
今回の長崎&太良周遊の旅も最終日、佐賀県太良町の肥前大浦から京都への帰途に就きますが、まずは新幹線に乗車する博多まで、普通列車でのんびり移動します。
ゴールデンウィークも終盤、Uターンもピークなこの日、博多から京都までの新幹線は16時前の電車を押さえてあるので、時間はたっぷりあります。
なので、博多までは途中で特急に乗り換えることなく、普通列車で行くことにしました。
博多までは、長崎本線が鹿児島本線と合流する鳥栖(とす)で1回の乗り換えで、2時間21分の道程でした。
途中で特急に乗り換える行程よりも、31分所要時間が延びました。
<肥前大浦→鳥栖>
<鳥栖→博多>

朝の肥前大浦駅。
既に乗車する電車が、ホームに停車しています。

乗車するのは、この肥前大浦で折り返す、鳥栖行普通列車です。
つまり、ここが始発駅となります。
終点の鳥栖まで、2両編成のワンマン運転です。

快晴の肥前大浦を間もなく発車します。
この電車は9時23分発ですが、この電車に乗り遅れると、次の鳥栖方面の電車は13時50分発…4時間以上待たなければなりません;;
佐賀県と長崎県との県境でもあるこの辺りは、長崎本線でも最も乗降客の少ない区間です。

肥前大浦を発車した電車は、太良町の隣に位置する鹿島市の中心駅である肥前鹿島の手前まで、ほぼ有明海に沿って走ります。
しばらくの間、このような眩い陽光の中、穏やかな海が広がる風光明媚な景色を楽しむことができました。

海岸に沿って、道路と寄り添うように並行します。
急カーブも多くスピードも控え目ですが、おかげで美しい景色を存分に味わうことができます♪
正面の小さな湾をぐるりと回り込んで、湾の向こう側の陸地の海沿いへと、この後進んでいきます。
正面の陸地には、架線を吊るす電柱が等間隔に立っているのがお分かりでしょうか。

並行する道路と一緒に、湾に沿って急カーブを進みます。
このような特徴的な地形を走行するこの区間は、とても見応えのある風景となっています^^

湾奥部には、列車同士の行き違いができる、里(さと)信号所があります。
信号所内も急カーブ、徐行しながら通過します。

小さな入江は橋で跨ぎます。
並行する道路は、線路よりも更に海側の湾口部に橋を架けています。

先程までの変化に富む地形とはうって変わって、有明海が一面に広がる光景が目に飛び込んできました!
遮るもののない、逆光を照り返す、雄大な海原の景色です。
この時は満潮であったらしく、道路際まで海水に満たされていました。
有明海は干満の差が激しく、この辺りは干潮時には、一面の干潟となりますが、その眺めもまた、有明海独特の印象的な眺めとなります。
以前レンタカーで、並行するこの道路を走ったことがありますが、その時は干潮時で、車を停めて、遥か沖まで干上がった風景にしばらく見入っていました。
これも有明海の代名詞になっている、ムツゴロウなどの生き物の姿もたくさん観察できました^^

普通列車の車内の様子。
左奥のボックス状のところが運転台で、その右脇には路線バスにあるような運賃箱が設置されています。

…見にくいですが;、右上のところには、これまた路線バスにあるような運賃表があります。

とてもローカルな区間を走る電車ですが、シートは木材や皮を使用した転換クロスシートという、ゴージャスでモダンな電車です。
JR九州の電車は装備が充実していてしかも個性的、乗っているだけでも結構楽しめます♪

始発の肥前大浦を発車直後は2両編成でもガラガラだった車内も、肥前鹿島、佐賀…等主要駅に停車の度に乗客が増えていき、最終的には立っているお客さんもギッシリな満員の状態で、鳥栖への最終区間を走行しました。
Jリーグのサガン鳥栖がホームとする、鳥栖スタジアムが見えてくると、間もなく鳥栖です。

肥前大浦から所要1時間53分の11時16分、鳥栖に到着しました。
肥前大浦から乗車してきた、長崎本線の電車はこの駅で終点なので、博多方面への鹿児島本線の電車に乗り換えます。

鳥栖は博多や熊本等へ通じる鹿児島本線から長崎本線が分岐する、鉄道の要衝ともいえる駅です。
私の乗車してきた電車は、折り返し長崎行の普通列車となっていました。

到着したホームの反対側のホームに、博多方面への快速電車がすぐに入ってきました。
1分の連絡でしかも快速ということで、扉位置には多くの方が列をなしていましたが、何とか座れそうだったので、この電車に乗車して博多を目指しました。

自分的にはとても懐かしいカラーの電車を見かけたので、つい撮影してしまいました(^^;
中高生の頃住んでいた地域では、「赤電」と呼ばれていたっけ。。。

鳥栖からは、快速では30分足らずの27分の所要時間、11時44分には博多に到着しました。
…2時間半足らずで、次の電車まで4時間待ちという過疎地の無人駅から人口100万を超える大都市のターミナルに到着…何というか、その酷く非現実的に感じた、大きなギャップでした;

あと4時間程で、九州ともお別れです(´-`)
とはいえ、4時間「も」ある…さてさてどうしよう。。。

九州新幹線の博多延伸に合わせて、すっかり装いを新たにした巨大な博多駅。
九州の表玄関に相応しい、屏風のように聳える、堂々とした駅ビルです。
疲れもあって、あまり街中をうろつく気にもならなかったので、とりあえずはお昼時でもあり、新装なったこの博多駅ビルでランチをいただくとしましょう(^o^)
ゴールデンウィークも終盤、Uターンもピークなこの日、博多から京都までの新幹線は16時前の電車を押さえてあるので、時間はたっぷりあります。
なので、博多までは途中で特急に乗り換えることなく、普通列車で行くことにしました。
博多までは、長崎本線が鹿児島本線と合流する鳥栖(とす)で1回の乗り換えで、2時間21分の道程でした。
途中で特急に乗り換える行程よりも、31分所要時間が延びました。
<肥前大浦→鳥栖>
<鳥栖→博多>
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朝の肥前大浦駅。
既に乗車する電車が、ホームに停車しています。

乗車するのは、この肥前大浦で折り返す、鳥栖行普通列車です。
つまり、ここが始発駅となります。
終点の鳥栖まで、2両編成のワンマン運転です。

快晴の肥前大浦を間もなく発車します。
この電車は9時23分発ですが、この電車に乗り遅れると、次の鳥栖方面の電車は13時50分発…4時間以上待たなければなりません;;
佐賀県と長崎県との県境でもあるこの辺りは、長崎本線でも最も乗降客の少ない区間です。

肥前大浦を発車した電車は、太良町の隣に位置する鹿島市の中心駅である肥前鹿島の手前まで、ほぼ有明海に沿って走ります。
しばらくの間、このような眩い陽光の中、穏やかな海が広がる風光明媚な景色を楽しむことができました。

海岸に沿って、道路と寄り添うように並行します。
急カーブも多くスピードも控え目ですが、おかげで美しい景色を存分に味わうことができます♪
正面の小さな湾をぐるりと回り込んで、湾の向こう側の陸地の海沿いへと、この後進んでいきます。
正面の陸地には、架線を吊るす電柱が等間隔に立っているのがお分かりでしょうか。

並行する道路と一緒に、湾に沿って急カーブを進みます。
このような特徴的な地形を走行するこの区間は、とても見応えのある風景となっています^^

湾奥部には、列車同士の行き違いができる、里(さと)信号所があります。
信号所内も急カーブ、徐行しながら通過します。

小さな入江は橋で跨ぎます。
並行する道路は、線路よりも更に海側の湾口部に橋を架けています。

先程までの変化に富む地形とはうって変わって、有明海が一面に広がる光景が目に飛び込んできました!
遮るもののない、逆光を照り返す、雄大な海原の景色です。
この時は満潮であったらしく、道路際まで海水に満たされていました。
有明海は干満の差が激しく、この辺りは干潮時には、一面の干潟となりますが、その眺めもまた、有明海独特の印象的な眺めとなります。
以前レンタカーで、並行するこの道路を走ったことがありますが、その時は干潮時で、車を停めて、遥か沖まで干上がった風景にしばらく見入っていました。
これも有明海の代名詞になっている、ムツゴロウなどの生き物の姿もたくさん観察できました^^

普通列車の車内の様子。
左奥のボックス状のところが運転台で、その右脇には路線バスにあるような運賃箱が設置されています。

…見にくいですが;、右上のところには、これまた路線バスにあるような運賃表があります。

とてもローカルな区間を走る電車ですが、シートは木材や皮を使用した転換クロスシートという、ゴージャスでモダンな電車です。
JR九州の電車は装備が充実していてしかも個性的、乗っているだけでも結構楽しめます♪

始発の肥前大浦を発車直後は2両編成でもガラガラだった車内も、肥前鹿島、佐賀…等主要駅に停車の度に乗客が増えていき、最終的には立っているお客さんもギッシリな満員の状態で、鳥栖への最終区間を走行しました。
Jリーグのサガン鳥栖がホームとする、鳥栖スタジアムが見えてくると、間もなく鳥栖です。

肥前大浦から所要1時間53分の11時16分、鳥栖に到着しました。
肥前大浦から乗車してきた、長崎本線の電車はこの駅で終点なので、博多方面への鹿児島本線の電車に乗り換えます。

鳥栖は博多や熊本等へ通じる鹿児島本線から長崎本線が分岐する、鉄道の要衝ともいえる駅です。
私の乗車してきた電車は、折り返し長崎行の普通列車となっていました。

到着したホームの反対側のホームに、博多方面への快速電車がすぐに入ってきました。
1分の連絡でしかも快速ということで、扉位置には多くの方が列をなしていましたが、何とか座れそうだったので、この電車に乗車して博多を目指しました。

自分的にはとても懐かしいカラーの電車を見かけたので、つい撮影してしまいました(^^;
中高生の頃住んでいた地域では、「赤電」と呼ばれていたっけ。。。

鳥栖からは、快速では30分足らずの27分の所要時間、11時44分には博多に到着しました。
…2時間半足らずで、次の電車まで4時間待ちという過疎地の無人駅から人口100万を超える大都市のターミナルに到着…何というか、その酷く非現実的に感じた、大きなギャップでした;

あと4時間程で、九州ともお別れです(´-`)
とはいえ、4時間「も」ある…さてさてどうしよう。。。

九州新幹線の博多延伸に合わせて、すっかり装いを新たにした巨大な博多駅。
九州の表玄関に相応しい、屏風のように聳える、堂々とした駅ビルです。
疲れもあって、あまり街中をうろつく気にもならなかったので、とりあえずはお昼時でもあり、新装なったこの博多駅ビルでランチをいただくとしましょう(^o^)
乗り換えがある旅は、時刻表を丹念にみて計画をたてなければならないのでtaろうさんのように時刻表を楽しんで読まれる方にとっては苦にならないのだと思います。
私は0-12時までは読めるのですが13時以降が問題なのです。イギリスにもどるための飛行機成田発21時半を夜中の1時半と勘違いして乗り遅れたり、日曜日のバス最終便22時半を夜中の12時半と思い込み結局タクシーを使わなくてはならない羽目になったことがあります。どうしてもうまく引き算(12を引くこと)ができないのです。
ローカル線にこれだけ凝ったデザインの電車が走る国って日本だけかもしれません。日本はまだまだお金持ちの国だなっと思いました。
仰るとおり、乗り換え時には首尾良くいくか、多少緊張することもままありますが(^^;)、今回の乗り換えは鳥栖での1回だけで、しかも降りたホームの反対側に乗り換えの電車が入ってきたので、非常に楽に乗り換えができて、幸運でした。
私は24時間制と12時間制との変換で、12ではなく10を引いてしまっての失敗を、結構やらかします;
私にも経験がありますが、飛行機に乗り遅れると、他の交通機関にもまして絶望的な気分になりますよね><
JR九州の電車はたのJR各社に比べて個性的でユニークなデザインで、乗車するだけでも楽しい気分になります♪
こうしたちょっとした遊び心のようなものを感じられるセンスが素敵な、JR九州です。