旭川から乗車した富良野線の列車は美瑛止まり、美瑛でトロッコ風の観光列車「美瑛・富良野ノロッコ号」に乗り継いで、更に先へと進みます♪
美瑛を過ぎると、なだらかな丘や、大雪山系を遥かに望む広々とした平地…と、北海道ならではの雄大な風景が車窓を飾るようになりました!
「ノロッコ」の名のとおり、列車は田畑や林の中をノンビリと走り抜けていきます。
窓ガラスのないオープン客車では、爽やかな外の風を受けながらの道中となりました。
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終点・美瑛に到着した、旭川からの富良野線の列車。
この駅で下車した方と、乗り換えて先へと進む方が、大体半々位でした。
かつて地元で採掘されていた凝灰岩(美瑛軟石)を使って建築された、こぢんまりとしていながら清楚な風格を漂わせる駅舎を撮影したかったのですが、接続が数分であったため、泣く泣く乗り継ぐ列車が待つ反対側のホームへと急ぎました。
せっかく美瑛にも来たのだから…と、車窓を流れる風景をノンビリ楽しもうと、美瑛からは、富良野行の「富良野・美瑛ノロッコ号(乗車したのは3号)」に乗車しました!
富良野行は、手前に写っている機関車(DE15形ディーゼル機関車)が最後尾となって3両の客車を押して走行します。
この機関車も、原則的には、ノロッコ号用の塗装を施された機関車が使用されるのですが、この日乗車したノロッコ号は都合によりこの機関車本来の塗装である機関車が連結されていました。
オープンエアのトロッコ客車に据え付けられていた、ダルマストーブ!
ノロッコ号が運転されるのは毎年6月~10月の期間。
期間の終わり頃では、流石に北海道なので、このストーブが活躍する機会もあるのでしょうね。
トロッコ客車の車内の様子(指定席です)。
木製のベンチ型シートが並んでいます。
花の見頃には、ほんの少し早かったせいか、車内は空いていました。
画像の正面には売店のコーナーもあり、乗務しているお姉さんが沿線の見所附近に差し掛かると、ガイド宜しく車内放送で案内してくださいます^^
美瑛を発車してしばらくすると、「美瑛の風景」である、美しく連なる丘が車窓を飾るようになります。
植えられた作物の種類や時期等の違いにより、様々な色や模様をした丘の姿は、列車から眺めても本当に美しかったです。
美瑛に数ある有名スポットのひとつでもある、赤い屋根の家が見えています。
丘の向こうには、遥か大雪山系を望みます。
列車も、この辺りでは景色を十分に楽しめるよう、速度を落としてゆっくり走行してくれて、まさに「ノロッコ」といった感じでしたw
左の斜面は、まるで緑の絨毯のようです。
列をなすように整然と植えられている作物の様子にも見入ってしまいます。
畑地の中で、所々疎らにぽつぽつと生えている樹木もまた、牧歌的な風景に花を添えています^^
美瑛町立美馬牛(びばうし)小学校の校舎の塔。
辛うじて、手前の林から突き出た屋根の部分だけを捉えることができました。
案内放送があったのですが中々見つけることができず、ようやく見つけたその姿もズームで望遠をかけないと小さくて、揺れる車内からの撮影は結構大変でした;
画像の手前には、黄色い小さな花々が咲き乱れていました。
どこまでも一直線に伸びていく道路…これもまた北海道らしい、大好きな風景です!
美瑛から美馬牛を経て2つ目の駅、上富良野に到着しました。
美瑛~美馬牛の区間は、上記のとおりゆっくり時間をかけての走行であったため、定期列車のディーゼルカーなら16分の所要のところを、このノロッコ号は27分かかっています。
富良野線は単線の路線、ここ上富良野で旭川行の列車とすれ違います。
美瑛~美馬牛のあたりは丘陵地であったので主として畑地が中心に広がっていましたが、富良野盆地へと入ってくると、水田も目に入るようになりました。
一直線の道路2発目♪
シャッターを切るタイミングが結構難しかったです;
沿線風景を楽しみながら、美瑛から37分で、6月~10月までの期間営業の臨時駅、ラベンダー畑に到着しました。
ノロッコ号はここから2駅先の富良野が終点ですが、この駅で下車するため、ノロッコ号の旅はここまでです。
基本的にノロッコ号しか停車しない、期間限定の臨時駅ですが、この辺りで恐らく随一ともいえる観光スポットへの最寄駅となることもあってか、このようにカラフルで立派な駅名標が立ち、記念撮影の場と化していました。
機関車と反対側の車端部、富良野行ノロッコ号の先頭部分。
丸っこい、愛嬌のある顔付きですね^^
この駅では、ほとんど乗客が入れ替わりました。
美瑛方面から乗車してきた方々がごっそりと下車した後、同じ位の大勢の方々が乗車して、小さなホームは束の間大変な混雑振りでした;
初夏の昼下がり、再び多くの乗客を乗せて、富良野・美瑛ノロッコ3号は、一路富良野を目指して走り去っていきました。
ここで下車した方々の目的地は皆同じ(^^;
踏切を渡って、炎天下(本当に;)をしばしの間、行軍宜しく列をなして歩き続けます。
美瑛を過ぎると、なだらかな丘や、大雪山系を遥かに望む広々とした平地…と、北海道ならではの雄大な風景が車窓を飾るようになりました!
「ノロッコ」の名のとおり、列車は田畑や林の中をノンビリと走り抜けていきます。
窓ガラスのないオープン客車では、爽やかな外の風を受けながらの道中となりました。
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終点・美瑛に到着した、旭川からの富良野線の列車。
この駅で下車した方と、乗り換えて先へと進む方が、大体半々位でした。
かつて地元で採掘されていた凝灰岩(美瑛軟石)を使って建築された、こぢんまりとしていながら清楚な風格を漂わせる駅舎を撮影したかったのですが、接続が数分であったため、泣く泣く乗り継ぐ列車が待つ反対側のホームへと急ぎました。
せっかく美瑛にも来たのだから…と、車窓を流れる風景をノンビリ楽しもうと、美瑛からは、富良野行の「富良野・美瑛ノロッコ号(乗車したのは3号)」に乗車しました!
富良野行は、手前に写っている機関車(DE15形ディーゼル機関車)が最後尾となって3両の客車を押して走行します。
この機関車も、原則的には、ノロッコ号用の塗装を施された機関車が使用されるのですが、この日乗車したノロッコ号は都合によりこの機関車本来の塗装である機関車が連結されていました。
オープンエアのトロッコ客車に据え付けられていた、ダルマストーブ!
ノロッコ号が運転されるのは毎年6月~10月の期間。
期間の終わり頃では、流石に北海道なので、このストーブが活躍する機会もあるのでしょうね。
トロッコ客車の車内の様子(指定席です)。
木製のベンチ型シートが並んでいます。
花の見頃には、ほんの少し早かったせいか、車内は空いていました。
画像の正面には売店のコーナーもあり、乗務しているお姉さんが沿線の見所附近に差し掛かると、ガイド宜しく車内放送で案内してくださいます^^
美瑛を発車してしばらくすると、「美瑛の風景」である、美しく連なる丘が車窓を飾るようになります。
植えられた作物の種類や時期等の違いにより、様々な色や模様をした丘の姿は、列車から眺めても本当に美しかったです。
美瑛に数ある有名スポットのひとつでもある、赤い屋根の家が見えています。
丘の向こうには、遥か大雪山系を望みます。
列車も、この辺りでは景色を十分に楽しめるよう、速度を落としてゆっくり走行してくれて、まさに「ノロッコ」といった感じでしたw
左の斜面は、まるで緑の絨毯のようです。
列をなすように整然と植えられている作物の様子にも見入ってしまいます。
畑地の中で、所々疎らにぽつぽつと生えている樹木もまた、牧歌的な風景に花を添えています^^
美瑛町立美馬牛(びばうし)小学校の校舎の塔。
辛うじて、手前の林から突き出た屋根の部分だけを捉えることができました。
案内放送があったのですが中々見つけることができず、ようやく見つけたその姿もズームで望遠をかけないと小さくて、揺れる車内からの撮影は結構大変でした;
画像の手前には、黄色い小さな花々が咲き乱れていました。
どこまでも一直線に伸びていく道路…これもまた北海道らしい、大好きな風景です!
美瑛から美馬牛を経て2つ目の駅、上富良野に到着しました。
美瑛~美馬牛の区間は、上記のとおりゆっくり時間をかけての走行であったため、定期列車のディーゼルカーなら16分の所要のところを、このノロッコ号は27分かかっています。
富良野線は単線の路線、ここ上富良野で旭川行の列車とすれ違います。
美瑛~美馬牛のあたりは丘陵地であったので主として畑地が中心に広がっていましたが、富良野盆地へと入ってくると、水田も目に入るようになりました。
一直線の道路2発目♪
シャッターを切るタイミングが結構難しかったです;
沿線風景を楽しみながら、美瑛から37分で、6月~10月までの期間営業の臨時駅、ラベンダー畑に到着しました。
ノロッコ号はここから2駅先の富良野が終点ですが、この駅で下車するため、ノロッコ号の旅はここまでです。
基本的にノロッコ号しか停車しない、期間限定の臨時駅ですが、この辺りで恐らく随一ともいえる観光スポットへの最寄駅となることもあってか、このようにカラフルで立派な駅名標が立ち、記念撮影の場と化していました。
機関車と反対側の車端部、富良野行ノロッコ号の先頭部分。
丸っこい、愛嬌のある顔付きですね^^
この駅では、ほとんど乗客が入れ替わりました。
美瑛方面から乗車してきた方々がごっそりと下車した後、同じ位の大勢の方々が乗車して、小さなホームは束の間大変な混雑振りでした;
初夏の昼下がり、再び多くの乗客を乗せて、富良野・美瑛ノロッコ3号は、一路富良野を目指して走り去っていきました。
ここで下車した方々の目的地は皆同じ(^^;
踏切を渡って、炎天下(本当に;)をしばしの間、行軍宜しく列をなして歩き続けます。
出来ることなら数ヶ月いや1年滞在してくまなく見てまわりたいです。
それぞれ個性のある駅や電車そして学校の建物までこだわりがあるのは自分達の住む土地を愛し誇りにおもう心の表れなのでしょうね。
写真だとわかりにくいのですが富良野行ノロッコ号ひょっとしたらラベンダーにあわせて紫色でしょうか?
できることなら、移住してしまいたいとさえ思う時もあります(^^;
北海道では、手入れの行き届いた街並みや田畑、大地をどっしり踏みしめるように走る列車等、目に入るもの全てから、この地に暮らす人々が如何にこの地を愛し慈しんでいるかを、実感できました。
ノロッコ号の色は、茶色でした。
恐らく、昔の客車を彷彿とさせるために、レトロ感を演出させたもののように思えました。
ダルマストーブ、まだ健在だったんですね。
でも、ストーブがあっても10月の北海道で窓なしの列車で30分過ごすのはちょっと辛そう。
天井に飾ってある葉の先に紫が見えますが、ラベンダーが飾ってあるのでしょうか。
車窓から見える景色はまさにデッカイドーホッカイドーですね。
作物も伸び伸びと育ちそう。
ラベンダーの香りは強いので、これだけ咲きそろっている畑に行ったら、その香りにノックアウトされそう。
少なくともハエは絶対いませんよね(笑)
ダルマストーブ、確かに窓無しは一見厳しそうですが、据え付けているということは効き目はあるという風にも思えて、レトロ感の演出だけではないのかもしれませんね^^
天井の草は、ラベンダーです。粋な演出ですよね!
車窓からは、普段頭の中にある北海道のイメージそのままの風景が広がり、感激しました!
遙か彼方まで続く田園や、どこまでも一直線の道路…何回見ても飽きることがありません!
花だけではなく、作物もちょうど成長期なのか、生き生きとした緑の絨毯もまた目に眩しかったです。
ラベンダーの香りは、自分の嗅覚が鈍かったのか広い屋外ですぐ拡散してしまったのかは不明ですが、それ程キツくは感じませんでした。
タヌ子さんの仰るとおり、確かにハエはいませんでしたよw
えっと5月の増毛ノロッコや塩狩ノロッコ運行時はまだ周囲に残雪が残っている事があり寒いです。
んで客車そのものは50系客車と言いまして昔通勤通学で使用していた車両なんですが、昔は機関車からの蒸気による暖房であったのが、ノロッコ改造時に車内を「天井板と骨組みを残し全て撤去しベンチ風シートに交換」した事から蒸気暖房も使用できなくなり代わりに「石炭ストーブ」の設置となった次第です。
今現在牽引している機関車も蒸気発生装置を搭載していますので蒸気暖房が可能ですが、それ以前に客車の暖房装置そのものを改造時に撤去していますので機関車からの暖房供給は望めません。
かつては雪原ノロッコ号として厳冬期にも運行した実績があるようで、その時はストーブもフル稼働してましたね。
4月の増毛ノロッコ号に乗車されますとダルマストーブがフル活用されていますよ。
コメントありがとうございます。
北海道の桜の季節は5月の連休頃という話は聞いたことがありますが、北の方では5月でも寒いのですね;
ダルマストーブも、改造に伴う必須の設備であったことは、ご指摘で初めて知りました!
蒸気暖房がNGとなったためのダルマストーブ、これはこれでレトロな雰囲気を醸して、お客さんにはいいアピールにもなりますね。
走行中に身を切る風がとても冷たそうですが、このダルマストーブが稼働しているノロッコ号にもぜひ乗車してみて、その暖かさを実感してみたいものです^^
コメントありがとうございます!
富良野や美瑛を訪れたこの旅行から、もう2年を経過しましたが、素晴らしい風景や美味しい食事の思い出は、今なおハッキリと覚えていて、また訪れたいと思っています。
ノロッコ号、オープンエア車両で北海道を肌で感じられるダイレクト感が最高ですよね。
のんびりガタゴト走ってくれるのも、北海道の雄大な景色を存分に楽しめて、私も再訪時には、きっとまた乗ってしまうと思います^^
クラさんのサイトへお邪魔させていただきました。
国内、海外へ、素敵なご旅行の詳細な記録、ゆっくり拝見させていただきます。