兄さんにお勧め等を聴きながら、しばしメニューと睨めっこ、少々時間をかけてオーダーを決めました。
前菜的な位置付けで最初に出てきた料理、「パパ ア ラ ワンカイナ(Papa a la Huancaina)」。
フレッシュチーズとイエローチリソースに和えた、蒸しジャガイモのスライスです。
お店でもお勧めの一品のようです!
厚めにスライスされたポテトは、蒸されてホッコリとしていながら、ボロボロと崩れることもなく、大地の風味をシッカリと味わうことができました^^
たっぷりとかけられた、チーズとチリソースとの相性も抜群!!円やかでいて、ピリッと来る美味しさは、幾らでも食べられそうな錯覚に陥ってしまいましたw
ペルーはジャガイモの原産地でもあり、とてもたくさんの種類のジャガイモがあるそうで、ペルー料理が美味しい理由の1つになっています。
更に辛さをアップする、付け合せのチリのようなソースをトッピングすると、辛いもの好きには堪らないピリピリ風味が、わずかな時間差で口の中に広がる感覚に酔うこともできます♪
それにしても、このジャガイモの美味しさは、ちょっと反則モノです!
これらのパンも、とても美味しい!!
ピザの生地のような、軽~い食感に、チーズを挟んであったり、香ばしいゴマが一面にまぶしてあったりと、気が付けば物凄い勢いで貪っていましたw
続いて、スープ…と言っても、メイン級に具沢山な、「チュペ デ カマローネス(Chupe de Camarones)」、これもお店のイチ押しメニューでした^^
エビと南瓜のスープ、とありましたが、具にはシーフードしか見当たらなかったので、スープに溶け込んでいるのでしょう。
以前にTVでこのスープを作っているのを見て、「美味しそう(´▽,`)」と感じ、いつか食べてみたいと思ったものですが、その時出来上がりまでに大変に手間のかかるレシピだったのを覚えています。
シーフード、特にエビのミソや殻まで、その濃厚なコクを出すために利用した極上のスープの美味しさにも、先程の前菜に続いて頬は緩みっ放しでしたw
それから、お米も少々入っているので、腹持ちも良いです^^
スープと被ってしまうようなメインとなりましたが、シーフードに飢えた身には全く問題なしだった、「ピカンテ デ マリスコス(Picante de Mariscos)」。
シーフードの辛口ソース添えです。
エビ、タコ、イカ等のシーフードが、チリソース系と思われる辛口のソースにたっぷりと絡められている様子に、生唾が止まりません。。。
ここにも、付け合せに美味しいジャガイモが…辛口ソースにも良く合います!
出されていたパンに付けても文句なしに美味しかったです!
先程のスープもそうでしたが、パクチーを入れてもらっています。
香草のスッキリした香りが、ピリ辛風味を一層引き立てるように引き締めてくれて、美味しさが一段とアップ。
苦手かどうか、事前に伺ってくださるのも、嬉しい気配りですね(^o^)
ボリュームのある一品一品を平らげて大満足のお腹を整えるため(?)に、これもペルーではお馴染みの飲料である、「インカ コーラ(Inca Kola)」をいただきます。
リンク先のウィキペディアによれば、この黄色は、元々はレモングラスの花粉で着色していたことに由来するとのことで、現在は着色料が使われているようです。
〆のデザートも、ペルー風の一品をオーダーしてみました!
「マサモラ モラーダ(Mazamorra Morada)」、紫とうもろこしのデザートです。
上記リンクの食べログによれば、紫トウモロコシの煮出し汁にゼラチンを混ぜ、パイナップルやシナモン等を加えたゼリー、とあります。
この説明のとおり、紫とうもろこしの鮮やかな紫のゼリーで、パイナップルの甘酸っぱさとシナモンの豊かな芳香とで、最後まで美味しさを楽しめたディナーに相応しいトリを飾ってくれました!
想像以上に豊富で美味しいメニューの揃ったペルー料理でしたが、遥かに遠い南米の料理をも楽しむことができる東京は、世界でも各国の料理と最も豊かに接することのできる都市の1つでしょうね。
今回の東京行に際して、数多の各国料理の中からペルー料理を選んだのは、大正解!と断言できる程に、ペルー料理は多彩で魅力的でした。
ペルー原産の作物や、シーフード等を、巧みに使って日本人の口にも良く合いながら、エスニック風味をも効かせた個性豊かな味覚を堪能できるペルー料理、機会があれば、是非お試しになってみてください!!
先日アムステルダムにあるインドネシア料理店で食事をしたのですが全く美味しくなく後で日本のオランダガイドブックにはイギリス人の間で評判がよいアムステルダムのインドネシアレストランと説明されていると聞いて私も納得しました。
シーフードのメインはチュペ デ カマローネスを煮詰めたもののように見えるのですがお味はかなり違うのでしょうか?
taろうさんがいらした事のあるチリのお料理のレストランのレポートもいつか御紹介くださいね。
オーナーさんは、ペルーの方のようです。
メニューに恵まれたペルー料理でしたが、殊にジャガイモの料理は流石に原産国なだけに、唸らされる美味しさでした!
魚介を利用したあっさり風味から、コクのある肉、スパイスやハーブも上手に取り入れた多彩な美味しさに、ペルーという国の印象が一挙に上昇しました^^
チュペ デ カマローネスは円やかで濃厚な極上の風味で、ピカンテ デ マリスコスはその名のとおり、ピリリとくる辛い(ピカンテ)ソースが食欲をそそる料理でした。
イギリス人の評判のお店が不味いのに納得…と仰るのは、分かる気がします(^^;
チリ料理のレストラン、そのうち記事にしたいですが、その前に今回に触発されてもう一度行ってしまうかもしれませんw
ペルーというと、じゃがいもとトウモロコシのイメージが強いですが、まさにその両方を思いっきり楽しめるお料理の選択。
芋ラーの私にはとっても危険なレストラン。
じゃがいも料理の選択肢が多すぎて、選ぶのに30分ぐらいかかってしまいそう。
量もかなりありそうなのに、少食のtaろうさんがこれだけ食べられてしまうというのは、余程の美味しさだったのでしょうね。
紫の食べ物は熱を通すと色を薄くなってしまう傾向がありますが、紫とうもろこしの鮮やかな色にビックリ。
想像以上にジャガイモやトウモロコシを使ったレパートリーが豊富で、とても親しみやすく、日本人の口にも良く合う美味しい料理だと思いました。
香辛料やハーブも美味く使った独特の味付けもあって、ペルーが実はグルメ大国であった事実を思い知らされました!
メニューも料理のオンパレードな上に、スペイン語の名前(カタカナ表記)で書かれているので、オーダーまで時間がかかりますが、気さくなホールの方との楽しい会話にもなるし、とても雰囲気の良いお店でしたよ(^-^)
歳とともに、確実に普段の食べる量は減少していますが、こういう「ここぞ!」の時には却って食欲のタガが外れる体になってしまったようです(^^;
紫トウモロコシは、現物は紫というより寧ろ黒と言った方が言い位の濃い色ですが、どうしたらこんなに綺麗な紫になるのか、本当に不思議ですよね。
アンデスパワー!?に脱帽の、美味しいひと時でした。