時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

冬の東九州巡り-02~中津にて鱧を満喫!

2015-08-03 21:05:20 | 九州/日本
 大分県の中津で特急を途中下車、この街の特産品である、鱧をいただきに、料理店を目指します。

 中津では、が揚がると聞き、「これは是非訪れなければ…!」と密かに思っていたのですが、思っていたよりも早くに、その機会が訪れました^^

 この旅でも、最初の食事から極上の美味に恵まれて、九州の「食」の豊かさを、改めて実感することができました。

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 中津駅から徒歩数分の場所にお店を構える、「割烹 丸清(まるきよ)」。

 今回、駅からの近さで、中津に数ある鱧料理をいただくことができるお店の中から、こちらのお店に決定。

 期待に胸躍らせながら、入店しました♪



 お座敷に通されました。
 既に、しゃぶ鍋が卓上にセッティング済み。

 ワクワクしていますw



 まずは、鱧の刺身をいただきます。

 骨切りを施された鱧の身の、淡泊で上品なお味を楽しみます。
 鮮度の良い身の瑞々しさ、骨切りされた骨の独特な食感もまた、この上ない美味しさを感じさせてくれます。



 続いて、鱧の湯引き。
 京都でいうところの、「落とし」でしょうか。
 花開くように、鱧の身が美しく膨れ上がっています。

 鱧のポピュラーないただき方ですね。
 梅肉とは、本当に相性抜群!



 お吸い物も、鱧!

 身の美しさも、鱧の魅力ですね。
 結構アグレッシブな外見からは(鱧は鋭い歯を持つ肉食魚)、この素敵な身を想像するのは、中々難しいです。



 茶碗蒸しが出てきました。
 鱧のコースなので、もちろん、鱧の身入りの茶碗蒸しです♪



 天ぷらも、いただきます。
 手前のが、鱧だったかな…?



 鱧しゃぶが、いよいよスタート!

 鱧のコースを注文していて、コースのメイン的位置付けの鱧しゃぶ。
 綺麗に並べられた、投入前の鱧の身を眺めるだけで、生唾モノですw



 最初から卓上にあったしゃぶ鍋が、いよいよ本領発揮^^
 鱧の身を湯に浮かべると、見る見る丸まり、おなじみの形となっていきます♪

 撮影に没頭する間もありません(^^;)



 この姿を見るだけで、幸せな気分になることができますw

 湯引き同様に、上品でスッキリとした美味しさをじっくり噛みしめて、その風味を堪能しました。
 至福ですねぇ。。。



 鱧しゃぶ、美味しかったので、単品でも追加注文!

 せっかくの鱧尽くしの機会なので、大奮発してみました。
 あぁ美味しい…!!



 しゃぶ、しゃぶ…と、鱧の身を湯に潜らせます♪
 自然と頬が、緩んでしまいますw

 手早く、サッと湯がき終えてから、口の中へと運びます。
 刺身に劣らぬ、ジューシィで瑞々しい食感が、悦楽な心地をもたらしてくれます。



 割烹らしく?、和風なデザート。

 大満足の内に完食した、鱧尽くしの昼食でした。



 お昼時、大勢の来店客で繁盛していた、丸清さん。
 中津で今日まで長いこと親しまれてきた、割烹なのでしょうね。

 心なしか、満腹感まで上品に思えてw、上機嫌のうちに中津駅へと引き返し、次の目的地へと赴きます。



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4 コメント

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Unknown (タヌ子)
2015-08-04 07:16:23
中津名物、鱧だったんですね。
関東の人間にとって、鱧はあまり親しみのある魚ではなく、数年に一度口にするぐらいでしたが、外国に住むようになってからは一度も食べたことがないので、もう20年ぐらい食べてないかもしれません。
こんな風にお魚を切る国民って、やっぱり日本人ぐらいなのではないかと思います。
天ぷら、流石に割烹。
美味しそうに揚がってますね。
お湯に入ってお花のような形になった鱧、柔らかくて美味しかったでしょうね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2015-08-04 21:13:22
中津では、鱧が名物と聞き、「これは是非訪れねば!」と、密かに思い続けてきましたw
今回、その思いが叶うこととなり、中津訪問(もちろん初)をとても楽しみにしていました。
中津は年中鱧が揚がるそうで、流石に鱧を扱い慣れた土地柄、途中下車してお昼にしたのは、大正解でした!
鱧は外国では獲れないのでしょうか…まぁ、肉食魚で気も荒そうですし、鋭い歯を持っているので、扱いにくそうな魚ではあります。
鱧をいただくには欠かせない骨切りには、美食に対する、日本人の執念を見る思いですよね!
衣のサクサク感と具のジューシィさが、天ぷらの命ですよね。
割烹で食事をする醍醐味です♪
湯引きは、鱧料理のの代表格。
見かけの美しさと、上品な風味とで、この上なく幸せな気分に浸ることができた美味しさでした。
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Unknown (kiki)
2015-08-04 21:53:17
鱧、大好きです。
大分県は本当にいろいろと海の幸が美味しく食べる事ができる所なのですね。
やはり鱧は専門店で頂かなくてはなのですね。
先日食べた鱧が美味しくなくて・・・・、京都なのに・・・・。
何だかゴムみたいで。
鱧しゃぶ、食べてみたいです!
それにしても毎日暑いですね・・・。ブログ再開しなくてはと思いつつまったくやる気がおきません(汗)
まだまだ酷暑が続きそうですね。お体ご自愛下さい。
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kikiさん。 (taろう)
2015-08-04 23:53:50
鱧も、あの見てくれから、こんなにも綺麗で、上品な美味しさの身が中々想像できない、不思議な魚ですよね。
大分県と聞くと、まず別府や湯布院といった温泉が頭に浮かび、福岡や長崎、熊本、鹿児島といったメジャーどころと比べていささか地味なイメージですが、山海の恵み豊かな、知る人ぞ知る美食処であることが、何度かの訪問で分かりました(佐伯も大分県ですしね)。
京都で「はずれ」の鱧にあたるのは、とても悲しいですね。
でも、京都の「専門店」でいただいたら、お値段も凄まじいことになりそうで、怖いです;
鱧しゃぶ、自分で「落とし」を作っている気分になれて、美味しさと楽しさとを、同時に楽しむことができました♪
湯がくと、身が花咲くように湯の中で開いていく様子に見とれてしまい、食べ頃を逃してしまいかけたりもしていましたw
気温&湿度のコンボで毎年酷暑な京都の夏ですが、今年は殊に酷いですよね><
私も今のところ、ブログ更新はギリギリ状態です;;
まずは健康第一、ご体調崩されませんよう、kikiさんもご自愛ください。
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