
真如堂、実相院で紅葉を堪能した後まだ時間があったので、もう少し北の鞍馬へ足を伸ばしてみることにしました。
鞍馬には温泉があり、露天風呂に浸かりながらこの日のもみじ狩りの余韻を噛みしめようか…と柄にもなく風流な気分になっていました(^^;
見事だった紅葉に感化されたのかもしれません。
<実相院~叡電岩倉駅>
(リンク先画面左の3Dボタンをクリックするとルートが3Dで進みます←Google Earth)
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:実相院
B:叡電岩倉駅
<叡山電車乗車区間(岩倉~鞍馬)>
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:岩倉駅
B:鞍馬駅
<叡電鞍馬駅~くらま温泉>
(リンク先画面左の3Dボタンをクリックするとルートが3Dで進みます←Google Earth)
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:叡電鞍馬駅
B:くらま温泉
<叡山電車乗車区間(鞍馬~出町柳)>
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:鞍馬駅
B:出町柳駅
______________________________________________

実相院から叡山電車(叡電)の岩倉駅まで、来た道とは異なる経路で戻ります。
私は岩倉には土地勘もほとんどなかったので、往路は車やバスも通る通行量の多い道を往きましたが、復路はのどかな岩倉川沿いの小径を歩きました。
沿道は住宅と畑地とが混在して緑も多く、気持ちの良い散策が楽しめます^^
このあたりの岩倉川には蛍も生息しているそうで、地域の方々がその環境を大切に保たれているのでしょう、水中を戯れる小魚達もはっきりと判別できる程の、流れは透き通った清流でした。
住宅の背後には、所々色付いた山肌を見せている比叡山の姿を遠望することができました。

実相院から徒歩およそ15分で岩倉駅に到着、ここから叡電で鞍馬へ向かいます。
途中、先月末までライトアップもされていた、もみじのトンネルの区間を通過します。
この日は、多くのもみじの木が既に落葉を終えて、枝だけとなった姿を線路の両側に晒している光景が目に入るのみで、わずか6日間のうちに起こったあまりの激しい変貌ぶりに驚いてしまいました;

岩倉から約20分弱で鞍馬に到着。
叡電はこの駅が終点となり、お寺のような駅舎が出迎えてくれます。

鞍馬といえば天狗、駅の看板の注意書きもこのとおり、チャッカリ便乗していますw

天狗ゆかりの地であるということで、鞍馬駅前に置かれている天狗のオブジェ。
歓迎されていま…す(^^;

鞍馬駅から800mを歩くこと約10分で、くらま温泉に到着しました。
鞍馬駅から送迎バスが電車の到着に合わせて運行されていますが、駅前の天狗を撮影している間に出発されてしまいました(TT)

露天風呂には、「峰麓湯」という風流な名前が付けられています。

気持ちの良い空気を吸いながら、広い湯船でゆったり寛ぐ…「日本人に生まれて良かった~」と心から思えるひと時です^^
日頃の運動不足がたたり;、バテ気味の足腰も優しく癒してくれました!
ここは山林に囲まれているので、森林浴をしながら温泉に入っている気分です。
くらま温泉の泉質は単純硫化水素泉で、リュウマチや神経痛等に効能があるようです。
泉温は15℃とのことなので加熱されているのでしょうが、露天風呂はやっぱり気持ちが良いです!!
のんびり湯に浸かってしばらくすると先客が皆上がってしまい、貸切り状態に♪

露天風呂を心ゆくまで楽しんだ後は、くらま温泉本館へ。
本館には大浴場や食事処などがあり、宿泊もできます。
入浴は露天風呂で堪能したので、15時前後という中途半端な時間帯でしたが、昼食のタイミングを逃して空腹感を訴えていた胃袋を満たしにかかりました。

くらま温泉名物という、地鶏山菜釜ごはん。
あっさりとしながらコクのある地鶏と山菜の風味がしっかり染み込んだ、美味しい釜飯でした!
注文を聞いてから炊き上げるので出てくるまで20分程かかりますが、待つ価値は充分ある味です。
一見少なそうに見えますが、お茶碗2~3杯分(よそう量で変わります)位のボリュームで余程の空腹でない限り、まぁ(一般的日本人にとっては)適量といえるのではないでしょうか。

「適量」と言った舌の根も乾いていませんが、少し「余程の空腹」状態だったので、奮発して本日の川魚とお造りが付いたセットを注文しました(^^;
川魚は鮎でしょうか。
臭みもなくタップリと詰まっていた身をかぶり尽くしましたw

お腹も膨れて良い休憩になったくらま温泉を後にして、鞍馬駅へと戻ります。
特段急ぐこともないので、再び地区を貫く一本道を歩きました。
鞍馬は山里、道路の両側に住宅が建ち並び、屏風のような尾根が背後に迫ります。

このような木の格子が付いた古い家も見受けられ、歴史の古い集落であることが窺えます。

鞍馬の中心ともいうべき鞍馬寺。
鞍馬駅からも近い所にあります。
山内を巡って、もみじ灯篭を紹介した貴船へと抜けることもできます。
鞍馬寺も紅葉の名所ですが、既に落葉を終えていました。
毎年10月22日に行なわれる鞍馬の火祭は、鞍馬寺の境内にある由岐神社の例祭です。

鞍馬駅へ戻ってきました。
駅舎内は、このようにセピア色の照明も灯ってレトロな雰囲気が漂います。
なお、この現役駅舎自体は平成元年頃に改築されたものです。
電車が来るまで改札口は閉鎖されていて、ホームへ入れません。

鞍馬駅には、ホームにも天狗の顔が飾られています。

奇しくも岩倉から鞍馬まで乗車した電車と同じ車両だったこの電車で、出町柳への帰途に就きました。
もみじのトンネルの動画を撮った後は、この日の行程を振り返りながら心地良い疲れに身を委ねて微睡んでいた、出町柳までの約30分間でした。
鞍馬には温泉があり、露天風呂に浸かりながらこの日のもみじ狩りの余韻を噛みしめようか…と柄にもなく風流な気分になっていました(^^;
見事だった紅葉に感化されたのかもしれません。
<実相院~叡電岩倉駅>
(リンク先画面左の3Dボタンをクリックするとルートが3Dで進みます←Google Earth)
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:実相院
B:叡電岩倉駅
<叡山電車乗車区間(岩倉~鞍馬)>
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:岩倉駅
B:鞍馬駅
<叡電鞍馬駅~くらま温泉>
(リンク先画面左の3Dボタンをクリックするとルートが3Dで進みます←Google Earth)
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:叡電鞍馬駅
B:くらま温泉
<叡山電車乗車区間(鞍馬~出町柳)>
(ルートの表示位置や縮尺等はディスプレイの解像度やお好みに合わせて適宜調節してください)
A:鞍馬駅
B:出町柳駅
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実相院から叡山電車(叡電)の岩倉駅まで、来た道とは異なる経路で戻ります。
私は岩倉には土地勘もほとんどなかったので、往路は車やバスも通る通行量の多い道を往きましたが、復路はのどかな岩倉川沿いの小径を歩きました。
沿道は住宅と畑地とが混在して緑も多く、気持ちの良い散策が楽しめます^^
このあたりの岩倉川には蛍も生息しているそうで、地域の方々がその環境を大切に保たれているのでしょう、水中を戯れる小魚達もはっきりと判別できる程の、流れは透き通った清流でした。
住宅の背後には、所々色付いた山肌を見せている比叡山の姿を遠望することができました。

実相院から徒歩およそ15分で岩倉駅に到着、ここから叡電で鞍馬へ向かいます。
途中、先月末までライトアップもされていた、もみじのトンネルの区間を通過します。
この日は、多くのもみじの木が既に落葉を終えて、枝だけとなった姿を線路の両側に晒している光景が目に入るのみで、わずか6日間のうちに起こったあまりの激しい変貌ぶりに驚いてしまいました;

岩倉から約20分弱で鞍馬に到着。
叡電はこの駅が終点となり、お寺のような駅舎が出迎えてくれます。

鞍馬といえば天狗、駅の看板の注意書きもこのとおり、チャッカリ便乗していますw

天狗ゆかりの地であるということで、鞍馬駅前に置かれている天狗のオブジェ。
歓迎されていま…す(^^;

鞍馬駅から800mを歩くこと約10分で、くらま温泉に到着しました。
鞍馬駅から送迎バスが電車の到着に合わせて運行されていますが、駅前の天狗を撮影している間に出発されてしまいました(TT)

露天風呂には、「峰麓湯」という風流な名前が付けられています。

気持ちの良い空気を吸いながら、広い湯船でゆったり寛ぐ…「日本人に生まれて良かった~」と心から思えるひと時です^^
日頃の運動不足がたたり;、バテ気味の足腰も優しく癒してくれました!
ここは山林に囲まれているので、森林浴をしながら温泉に入っている気分です。
くらま温泉の泉質は単純硫化水素泉で、リュウマチや神経痛等に効能があるようです。
泉温は15℃とのことなので加熱されているのでしょうが、露天風呂はやっぱり気持ちが良いです!!
のんびり湯に浸かってしばらくすると先客が皆上がってしまい、貸切り状態に♪

露天風呂を心ゆくまで楽しんだ後は、くらま温泉本館へ。
本館には大浴場や食事処などがあり、宿泊もできます。
入浴は露天風呂で堪能したので、15時前後という中途半端な時間帯でしたが、昼食のタイミングを逃して空腹感を訴えていた胃袋を満たしにかかりました。

くらま温泉名物という、地鶏山菜釜ごはん。
あっさりとしながらコクのある地鶏と山菜の風味がしっかり染み込んだ、美味しい釜飯でした!
注文を聞いてから炊き上げるので出てくるまで20分程かかりますが、待つ価値は充分ある味です。
一見少なそうに見えますが、お茶碗2~3杯分(よそう量で変わります)位のボリュームで余程の空腹でない限り、まぁ(一般的日本人にとっては)適量といえるのではないでしょうか。

「適量」と言った舌の根も乾いていませんが、少し「余程の空腹」状態だったので、奮発して本日の川魚とお造りが付いたセットを注文しました(^^;
川魚は鮎でしょうか。
臭みもなくタップリと詰まっていた身をかぶり尽くしましたw

お腹も膨れて良い休憩になったくらま温泉を後にして、鞍馬駅へと戻ります。
特段急ぐこともないので、再び地区を貫く一本道を歩きました。
鞍馬は山里、道路の両側に住宅が建ち並び、屏風のような尾根が背後に迫ります。

このような木の格子が付いた古い家も見受けられ、歴史の古い集落であることが窺えます。

鞍馬の中心ともいうべき鞍馬寺。
鞍馬駅からも近い所にあります。
山内を巡って、もみじ灯篭を紹介した貴船へと抜けることもできます。
鞍馬寺も紅葉の名所ですが、既に落葉を終えていました。
毎年10月22日に行なわれる鞍馬の火祭は、鞍馬寺の境内にある由岐神社の例祭です。

鞍馬駅へ戻ってきました。
駅舎内は、このようにセピア色の照明も灯ってレトロな雰囲気が漂います。
なお、この現役駅舎自体は平成元年頃に改築されたものです。
電車が来るまで改札口は閉鎖されていて、ホームへ入れません。

鞍馬駅には、ホームにも天狗の顔が飾られています。

奇しくも岩倉から鞍馬まで乗車した電車と同じ車両だったこの電車で、出町柳への帰途に就きました。
もみじのトンネルの動画を撮った後は、この日の行程を振り返りながら心地良い疲れに身を委ねて微睡んでいた、出町柳までの約30分間でした。
観光用に造られた街ではなく自然体なのが魅力。
水を綺麗に保つ為に、家庭排水にもきっと気を使っているのでしょうね。
紅葉は1週間で随分姿を変えてしまうものですね。
真っ盛りの映像を見ているだけに、なんだか物悲しさを感じます。
気持ちの良い温泉と美味しそうな地鶏山菜釜ごはんが待っていれば何キロでも歩けそうです。
蛍のいる川の流れ、豊かに野菜が育つ畑や、借景でも楽しめる比叡の山並みを眺めながら、そう感じました。
もみじのトンネルの変わりようには、わたしも驚きました。
もみじも桜と同様、その儚げに散りゆく姿が日本人の美意識として、心の琴線に触れてきたのでしょうね。
釜ごはんを食べたのは、本当に久しぶりでした!
歩き疲れた体を温泉で癒した後でいただく山の幸は、お腹にも優しいご馳走でした^^