しだれ梅で知られる、城南宮の神苑を訪ねます。
<<城南宮 弥生の観梅-01>
どの程度、開花が進んでいるのかが気掛かりでしたが、神苑へと入ってみれば、枝垂れた枝に無数の花や開花直前の膨れ上がった蕾をたわわに付けた、幾多のしだれ梅の木々が、目に入る風景を淡い紅白に染め上げていました。
梅の花の蜜に誘われたメジロも訪れる、華やいだ早春の絶景を、心ゆくまで堪能します!
<城南宮>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
城南宮の社殿にお参りを済ませて、しだれ梅の鑑賞に、これより神苑へと足を踏み入れます。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
神苑への入口には、しだれ梅と共に見頃を迎える、椿の開花状況も掲示されていました。
しだれ梅と椿は、共に見頃を迎えつつあるようでした。
神苑へと入苑して、まず出迎えてくれたのは、椿の花。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
足元には、既に落ちた椿の花も、ちらほら。
花の命は、やはり一瞬の煌きの如く、美しくも儚いものですね。
入口から少し歩くと、視界が開けた先には…枝垂れた枝を紅白に彩った、たくさんのしだれ梅の木々の艶やかな姿が、広がっていました!
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
これは…この先、素敵な眺めを楽しむことができそうです♪
神苑を訪れた多くの人々も、思い思いに足を止めて、この素敵な光景の撮影に興じていました。
枝垂れた枝を、下から眺め上げると、中々壮観ですね。
しだれ梅を間近で眺める機会は、今回が初めてです。
細い一本の枝に、玉のように連なる花の並びに、いきなり目を奪われてしまいました。
清楚で凛とした白梅に対し、華麗な艶やかさが魅力的な紅梅にも、惹き付けられてしまいます。
紅というよりも寧ろ、桃色の可憐な花々が集まると、どこか妖艶な情緒も醸し出しているように感じられます。
最初、枝に連なっていた、桃色の大きな玉のように見えているのは、蕾かと思いましたが、よく目を凝らして見てみると、いっぱいに開花した花でした。
もちろん、蕾もまだたくさんありましたが、蕾はもっと小さな、粒のような塊に見えていたものでした。
正に、絢爛かつ風雅な、しだれ梅の絶景です!
細く枝垂れた枝が、風にそよぐ様は、実に雅な光景でした。
しだれ桜もそうですが、しだれ梅も、京都の情感を遺憾なく醸し出してくれますね。
広い敷地の神苑ですが、このように、しだれ梅が順路の両側いっぱいに、ひしめくように並んでいるので、所によっては、満開のしだれ梅のトンネルをくぐるような感覚も、楽しむことができました。
見頃を迎えたということで、大勢の人々が、この「しだれ梅のトンネル」の風情を楽しんでいました。
せせらぎを背景としても、穏やかな早春の華やいだ雰囲気を、感じ取ることができます。
花の色の、美しい紅白の取り合わせに、ついつい見入ってしまいます。
下から見上げた、紅梅のしだれ梅。
梅の花が華やかに降り注ぐ、シャワーであるかのよう。
花の塊1つ1つが、桃色の水滴にも見えて、開花の勢いの強さを感じます。
遠近をズームでグッと圧縮させてみると、視界一面が、満開を迎えつつある梅花の、紅白が入り交じり合って、壮観な眺めとなっていました!
少し奥の方の梅にピントが合っていますが、不思議な立体感を感じさせる画像になりました。
紅梅だけでなく、もちろん白梅の立派なしだれ梅も健在です。
華やかな紅梅に対して、清楚な白梅ですね。
色の付いている紅梅の方が、やはり強い印象を与えるせいか、紅梅の数の方がかなり多いように思えましたが、それぞれに異なる個性で双方共、観る人々を魅了していました。
白梅は、白のイメージからか、枝垂れる枝もスッキリと直線的に見えるのが、不思議でした。
こうして、幾多の枝垂れている枝の様子を画像の中に切り取ってみると、清らかな雫が絶え間なく滴っているようにも見えますね。
花の蜜を吸いに、メジロも何羽か、細い枝と戯れていました。
梅の花びらとも戯れつつ、夢中で蜜を吸うメジロ。
白いアイリングも、周りの白梅とシンクロして、絵になります。
メジロは、梅の蜜が大好物とのことで、この白梅の樹のあちこちで、何羽ものメジロが花の蜜を求めて、枝を揺らしていました。
枝垂れている枝を、今度は上から眺めてみましたw
枝の先端まで、たわわに花を連ねている様子は、上からの構図でも、よく分かります。
桜程のインパクトではありませんが、梅もまた、花弁が点々と地面に散る風情が素晴らしいですね。
そして、白梅もまた下から見上げてみると、満開の花の勢いある眺めは、圧巻でした!
真っ白に膨れ上がったかのような枝振りが、見れば見る程に不思議な質感をもって、迫り来るように思えました。
一羽のメジロが、ちょうどカメラを向けていた真正面で、羽を休めてくれました^^
ピントも奇跡的に、メジロさんにドンピシャリ!
コンデジのズームを目一杯かけて撮影した画像を更にトリミングしても、メジロと白梅の爽快感溢れるシャープさを感じることができて、幸せな気分にw
ぷっくりとしているイメージを抱いていたメジロでしたが、意外とスリムで、目つきも精悍なのですね。
鶯色の羽毛も、とても綺麗です。
整然とした枝振りの白梅とは対照的に、奔放に枝を伸ばしている…といった風な、紅梅のしだれ梅。
枝垂れ掛かってくる細い枝の描く、見事なアーチが見事!
逆光に透ける小さな花弁1つ1つが、それぞれ濃淡のコントラストに彩られて、樹全体を染め上げていた桃色に、不思議な立体感を纏わせていました。
花や蕾というよりも、実のようにも思えてしまいそうな、幻想的な眺めでした。
百花繚乱の絶景で観る者を魅了する、城南宮のしだれ梅。
ここまで密生して、枝垂れた枝が重なり合うと、壮観そのものの風景ですね!
桃色の花が圧倒的に多い中、白や真の紅の色が、所々アクセントのように存在をアピールして、アクセントに富んだ満開の梅の景色を、演出していました。
手前に白梅、奥に紅梅。
紅白のしだれ梅を1つの画像に収めるアングルが意外に獲りづらく、逆光ながら貴重な1枚となりました(^^;)
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
逆光となったことで、殊に手前の白梅の花の透明感が増しました。
明るい日光に映えて、花と幹とが、クッキリとしたコントラストに。
それぞれピントを、手前の白梅に合わせたものと、奥の紅梅に合わせたもの。
同じ眺めでも、ピントの合わせ方で、印象が結構変わるものですね…。
直感的に「ザ・梅w」と感じてしまった、可憐な花w
厚みの感じられる花弁の質感が、実に艶やかに見えます。
こうして見ると、しだれ梅の花は、数多くの花弁が重なり合っていることが、分かりました。
蕾から開きつつある花の様子も、とてもチャーミングですね♪
見頃に差し掛かったタイミングに訪れて、蕾から満開までの、色々な段階にある花を観賞することができた、この日の観梅です。
貴重な?、白梅のほうが引き立っている眺め。
枝垂れている枝が、暖簾のように見えますね。
その紅白の暖簾を、大勢の観覧者たちが、花を愛でながら潜り抜けていきます。
咲き乱れるしだれ梅を、仰ぎ見ます。
空に透けるような桃色が、とても印象的な、逆光の景色。
背景の空が、繊細な枝1本1本までも、花や蕾を付けている様子を、クッキリと浮かび上がらせます。
梅の花のシャワーを浴びているが如き、不思議で幻想的な光景が、眼前に広がっていました。
2月下旬から3月にかけての、ほんの一時繰り広げられる、城南宮神苑での、しだれ梅による雅やかな饗宴。
早春の陽気の下で、穏やかに心和みつつ、ゆったりとした気分で満喫した、素敵な観梅でした。
<城南宮 弥生の観梅-03>>
<<城南宮 弥生の観梅-01>
どの程度、開花が進んでいるのかが気掛かりでしたが、神苑へと入ってみれば、枝垂れた枝に無数の花や開花直前の膨れ上がった蕾をたわわに付けた、幾多のしだれ梅の木々が、目に入る風景を淡い紅白に染め上げていました。
梅の花の蜜に誘われたメジロも訪れる、華やいだ早春の絶景を、心ゆくまで堪能します!
<城南宮>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
城南宮の社殿にお参りを済ませて、しだれ梅の鑑賞に、これより神苑へと足を踏み入れます。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
神苑への入口には、しだれ梅と共に見頃を迎える、椿の開花状況も掲示されていました。
しだれ梅と椿は、共に見頃を迎えつつあるようでした。
神苑へと入苑して、まず出迎えてくれたのは、椿の花。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
足元には、既に落ちた椿の花も、ちらほら。
花の命は、やはり一瞬の煌きの如く、美しくも儚いものですね。
入口から少し歩くと、視界が開けた先には…枝垂れた枝を紅白に彩った、たくさんのしだれ梅の木々の艶やかな姿が、広がっていました!
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
これは…この先、素敵な眺めを楽しむことができそうです♪
神苑を訪れた多くの人々も、思い思いに足を止めて、この素敵な光景の撮影に興じていました。
枝垂れた枝を、下から眺め上げると、中々壮観ですね。
しだれ梅を間近で眺める機会は、今回が初めてです。
細い一本の枝に、玉のように連なる花の並びに、いきなり目を奪われてしまいました。
清楚で凛とした白梅に対し、華麗な艶やかさが魅力的な紅梅にも、惹き付けられてしまいます。
紅というよりも寧ろ、桃色の可憐な花々が集まると、どこか妖艶な情緒も醸し出しているように感じられます。
最初、枝に連なっていた、桃色の大きな玉のように見えているのは、蕾かと思いましたが、よく目を凝らして見てみると、いっぱいに開花した花でした。
もちろん、蕾もまだたくさんありましたが、蕾はもっと小さな、粒のような塊に見えていたものでした。
正に、絢爛かつ風雅な、しだれ梅の絶景です!
細く枝垂れた枝が、風にそよぐ様は、実に雅な光景でした。
しだれ桜もそうですが、しだれ梅も、京都の情感を遺憾なく醸し出してくれますね。
広い敷地の神苑ですが、このように、しだれ梅が順路の両側いっぱいに、ひしめくように並んでいるので、所によっては、満開のしだれ梅のトンネルをくぐるような感覚も、楽しむことができました。
見頃を迎えたということで、大勢の人々が、この「しだれ梅のトンネル」の風情を楽しんでいました。
せせらぎを背景としても、穏やかな早春の華やいだ雰囲気を、感じ取ることができます。
花の色の、美しい紅白の取り合わせに、ついつい見入ってしまいます。
下から見上げた、紅梅のしだれ梅。
梅の花が華やかに降り注ぐ、シャワーであるかのよう。
花の塊1つ1つが、桃色の水滴にも見えて、開花の勢いの強さを感じます。
遠近をズームでグッと圧縮させてみると、視界一面が、満開を迎えつつある梅花の、紅白が入り交じり合って、壮観な眺めとなっていました!
少し奥の方の梅にピントが合っていますが、不思議な立体感を感じさせる画像になりました。
紅梅だけでなく、もちろん白梅の立派なしだれ梅も健在です。
華やかな紅梅に対して、清楚な白梅ですね。
色の付いている紅梅の方が、やはり強い印象を与えるせいか、紅梅の数の方がかなり多いように思えましたが、それぞれに異なる個性で双方共、観る人々を魅了していました。
白梅は、白のイメージからか、枝垂れる枝もスッキリと直線的に見えるのが、不思議でした。
こうして、幾多の枝垂れている枝の様子を画像の中に切り取ってみると、清らかな雫が絶え間なく滴っているようにも見えますね。
花の蜜を吸いに、メジロも何羽か、細い枝と戯れていました。
梅の花びらとも戯れつつ、夢中で蜜を吸うメジロ。
白いアイリングも、周りの白梅とシンクロして、絵になります。
メジロは、梅の蜜が大好物とのことで、この白梅の樹のあちこちで、何羽ものメジロが花の蜜を求めて、枝を揺らしていました。
枝垂れている枝を、今度は上から眺めてみましたw
枝の先端まで、たわわに花を連ねている様子は、上からの構図でも、よく分かります。
桜程のインパクトではありませんが、梅もまた、花弁が点々と地面に散る風情が素晴らしいですね。
そして、白梅もまた下から見上げてみると、満開の花の勢いある眺めは、圧巻でした!
真っ白に膨れ上がったかのような枝振りが、見れば見る程に不思議な質感をもって、迫り来るように思えました。
一羽のメジロが、ちょうどカメラを向けていた真正面で、羽を休めてくれました^^
ピントも奇跡的に、メジロさんにドンピシャリ!
コンデジのズームを目一杯かけて撮影した画像を更にトリミングしても、メジロと白梅の爽快感溢れるシャープさを感じることができて、幸せな気分にw
ぷっくりとしているイメージを抱いていたメジロでしたが、意外とスリムで、目つきも精悍なのですね。
鶯色の羽毛も、とても綺麗です。
整然とした枝振りの白梅とは対照的に、奔放に枝を伸ばしている…といった風な、紅梅のしだれ梅。
枝垂れ掛かってくる細い枝の描く、見事なアーチが見事!
逆光に透ける小さな花弁1つ1つが、それぞれ濃淡のコントラストに彩られて、樹全体を染め上げていた桃色に、不思議な立体感を纏わせていました。
花や蕾というよりも、実のようにも思えてしまいそうな、幻想的な眺めでした。
百花繚乱の絶景で観る者を魅了する、城南宮のしだれ梅。
ここまで密生して、枝垂れた枝が重なり合うと、壮観そのものの風景ですね!
桃色の花が圧倒的に多い中、白や真の紅の色が、所々アクセントのように存在をアピールして、アクセントに富んだ満開の梅の景色を、演出していました。
手前に白梅、奥に紅梅。
紅白のしだれ梅を1つの画像に収めるアングルが意外に獲りづらく、逆光ながら貴重な1枚となりました(^^;)
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
逆光となったことで、殊に手前の白梅の花の透明感が増しました。
明るい日光に映えて、花と幹とが、クッキリとしたコントラストに。
それぞれピントを、手前の白梅に合わせたものと、奥の紅梅に合わせたもの。
同じ眺めでも、ピントの合わせ方で、印象が結構変わるものですね…。
直感的に「ザ・梅w」と感じてしまった、可憐な花w
厚みの感じられる花弁の質感が、実に艶やかに見えます。
こうして見ると、しだれ梅の花は、数多くの花弁が重なり合っていることが、分かりました。
蕾から開きつつある花の様子も、とてもチャーミングですね♪
見頃に差し掛かったタイミングに訪れて、蕾から満開までの、色々な段階にある花を観賞することができた、この日の観梅です。
貴重な?、白梅のほうが引き立っている眺め。
枝垂れている枝が、暖簾のように見えますね。
その紅白の暖簾を、大勢の観覧者たちが、花を愛でながら潜り抜けていきます。
咲き乱れるしだれ梅を、仰ぎ見ます。
空に透けるような桃色が、とても印象的な、逆光の景色。
背景の空が、繊細な枝1本1本までも、花や蕾を付けている様子を、クッキリと浮かび上がらせます。
梅の花のシャワーを浴びているが如き、不思議で幻想的な光景が、眼前に広がっていました。
2月下旬から3月にかけての、ほんの一時繰り広げられる、城南宮神苑での、しだれ梅による雅やかな饗宴。
早春の陽気の下で、穏やかに心和みつつ、ゆったりとした気分で満喫した、素敵な観梅でした。
<城南宮 弥生の観梅-03>>
数日間の短い京都観光ではあまり訪れることのない地区ですが、この時期だけは梅見の人々で賑わうのですね。
3つの天皇陵があることは全く知りませんでした。
桜は数で愛で、梅は個体を愛でると言う感覚がありましたが、こうして幾重にも連なる梅の競演も壮観ですね。
香りのない桜に対して、ほんのり香る梅は鳥たちにとっても心地の良い休息の場なのでしょうね。
確かに、城南宮の周囲には観光スポットがある訳でもなく、京都滞在の短い方には、訪れにくそうですが、この梅以外にも、1年を通じて季節の花を愛でたり、春と秋には神苑で和歌を雅に詠む曲水の宴も催されるので、京都の雰囲気を楽しむこともできると思います。
都であった訳ですから、御陵が多いのは当然なのでしょうね…私もわざわざお参りしたのは、初めてです。
梅は好きな花ですが、このしだれ梅の素晴らしさは、格別でした!タヌ子さんにも、ぜひ見ていただきたいです^^
足元で蠢く人間どもには目もくれず、梅の蜜に夢中で舌鼓を打っていた、メジロさん達でしたw